一万円>『カーネーション』第71話 - 2011.12.23 Fri
社会人になって思い知ったのが
一万円の重さと儚さだった気がする
…ひじゅにですが何か?
「イッパイイッパイ、カッツカツです」by昌子
昭和19年4月―
昨日と同じ戦死者の葬列で始まった今日。
見知らぬ人から知り合いへと変化。
それも知り合いも知り合い、かの婦人会の澤田さんが
息子の遺影を掲げて歩いている。
色んな意味で重い1シーン(――;)
そんな中で、ちょっと嬉しいのが
八重子さんが小原家で働き始めたこと。
パーマ機を供出し店を閉めざるを得なかった安岡家は
ますます大変だろう。
玉枝さんも勘助君も未だ姿を現さない。
ちっとも楽しい状況ではない。
ないのだけど…
それでも八重子さんに働き口があって良かったし
それが知らない何処かでなく糸子の所というのが安心だし
糸子と八重子さんが一緒にいるところは微笑ましいし
彼女を介して安岡家と繋がっているのが嬉しい。
そしてこの、ささやかな“喜ばしい出来事”が
次に来る奈津の悲しい出来事との対比にもなっている。
ああ、クールというか意地悪というかエゲツナイというか…
もっとやれ、渡辺あや!>ぉ
↑初めて名前を出したぞ。
岡田君の二の舞になるなよ。
なったら、ひじゅには平然と掌返すぞ。
昨日の優子ちゃんの軍国少女ぶりを受けて
太郎君が海軍に行きたいと言い出している、という話が出て
当時の状況も伺わせ
子供達の憧れの対象ということで
だんじりの大工方を分かりやすい例として挙げ
泰蔵さんへと話題は移る。
ここらへんの流れにも抜かりがない(笑)
そうして八重子さんエピから奈津エピへと移る
繋ぎは泰蔵さん。
ああ、こんな時にも泰蔵さん。
カッコイイ大工方だったと>過去形なのがちと悲しいけど、ま、引退後だからね
皆に囃されて、照れて席を外す八重子さんは妻。
妻になりたくてなれなかった奈津へと話は移る。
それに乗じて“太鼓”が閉店になったのを示し
それをきっかけにカフェも料亭も全部閉店だと状況説明を入れる
ここんところも抜かりない(笑)
奈津の言い方からすると、電話を貰った糸子は
奈津の説明を待たず一方的に“太鼓”で待ち合わせることに決め
呆れた奈津は店の外で糸子が来るのを待っていた…というわけ?
糸子にとっては待ち合わせ=“太鼓”の図式が頭にできてたろうし。
ツッコミの余地も入れてくれない『カーネーション』(笑)
ガランとした吉田屋。
糸子が祝言をあげた広間。
女将らしくキチンとした姿勢でお茶を出す奈津。
ここらへんで既に悲しみが漂う。
わざわざ糸子を呼び出したのは
本気で吉田屋を買ってもらえると思ってのことではないだろう。
知り合いの金持ちに全て断られ
糸子が最後の頼みの綱だった、という部分もあったかもしれないけど
オハラ洋装店は繁盛しているから、ひょっとしたら…という気持ちも
皆無ではなかったかもしれないけど
でも、やっぱ
一万円をポンと出せる程とは、本気では思ってなかったんじゃないかな。
つーか
善作父さんエピで情け深い人という印象の大地主さんにまで断られた時点で
もうダメだと悟っていたんじゃないかな。
奈津は最後に糸子に甘えたかったのだと思う。
どうしてもプライドが邪魔して弱音を吐くことは出来ず仕舞いだったけど。
勝さんの浮気を知った時に糸子が奈津の所へ行ったのと同じ。
この2人はまさしく表裏一体なのだろうな。
正反対かと思うと、妙な共通点があったりする。
神戸のお祖母ちゃんに電話してみたり
自分の店で雇おうと考えたり
一生懸命な糸子と
誰にも頼れないまま今の状況に陥り
誰にも頼らないまま姿を消してしまった奈津。
昌子さんの「カッツカツ」発言と、それを無視する糸子のシーンは
ちょっと笑えて良かった。
でも、あの感じだと
八重子さんを雇ったのも糸子の独断というかゴリ押しだったのだろうな。
こんなところまで対比させてる心憎い『カーネーション』。
それにしても
虫の調理法まで発行されてたのか…
勿論、現代でも虫の料理はあるけどさ。
こっちの場合、豊富だからとか美味しいからとかじゃなくて
もう、そこまで手を広げないと食物が得られない状況ってことだもんな。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ『ファイト』~『おひさま』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
一万円の重さと儚さだった気がする
…ひじゅにですが何か?
「イッパイイッパイ、カッツカツです」by昌子
昭和19年4月―
昨日と同じ戦死者の葬列で始まった今日。
見知らぬ人から知り合いへと変化。
それも知り合いも知り合い、かの婦人会の澤田さんが
息子の遺影を掲げて歩いている。
色んな意味で重い1シーン(――;)
そんな中で、ちょっと嬉しいのが
八重子さんが小原家で働き始めたこと。
パーマ機を供出し店を閉めざるを得なかった安岡家は
ますます大変だろう。
玉枝さんも勘助君も未だ姿を現さない。
ちっとも楽しい状況ではない。
ないのだけど…
それでも八重子さんに働き口があって良かったし
それが知らない何処かでなく糸子の所というのが安心だし
糸子と八重子さんが一緒にいるところは微笑ましいし
彼女を介して安岡家と繋がっているのが嬉しい。
そしてこの、ささやかな“喜ばしい出来事”が
次に来る奈津の悲しい出来事との対比にもなっている。
ああ、クールというか意地悪というかエゲツナイというか…
もっとやれ、渡辺あや!>ぉ
↑初めて名前を出したぞ。
岡田君の二の舞になるなよ。
なったら、ひじゅには平然と掌返すぞ。
昨日の優子ちゃんの軍国少女ぶりを受けて
太郎君が海軍に行きたいと言い出している、という話が出て
当時の状況も伺わせ
子供達の憧れの対象ということで
だんじりの大工方を分かりやすい例として挙げ
泰蔵さんへと話題は移る。
ここらへんの流れにも抜かりがない(笑)
そうして八重子さんエピから奈津エピへと移る
繋ぎは泰蔵さん。
ああ、こんな時にも泰蔵さん。
カッコイイ大工方だったと>過去形なのがちと悲しいけど、ま、引退後だからね
皆に囃されて、照れて席を外す八重子さんは妻。
妻になりたくてなれなかった奈津へと話は移る。
それに乗じて“太鼓”が閉店になったのを示し
それをきっかけにカフェも料亭も全部閉店だと状況説明を入れる
ここんところも抜かりない(笑)
奈津の言い方からすると、電話を貰った糸子は
奈津の説明を待たず一方的に“太鼓”で待ち合わせることに決め
呆れた奈津は店の外で糸子が来るのを待っていた…というわけ?
糸子にとっては待ち合わせ=“太鼓”の図式が頭にできてたろうし。
ツッコミの余地も入れてくれない『カーネーション』(笑)
ガランとした吉田屋。
糸子が祝言をあげた広間。
女将らしくキチンとした姿勢でお茶を出す奈津。
ここらへんで既に悲しみが漂う。
わざわざ糸子を呼び出したのは
本気で吉田屋を買ってもらえると思ってのことではないだろう。
知り合いの金持ちに全て断られ
糸子が最後の頼みの綱だった、という部分もあったかもしれないけど
オハラ洋装店は繁盛しているから、ひょっとしたら…という気持ちも
皆無ではなかったかもしれないけど
でも、やっぱ
一万円をポンと出せる程とは、本気では思ってなかったんじゃないかな。
つーか
善作父さんエピで情け深い人という印象の大地主さんにまで断られた時点で
もうダメだと悟っていたんじゃないかな。
奈津は最後に糸子に甘えたかったのだと思う。
どうしてもプライドが邪魔して弱音を吐くことは出来ず仕舞いだったけど。
勝さんの浮気を知った時に糸子が奈津の所へ行ったのと同じ。
この2人はまさしく表裏一体なのだろうな。
正反対かと思うと、妙な共通点があったりする。
神戸のお祖母ちゃんに電話してみたり
自分の店で雇おうと考えたり
一生懸命な糸子と
誰にも頼れないまま今の状況に陥り
誰にも頼らないまま姿を消してしまった奈津。
昌子さんの「カッツカツ」発言と、それを無視する糸子のシーンは
ちょっと笑えて良かった。
でも、あの感じだと
八重子さんを雇ったのも糸子の独断というかゴリ押しだったのだろうな。
こんなところまで対比させてる心憎い『カーネーション』。
それにしても
虫の調理法まで発行されてたのか…
勿論、現代でも虫の料理はあるけどさ。
こっちの場合、豊富だからとか美味しいからとかじゃなくて
もう、そこまで手を広げないと食物が得られない状況ってことだもんな。
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