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2011-12

色鉛筆>『カーネーション』第70話 - 2011.12.22 Thu

絶滅したと思っていたパリパリ麺のサラダが
また普通に置かれるようになったので>某コンビニ
またまた何度目だナウシカ!?状態になっている

…ひじゅにですが何か?



「安心して死んで」
↑ここ、ちょっと笑ってしまいました>スマソ



昭和18年9月―

外に戦死者の葬列>野辺送りってヤツ?
もはや日常の風景?

その直後に勝さんからの便りの話が来て
思いっきりフラグっぽい(^^;)

父さんの死を知らせる糸子の手紙は勝さんには届かない模様。
検閲されて?>身内の死の知らせは戦意を削ぐ?
郵便の関係?>こちらから行くには険しい場所にいるから?


「お母ちゃん、優子はお外で軍事教練してきます」

国民学校の教育のおかげで…というと、某前作を思い出してしまう。
ピエール出征の頃まではマジで泣けるドラマだったんだぞ。
戦後からは情けなくて泣けるドラマになってしまったけどな>ぉ

軍国少女…というと、『芋たこなんきん』を思い出す。
あれはちょと胸痛むエピだった。
子供ヒロインも大人ヒロインも好きだったけど
女学生ヒロインは、その勘違いぶりも含めて「愛しい」と思えたんだよな。

髪を切ってから俄然存在感を示して始めた優子ちゃん。

学校から帰るなり鉢巻を締めて友達と竹やり訓練ごっこ。
宝塚ばりの>お母ちゃんがスカーレット小原だから?
お芝居まで>お母ちゃんがリアル北島マヤだから?
洩れなく付いてくる>ここも実は『芋たこ』っぽい


現代の(つーか、ひじゅに個人の?)感覚では
幼い娘が軍国主義の兆候を見せ始めたら
「あっちゃー」となっちゃうだろう。
何とか立ち返らそうと焦るかもしれない。

でも、糸子は適当にスル―してるとこが笑える。
まあ、単に仕事が忙しいだけかもしれないけど(笑)

忙しい親の肩を揺するのも「煩い!」と怒鳴られるのもリアル。
ひじゅに家も昔は自営業だったから経験アル(笑)

ミシンをかけている間だけは静かにしていて
止まった途端にオネダリ再開ってところは
逆に躾が良いのかも?


猛獣@直子ちゃんは、そんな姉の陰に隠れているようでいて
水鉄砲だの万華鏡だの、竹やりとは対照的に玩具らしい玩具で遊んで
しっかり存在をアピール。

優子ちゃんが映画に連れていってくれと糸子に付き纏うシーンでは
ビンを棒で突いていたな。
当時ああやって精米したと聞いたことがあるけど、
それを真似した遊び?ままごとの一種?


食べ物がいよいよ不足してきて
庭で野菜を作ったり>りおさんが子守と兼任
衣類と交換するために縫い子を派遣>お使い要員は幸子さんとトメさん
という日常の一部がまた語られて

その次に来るのがハルお祖母ちゃんの食事シーン、てのが面白い。

この間は米粒がほとんど見えないおかゆだったけど
今日のはマトモな量みたい。
何とか小原家は食べてはいられるみたい。

心配だったハルお祖母ちゃん
床に就きっきりらしいけど
おかゆを糸子に食べさせてもらってるけど
父さんと同じ僻み根性が出しているけど(^^;)
食べっぷりは十分元気そう。

糸子とのやり取りが漫才っぽくて楽しい。


そして再び優子ちゃんエピ。

母子3人で映画鑑賞。
「絶対絶対面白いに決まってる」
と、過大な期待で臨んだものの
「オモロない」
と、途中で帰ることに。

優子ちゃんの“軍国主義”の終焉?

無知なまま周囲に踊らされ中身のない情熱で突っ走るも
ほんの少し実情に触れると自分の理想との違いに気付き
あっという間に冷めてしまう…

優子ちゃんの場合は子供だから…で笑って済ませられるけど
昨日の婦人会のオバチャン達を筆頭に当時の日本人の多くが
そんな程度だったってことを象徴した皮肉なエピだったのかも?
考え過ぎ?


普通の女の子(キャンディーズではない)に戻って
再び歌いながら帰る母子の前に、今度は赤狩りが―

これまた当時の「日常」と言えるし
軍国主義の次に共産主義を持ってくるところが
用意周到というか(笑)

リンチの様な逮捕劇に脅える優子ちゃんと
彼らの言葉を聞きつけて「赤って何?」と質問する直子ちゃん。
タイプの違いがよく表れているよね。

でもって
「赤」に答えて、文字通りの色彩の話に転化する糸子。
ここもちょっと『芋たこ』を彷彿とさせるなあ。

「赤と白足したら?」
「桃色」
「もっと足したら?」
「桜色」
「ちいと青足したら?」



ちゅーことで色鉛筆を買い与える糸子。
昌子さんにまた諌められるのも“日常”だけど(笑)

でも、もしかして
これで色彩に目覚めて後にファッションの道を歩むことになるのかな?


外では、だんじりの準備に動き始めたオッチャン達。
冒頭のシーンとは対照的。

これまた日常だけど
これは戦争よりずっとずっと前から続いてきたこと。

「それでも、だんじりは何が何でも引かなあかんもんや」

ずっとずっと続いてきた人々の暮らしや文化や心や楽しみ
そうしたものを邪魔してはいけない、壊してはいけない。

「そういうもんや」





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