親分>『カーネーション』第68話 - 2011.12.21 Wed
今日は前編が楽しく大笑い
糸子の啖呵、サイコー!
逆回しもサイコー!
…ひじゅにですが何か?
「どこの親分や!?」by昌子
昨日は世間の怖さを視聴者にも思い知らせた『カーネーション』。
今日は優しい言葉をかけてくれる人を冒頭で登場させて
ちょっとホッコリさせてくれたりなんかして
配慮してくれてんなー、と思っていたら
「ウチの頭はこれまでよりよう下がるようになりました」
と来るんだから、ホンマに楽しい『カーネーション』。
また糸子が商売人として一つ進歩する機会となったのだもの。
転んでもタダでは起きない…ちゅーか
凹んでもプラスに繋げるシタタカサ…ちゅーか
こんな風に反省したり成長したりしていくヒロインって好きだな(^^)
「ますますウチの者にガミガミ言うようになりました」
これはしょーがないよね(^^;)
モンペ教室には支障を来さなかったみたいでホッとしたのも束の間
またまたやって来た婦人会。
上等の着物をまた元に戻せる仕方でモンペにする、というのは
バッチグーなアイディアだと思っていたけど
女心に沿っているし
戻せる=平和になる、という願いも込められているし
この婦人会の様なバリバリの愛国家からの批判も上手くかわせるし
勿論、オハラ洋装店の存続にも小原家の家計にも資するし。
ここのところにも遂に魔の手が(笑)
「モンペはボロギレで作れ!」
ってアナタ…
物資不足なんだからボロギレだって無い所には無いだろうし
かろうじて取っておいた晴れ着なら何とか…って家も少なくなかったかも?
…って、そーいう話ではない?(笑)
でも何かさー
婦人会の連中って、お国のことも戦争のことも本当はよく分かってなくて
相手(特に色々恵まれてそうな人)をバッシングすることと
全てを同じ枠に嵌め込み低いレベルに貶めることに
快感(ある意味、性的な)を得ているだけに見えてしまう。
…こんな風に感じるのってバリバリ現代の視点?(笑)
戦争中、軍の関係者が
『風と共に去りぬ』や『ファンタジア』を観て(上海やマニラで)
「こんな映画を作る国には勝てない」と衝撃を受けた―
ちゅー話は有名だよね。
オシャレだの商売だの、そんなことで同じ日本国民を縛り上げ
ある意味、食い潰していた日本じゃあ
どう見たって勝ち目はないよなあ。
…なんて言っちゃったら現代においても非国民認定?
「ええから早よ帰ってんか!?」
これはもう大笑い。
オノマチ最高!
それを真似した昌子さんの方がドスが効いていた様な気がしないでもないけど(笑)
でも、これでは解決したことにはならないから、どーすんのかと思ったら
まさかの優子ちゃんヘアカット。
善作父さんが反対していたオカッパを
父さんがいなくなったからと実行しちゃう糸子って凄い。
だからこそ三つ編みを守ろう、と考える人の方が多いと思う。
なのに逆を行っちゃうんだもの。
元々下ろしていたいた前髪もさらに短くしちゃうし。
まあ、あれが当時の基準だったんだろうけど
ワンピースをブカブカに作った件にも通じる気がして
糸子らしくて笑える。
どうせすぐ大きくなるから服も大き目に作る
どうせすぐ延びるから髪も短く
って感じで(笑)
鏡を見た途端に優子ちゃんが嫌がるのも
皆に褒められても納得しないのもリアル(笑)
でもって、それで木岡さんの家まで行って
靖さんに出逢って
軍服の話に繋がるとは!?
「ぐん…ぐん…ぐんぷ…軍服!」
も笑えた。
リヤカー引いて意気揚々とミシンを運びにやって来た婦人会に
今度は糸子が直接応対せず
顔で昌子さんを動かすところに
「親分」の言葉も生きていたし(笑)
皆一斉に軍服を掲げているところも面白かったし
次郎長一家なんてのと同じ意味合いでの小原一家になってた感じ。
「ウチ、自分でどないかしてんで」
と、父さんの遺影に自慢する糸子が
実は父さんのおかげだったのだと気付くところが
あっと驚く(?)逆再生で語られるところが楽しかった。
優子ちゃんの髪を切る時に遺影がアップになって
父さんの手がそれを止めようとしているかに見えて
ちょっと悲しそうな感じだったのが
一転して、元気だった頃の自慢気な表情に見えて
嬉しかったなあ。
つまりは父さんが生前築いた人脈ちゅーヤツのおかげなんだけど
まるで死後の父さんが娘に力を与えているみたいな描き方で
幽霊がよく登場する朝ドラの“お約束”にも適ってるし
ひじゅにの様に霊魂不滅説を信じない視聴者にも受け入れやすい形だったし
絶妙だったと言えるかも?
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ『ファイト』~『おひさま』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
糸子の啖呵、サイコー!
逆回しもサイコー!
…ひじゅにですが何か?
「どこの親分や!?」by昌子
昨日は世間の怖さを視聴者にも思い知らせた『カーネーション』。
今日は優しい言葉をかけてくれる人を冒頭で登場させて
ちょっとホッコリさせてくれたりなんかして
配慮してくれてんなー、と思っていたら
「ウチの頭はこれまでよりよう下がるようになりました」
と来るんだから、ホンマに楽しい『カーネーション』。
また糸子が商売人として一つ進歩する機会となったのだもの。
転んでもタダでは起きない…ちゅーか
凹んでもプラスに繋げるシタタカサ…ちゅーか
こんな風に反省したり成長したりしていくヒロインって好きだな(^^)
「ますますウチの者にガミガミ言うようになりました」
これはしょーがないよね(^^;)
モンペ教室には支障を来さなかったみたいでホッとしたのも束の間
またまたやって来た婦人会。
上等の着物をまた元に戻せる仕方でモンペにする、というのは
バッチグーなアイディアだと思っていたけど
女心に沿っているし
戻せる=平和になる、という願いも込められているし
この婦人会の様なバリバリの愛国家からの批判も上手くかわせるし
勿論、オハラ洋装店の存続にも小原家の家計にも資するし。
ここのところにも遂に魔の手が(笑)
「モンペはボロギレで作れ!」
ってアナタ…
物資不足なんだからボロギレだって無い所には無いだろうし
かろうじて取っておいた晴れ着なら何とか…って家も少なくなかったかも?
…って、そーいう話ではない?(笑)
でも何かさー
婦人会の連中って、お国のことも戦争のことも本当はよく分かってなくて
相手(特に色々恵まれてそうな人)をバッシングすることと
全てを同じ枠に嵌め込み低いレベルに貶めることに
快感(ある意味、性的な)を得ているだけに見えてしまう。
…こんな風に感じるのってバリバリ現代の視点?(笑)
戦争中、軍の関係者が
『風と共に去りぬ』や『ファンタジア』を観て(上海やマニラで)
「こんな映画を作る国には勝てない」と衝撃を受けた―
ちゅー話は有名だよね。
オシャレだの商売だの、そんなことで同じ日本国民を縛り上げ
ある意味、食い潰していた日本じゃあ
どう見たって勝ち目はないよなあ。
…なんて言っちゃったら現代においても非国民認定?
「ええから早よ帰ってんか!?」
これはもう大笑い。
オノマチ最高!
それを真似した昌子さんの方がドスが効いていた様な気がしないでもないけど(笑)
でも、これでは解決したことにはならないから、どーすんのかと思ったら
まさかの優子ちゃんヘアカット。
善作父さんが反対していたオカッパを
父さんがいなくなったからと実行しちゃう糸子って凄い。
だからこそ三つ編みを守ろう、と考える人の方が多いと思う。
なのに逆を行っちゃうんだもの。
元々下ろしていたいた前髪もさらに短くしちゃうし。
まあ、あれが当時の基準だったんだろうけど
ワンピースをブカブカに作った件にも通じる気がして
糸子らしくて笑える。
どうせすぐ大きくなるから服も大き目に作る
どうせすぐ延びるから髪も短く
って感じで(笑)
鏡を見た途端に優子ちゃんが嫌がるのも
皆に褒められても納得しないのもリアル(笑)
でもって、それで木岡さんの家まで行って
靖さんに出逢って
軍服の話に繋がるとは!?
「ぐん…ぐん…ぐんぷ…軍服!」
も笑えた。
リヤカー引いて意気揚々とミシンを運びにやって来た婦人会に
今度は糸子が直接応対せず
顔で昌子さんを動かすところに
「親分」の言葉も生きていたし(笑)
皆一斉に軍服を掲げているところも面白かったし
次郎長一家なんてのと同じ意味合いでの小原一家になってた感じ。
「ウチ、自分でどないかしてんで」
と、父さんの遺影に自慢する糸子が
実は父さんのおかげだったのだと気付くところが
あっと驚く(?)逆再生で語られるところが楽しかった。
優子ちゃんの髪を切る時に遺影がアップになって
父さんの手がそれを止めようとしているかに見えて
ちょっと悲しそうな感じだったのが
一転して、元気だった頃の自慢気な表情に見えて
嬉しかったなあ。
つまりは父さんが生前築いた人脈ちゅーヤツのおかげなんだけど
まるで死後の父さんが娘に力を与えているみたいな描き方で
幽霊がよく登場する朝ドラの“お約束”にも適ってるし
ひじゅにの様に霊魂不滅説を信じない視聴者にも受け入れやすい形だったし
絶妙だったと言えるかも?
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やっくんち
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