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2011-12

手柄>『カーネーション』第61話 - 2011.12.12 Mon

PCがもう寿命なのか、扱いが粗いらなのか(笑)
めちゃくちゃ重いしエラーは多いしフリーズも度々。
なので新品を買いに行ったらアレコレ勧められイイ気になって
光に変えてプロバイダーも変えて色々と大変…

取り合えず今はPC本体の到着待ちで
それまで今のPCを宥め宥め使う予定(^^;)

…ひじゅにですが何か?



「心細いわ…」



土曜日から燃え続けていた善作父さん(違
ようやく火が消えて良かった。

ガシャンと大きな音がした時は油のビンが爆発したのかと思ったけど
家はそれほど酷い被害ではなさそうだったから
ビンが落ちてすぐ父さんが火鉢を外に投げたのかも?

カイロを入手したことも
油のビンを戸棚の上に置いたのも
その下に火鉢を移したのも
全ては“たまたま”ってヤツ。

不幸中の幸いは父さん達と糸子が再び同居を始めた後だったことかも?

だって千代母さんったらパニクっちゃってて役に立たなかったから。
持ってる布団を父さんに掛けるとかして火を消す工夫ができなかったものか…
と思うけど
での、いざとなると頭真っ白になっちゃってダメなことってあるよね。
ひじゅにも全く自信がない。

だから、糸子は本当に強いと思うよ。


強いからって
全てが完璧なわけがない。

他の人なら恐れに囚われたり泣き崩れたりする様な状況下で
一人しっかり立っていられたとしても
何も感じていないわけではない。

立っていなければならない立場だから。

糸子は確かに鈍感なところはあるけど
反面、非常にナイーブなところもある。
それは今迄のスピーディな展開の中でもしっかり描かれてきた。

持って生まれた性格+強くならざるを得ない立場でもあったと思う。
特に今は店主でもあり母親でもあり家長でもある。
戦時下という特殊な状況でもある。

座り込んで泣き喚くばかりの母さんや
放心状態のハルお祖母ちゃんの様に
糸子もなれたら却って楽だったかもしれない。
でも、糸子は彼女らを守るべき立場だし覚悟もしているから
強くあらねばならないし、実際に強い。

そんな糸子のおかげで最悪の状態は避けられたけど
強いから余裕でできたことではなくて
文字通り火事場の馬鹿力。

病院に着いてからも自分がびしょ濡れなのにも気付かなかった。


妊娠中に火事を目撃すると、お腹の子供に痣ができる―
次に気にかけたのはお腹の子供のこと。

何でもない時に聞いたら笑い飛ばせる、ただの迷信。
でも、実際に火事に直面した後だったら、やはり気になってしまうと思う。
それだけ母親というのは子供のことでは繊細なものだろうから。

糸子の言葉を聞いた時の木之元さん達の反応からして
当時はずっと真面目に考えられていたことなのだろうな。
アッサリと否定してくれたお医者さんGJ。


そんな不安を抱えながらも、家に帰れば後片付けに忙しい糸子。
テキパキ動き、職人に愛想を言い、お祖母ちゃんを労わり…

他の人々は糸子の指図に従うだけで良い。
お祖母ちゃんを父さんの横に寝かせるという
思いやり&陣痛が始まった糸子のための部屋の用意
ということも糸子自身に言われないと分からない。
そもそも糸子を休ませようと思いつかない。

それを責めてるんじゃないよ。
ひじゅにも、そっちの側だろうからね(笑)

ただ思うのは
皆にとっては糸子は本当に頼り甲斐がある頼もしい存在で
とてもとても強い人に見えただろうなってこと。

糸子自身も強いつもりで、とにかく頑張っていたのだろう
その時までは。


でも、お産が始まって糸子は自分の弱さを自覚する。

周囲の人々にいかに助けられていたか、強く認識するに至る。
ここのところが、とても面白いと思った。


まあ実際、木之元さんや木岡さん夫妻がいなかったら大変だったし
お祖母ちゃんが動けなくなったことで存在の大きさに気付かされたし。

理屈的には当たり前っちゃー当たり前で、
気付かないのは傲慢ってことになっちゃうのだろうけど
ひじゅには、あまりそう感じなかったんだよな(笑)
糸子贔屓なのかもな>自覚なかったけど(笑)

独断で無理な注文を受けたり
そのために皆の協力を強引に要請したりはしたけど
だから皆は振り回されて気の毒な部分はあると思うけど
でも、糸子はそれを当たり前みたいな見方はしていなかったし
結構、人への接し方には思いやりを示していたと思うので。

誰かが
手塚治虫とスタッフ達みたいなもん
みたいな例えをしていてスンナリ納得してしまった。
ひじゅには手塚治虫は全面的に支持してますから(笑)


ともかくもね、
これに気付いた糸子は視野が少し広がったし“成長”したわけだから
素直に嬉しいと思う。

でもって
比較的受身だった周囲の人々の中で唯一“強く”頑張っていた昌子さんが
「お産、初めてやさかい」と泣いていたのが
今回の糸子自身と重なるものがあったし

静子も同調し泣くところで
周囲の人々にも意識の変化があったことが感じられて
とても良かった。


加えて、
皆の頑張りが火事の後片付けから出産へと移り
悲しい出来事から喜ばしい出来事へと移り
ショックでボケてしまったかと思われたお祖母ちゃんを復活させ

それが全員の希望を象徴しているかの様で感動的だった。


連続ドラマであると同時に一回一回が一つの話として纏まってもいる。
毎回ちゃんと緩急あって楽しめて、ちゃんとオチをつけている。

ひじゅに的にはツッコミを入れる余地がなくて困るくらい(笑)
敢えて言うならナレーションの多さ?
でも、今のところ気にならない私って変?





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何だかんだと書いています。
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ムン・ヒジュン(笑)
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