雪>『カーネーション』第59話 - 2011.12.09 Fri
今朝、オープニングのとこだけ『あさイチ』を観ることができたんだけど
泰蔵さんのことを糸子の「初恋の相手」だなんて言っていた。
それって違くね?
観てるふりして実は大して観てねーだろ、イノッチよ!?
…全国お茶の間から一斉にツッコミの声が上がったに違いない。
…ひじゅにですが何か?
写真を見つけて
その女性に出逢っていたことを思い出して
その日の夫の様子を思い出して
夫の知らなかった面を色々見て驚いたことも思い出して
それらを結び付けて妄想を巡らせて
混乱して
落ち込んで
僻んで
怒って
男達に呆れて
女友達に縋りに行って
少し前なら八重子さんか玉枝さんが相手だったはずが
今は奈津しかいなくて
女はこれで良いのだと自分に言い聞かせて
泰蔵さんに偶然逢って気まずく無言の挨拶をして
「目を開けたら雪が降ってました」
こんなに盛り込んで15分。
これだけ濃い15分。
女心が移り変わっていく様を細かく描いて15分。
奈津の話の様子では菊乃さんは芸妓さんらしい。
別嬪で有名らしい。
店と聞いて女将だと思い込んでた私って…(笑)
考えたら女将だと、糸子と立場的に同じだもんな>ある意味
浮気するには色んな面で違う相手を選びそう。
善作父さんは、やはり菊乃さんを知っていた様子。
でも、勝さんの浮気にまでは気付いていなかった?
父さんが御座敷遊びや歌舞伎等を教え
勝さんが単独でもっと先へと踏み込んでしまった?
そーいや、あの時○○だった…
↓
もしかしたら、□□だったのかも…
↓
きっと、△△だったに違いない!
事実と女の勘と妄想が結び付き、心の中で真実になる。
現実がどうなのかはさておき。
いやあ、糸子もやっぱり女の思考(笑)>ぉ
勝さんのことで動揺していたのに
庇う父さん達に腹を立て
男全般に怒りを抱き
いつしか男VS女へ―
初期の頃、男尊女卑の時代を強調していたのを思い出す。
今や仕事面では男と同等(男以上かも?)の活躍をしている糸子だけど
いわゆる男女関係においては、まだまだ発展途上だったので
今になって対立関係を意識し始めた?
こーいう風に
問題が広がっていくというか
肝心の問題は忘れるのでも軽くなるのでもなく、より重く胸にのしかかるけれど
それとは少しズレた方向へと取り合えずの怒りや嘆きが向かっていく…
これって安岡家に対する態度にも似ている。
糸子らしいと言えるけど、女ならでは…とも言えるかも(笑)>ぉ
「惚れ直した」という言い方をしていた糸子。
つまり歌舞伎デートでイキナリ恋愛感情が芽生えたのではなく
それなりに勝さんに愛情を抱いてはいたけど…ってことだよね。
仕事仕事で忙しくても、らしい言動を示さなくても
気持ちは分かってくれている、と信じていたのだろう。
「都合の良い旦那」という言い方も
勝さんは自分を理解し愛してくれていると安心していたからこそだろう。
仕事仕事で忙しく家庭を顧みない夫の立場の人達と似ているかも。
こーいう所は男性的な糸子。
でも、今や女性的な方へ傾いてしまった糸子は男に対抗して女友達のもとへ。
上にも書いたけど、以前だったら八重子さんや玉枝さんの出番。
八重子さんは優しい先輩女性としてアドバイスを与えてくれただろうし
玉枝さんは温かい母親のように慰めや癒しの態度で接してくれただろう。
でも、彼女らを失ってしまった糸子は奈津のもとへ。
奈津も働く女として、糸子と似た立場であり生き方をしている。
偶然にも夫に逃げられた後で、糸子の一歩先を行っている>ぇ
商売柄また環境柄、キャラ的にも奈津の方が男女の問題には詳しい&クールだし
糸子以上に肩肘張って歩いている。
だから奈津からは安岡家のような女性的な応対は望めない。
襖を一旦閉めてからまた開けて
「シャキッとしいや」と言ってくれたのは
奈津なりの優しさであり友情だと思うけど
何つーか“男前”なやり方だよね(笑)
「女同士はこれでええんや」
男VS女 のはずが、何か微妙に違う気がする(笑)
それが面白いのと
少しは気分が変わったかもしれないけど絶対スッキリとはしていないだろう糸子が
気の毒でもあり滑稽でもあるのと
画面にも台詞にも出ていないのに自然と安岡家が浮かぶのが
やはり巧みな脚本だよなあと感心する。
ラストで泰蔵さんと気まずく擦れ違いをするシーンを持ってくる
分かりやすさと絶妙さと意地の悪さに苦笑してしまう。
おまけに雪…
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ『ファイト』~『おひさま』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
泰蔵さんのことを糸子の「初恋の相手」だなんて言っていた。
それって違くね?
観てるふりして実は大して観てねーだろ、イノッチよ!?
…全国お茶の間から一斉にツッコミの声が上がったに違いない。
…ひじゅにですが何か?
写真を見つけて
その女性に出逢っていたことを思い出して
その日の夫の様子を思い出して
夫の知らなかった面を色々見て驚いたことも思い出して
それらを結び付けて妄想を巡らせて
混乱して
落ち込んで
僻んで
怒って
男達に呆れて
女友達に縋りに行って
少し前なら八重子さんか玉枝さんが相手だったはずが
今は奈津しかいなくて
女はこれで良いのだと自分に言い聞かせて
泰蔵さんに偶然逢って気まずく無言の挨拶をして
「目を開けたら雪が降ってました」
こんなに盛り込んで15分。
これだけ濃い15分。
女心が移り変わっていく様を細かく描いて15分。
奈津の話の様子では菊乃さんは芸妓さんらしい。
別嬪で有名らしい。
店と聞いて女将だと思い込んでた私って…(笑)
考えたら女将だと、糸子と立場的に同じだもんな>ある意味
浮気するには色んな面で違う相手を選びそう。
善作父さんは、やはり菊乃さんを知っていた様子。
でも、勝さんの浮気にまでは気付いていなかった?
父さんが御座敷遊びや歌舞伎等を教え
勝さんが単独でもっと先へと踏み込んでしまった?
そーいや、あの時○○だった…
↓
もしかしたら、□□だったのかも…
↓
きっと、△△だったに違いない!
事実と女の勘と妄想が結び付き、心の中で真実になる。
現実がどうなのかはさておき。
いやあ、糸子もやっぱり女の思考(笑)>ぉ
勝さんのことで動揺していたのに
庇う父さん達に腹を立て
男全般に怒りを抱き
いつしか男VS女へ―
初期の頃、男尊女卑の時代を強調していたのを思い出す。
今や仕事面では男と同等(男以上かも?)の活躍をしている糸子だけど
いわゆる男女関係においては、まだまだ発展途上だったので
今になって対立関係を意識し始めた?
こーいう風に
問題が広がっていくというか
肝心の問題は忘れるのでも軽くなるのでもなく、より重く胸にのしかかるけれど
それとは少しズレた方向へと取り合えずの怒りや嘆きが向かっていく…
これって安岡家に対する態度にも似ている。
糸子らしいと言えるけど、女ならでは…とも言えるかも(笑)>ぉ
「惚れ直した」という言い方をしていた糸子。
つまり歌舞伎デートでイキナリ恋愛感情が芽生えたのではなく
それなりに勝さんに愛情を抱いてはいたけど…ってことだよね。
仕事仕事で忙しくても、らしい言動を示さなくても
気持ちは分かってくれている、と信じていたのだろう。
「都合の良い旦那」という言い方も
勝さんは自分を理解し愛してくれていると安心していたからこそだろう。
仕事仕事で忙しく家庭を顧みない夫の立場の人達と似ているかも。
こーいう所は男性的な糸子。
でも、今や女性的な方へ傾いてしまった糸子は男に対抗して女友達のもとへ。
上にも書いたけど、以前だったら八重子さんや玉枝さんの出番。
八重子さんは優しい先輩女性としてアドバイスを与えてくれただろうし
玉枝さんは温かい母親のように慰めや癒しの態度で接してくれただろう。
でも、彼女らを失ってしまった糸子は奈津のもとへ。
奈津も働く女として、糸子と似た立場であり生き方をしている。
偶然にも夫に逃げられた後で、糸子の一歩先を行っている>ぇ
商売柄また環境柄、キャラ的にも奈津の方が男女の問題には詳しい&クールだし
糸子以上に肩肘張って歩いている。
だから奈津からは安岡家のような女性的な応対は望めない。
襖を一旦閉めてからまた開けて
「シャキッとしいや」と言ってくれたのは
奈津なりの優しさであり友情だと思うけど
何つーか“男前”なやり方だよね(笑)
「女同士はこれでええんや」
男VS女 のはずが、何か微妙に違う気がする(笑)
それが面白いのと
少しは気分が変わったかもしれないけど絶対スッキリとはしていないだろう糸子が
気の毒でもあり滑稽でもあるのと
画面にも台詞にも出ていないのに自然と安岡家が浮かぶのが
やはり巧みな脚本だよなあと感心する。
ラストで泰蔵さんと気まずく擦れ違いをするシーンを持ってくる
分かりやすさと絶妙さと意地の悪さに苦笑してしまう。
おまけに雪…

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