乗る>『カーネーション』第12話 - 2011.10.15 Sat
いや~
今日は泣いてしまったわ
…ひじゅにですが何か?
先週は“だんじり”で始まり
今週は“だんじり”で終わる
糸子が善作父さんに過激に叱られたのも―
落ち込んだ子供糸子が泰蔵さんに倉庫の“だんじり”に乗せてもらったのと
落ち込んだ父さんが泰蔵さんに“だんじり”への憧れに挫折した昔語りをしたのも―
(双方とも、それが“救い”にはならなかったのも)
そして今日の、勘助君が絡んだ喧嘩も―
父さんが階段の方から糸子を心配そうに覗き込んでいるのも―
皆の前でのアッパッパ・ファッションショーと
皆の前での桝屋パッチ店で働く許しを得るのも―
そして二階の窓から“だんじり”祭を眺めるのも―
リンクさせた話作りが凄い。
細かい部分の繋がりはちょこちょこと出てきて
それだけでも嬉しかったんだけど
こういう大きなシーンでの、この巧みさに
オラわくわくしてきたぞ! (by悟空)
子供時代、喧嘩そのものには決着が付かないままだった。
あれはあれでホッとしたんだけど、それ以上の意味があったとは…
この間、粟おこしを食べながらの勘助君とのお喋りシーン
勘助君が学校でイジメに遭ってるらしいというネタ振りにもなってたけど
それ以上に気になったのは
父さんに「男の力」を思い知らされたのに
まだ勘助君に対する糸子の目線は変わっていないのね…ってことだった。
でも、それは勘助君との個人的関係っちゅーか、距離感を示すものであり
また、大人ぶりながらも糸子はまだまだ子供だということを示しているのだとも思った。
そしたら、もうダイレクトに今日のシーンに繋がってたのね。
“だんじり”には手が届かず
ドレスはサイズが合わず
アッパッパは禁止され
桝屋パッチ店で働くことには反対され…
後の方のは呉服屋だからってのもあるけど
やっぱ根本は「女」ってことが関係していて
それでも最後の砦にしていた“喧嘩”と勘助君への優越感(?)を
文字通り地に叩き伏せられてしまった。
父さんは「男」であるが故の苦難に陥っていて
一見、真逆であるようでいて
“だんじり”という点で共通点があり
↑ここのところ男女の垣根を払う根拠にもなるかも?
遂に父さんが許可を与えてくれたのは
娘可愛いさとか親心とかってのでなく(まあ、それも根底にはあるだろうけど)
自分も自分の“だんじり”に乗って頑張っていたつもりだったのに挫折したことで
人間として糸子の苦悩を察したからこそ…
って感じなのが良かった。
冒頭での木之元電気店と父さんの対比も切なかった。
安易に向こうを成功者とするのでなく
今はまだ海のものとも山のものとも分からないみたいな様子にしてるのも
ボーっとしている父さんに母さんが虫下しを渡すのも
良いバランスだな。
大地主さんの注文は果たさせてあげたかったけど
こうした結末がふさわしかったのだろうな。
娘に対する態度と父さんに対する態度で
大地主さんの良い人ぶりも伝わってきたし。
前払いしてくれるとかして今回は上手く行かせるって手もあったのに
安易にそうせず、静かに諭すように廃業を勧めるのが
この場合は本当に優しいってことなのかもな。
その娘さんだけど…
一見、容姿で笑わせようとしてるみたいで
そーいうの好きじゃないなって思ったんだけど
父さんの商売下手を、さり気に表すのには効果的だよね。
娘さん自身も口先だけのお世辞としか感じず喜べない言葉しか
父さんには出せなかった…ってことでさ。
“だんじり”祭―
泰蔵さんがどれだけ進歩したのかは分からなかったけど>ぉぃ
“だんじり”を曳いている勘助君は喧嘩シーンに続き成長を感じさせたし
泰蔵さんを見つめる奈津の切ない視線がチラと映ったのも効果的。
「ミシンちゅうんやで」
↑この台詞に泣いてしまった
“だんじり”に乗っている泰蔵さんに
自分の“だんじり”に乗れることになったと
心の中で語りかける糸子。
“だんじり”と男尊女卑を繰り返し描いていたことで
シツコイと感じたり
両者の結び付きを強引と感じる視聴者もいるかもしれないけど
朝ドラ“お約束”とまではいかないものの
“付き物”の一つにはなっている感のある“祭”を
ここまでテーマに上手く絡めたのは凄いと思う。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ『ファイト』~『おひさま』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
今日は泣いてしまったわ
…ひじゅにですが何か?
先週は“だんじり”で始まり
今週は“だんじり”で終わる
糸子が善作父さんに過激に叱られたのも―
落ち込んだ子供糸子が泰蔵さんに倉庫の“だんじり”に乗せてもらったのと
落ち込んだ父さんが泰蔵さんに“だんじり”への憧れに挫折した昔語りをしたのも―
(双方とも、それが“救い”にはならなかったのも)
そして今日の、勘助君が絡んだ喧嘩も―
父さんが階段の方から糸子を心配そうに覗き込んでいるのも―
皆の前でのアッパッパ・ファッションショーと
皆の前での桝屋パッチ店で働く許しを得るのも―
そして二階の窓から“だんじり”祭を眺めるのも―
リンクさせた話作りが凄い。
細かい部分の繋がりはちょこちょこと出てきて
それだけでも嬉しかったんだけど
こういう大きなシーンでの、この巧みさに
オラわくわくしてきたぞ! (by悟空)
子供時代、喧嘩そのものには決着が付かないままだった。
あれはあれでホッとしたんだけど、それ以上の意味があったとは…
この間、粟おこしを食べながらの勘助君とのお喋りシーン
勘助君が学校でイジメに遭ってるらしいというネタ振りにもなってたけど
それ以上に気になったのは
父さんに「男の力」を思い知らされたのに
まだ勘助君に対する糸子の目線は変わっていないのね…ってことだった。
でも、それは勘助君との個人的関係っちゅーか、距離感を示すものであり
また、大人ぶりながらも糸子はまだまだ子供だということを示しているのだとも思った。
そしたら、もうダイレクトに今日のシーンに繋がってたのね。
“だんじり”には手が届かず
ドレスはサイズが合わず
アッパッパは禁止され
桝屋パッチ店で働くことには反対され…
後の方のは呉服屋だからってのもあるけど
やっぱ根本は「女」ってことが関係していて
それでも最後の砦にしていた“喧嘩”と勘助君への優越感(?)を
文字通り地に叩き伏せられてしまった。
父さんは「男」であるが故の苦難に陥っていて
一見、真逆であるようでいて
“だんじり”という点で共通点があり
↑ここのところ男女の垣根を払う根拠にもなるかも?
遂に父さんが許可を与えてくれたのは
娘可愛いさとか親心とかってのでなく(まあ、それも根底にはあるだろうけど)
自分も自分の“だんじり”に乗って頑張っていたつもりだったのに挫折したことで
人間として糸子の苦悩を察したからこそ…
って感じなのが良かった。
冒頭での木之元電気店と父さんの対比も切なかった。
安易に向こうを成功者とするのでなく
今はまだ海のものとも山のものとも分からないみたいな様子にしてるのも
ボーっとしている父さんに母さんが虫下しを渡すのも
良いバランスだな。
大地主さんの注文は果たさせてあげたかったけど
こうした結末がふさわしかったのだろうな。
娘に対する態度と父さんに対する態度で
大地主さんの良い人ぶりも伝わってきたし。
前払いしてくれるとかして今回は上手く行かせるって手もあったのに
安易にそうせず、静かに諭すように廃業を勧めるのが
この場合は本当に優しいってことなのかもな。
その娘さんだけど…
一見、容姿で笑わせようとしてるみたいで
そーいうの好きじゃないなって思ったんだけど
父さんの商売下手を、さり気に表すのには効果的だよね。
娘さん自身も口先だけのお世辞としか感じず喜べない言葉しか
父さんには出せなかった…ってことでさ。
“だんじり”祭―
泰蔵さんがどれだけ進歩したのかは分からなかったけど>ぉぃ
“だんじり”を曳いている勘助君は喧嘩シーンに続き成長を感じさせたし
泰蔵さんを見つめる奈津の切ない視線がチラと映ったのも効果的。
「ミシンちゅうんやで」
↑この台詞に泣いてしまった
“だんじり”に乗っている泰蔵さんに
自分の“だんじり”に乗れることになったと
心の中で語りかける糸子。
“だんじり”と男尊女卑を繰り返し描いていたことで
シツコイと感じたり
両者の結び付きを強引と感じる視聴者もいるかもしれないけど
朝ドラ“お約束”とまではいかないものの
“付き物”の一つにはなっている感のある“祭”を
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