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2011-06

魔法のお菓子>おひさま第64話 - 2011.06.16 Thu

A:来春の朝ドラ・ヒロインは掘北真希ですってよ、奥様!
B:まあ、朝ドラといったら新人育成ドラマだと思っていたのに…
A:もう、だいぶ前から崩れてるわよ。
  最近では『てっぱん』『かめ』くらいなものでしょ、新人と言えるのは。
B:ああ、その2作でNHKも懲りたのねえ…

…ひじゅにですが何か?



昨日は「第63話」なのに「第62話」と書いてました(^^;)

どうも、このところボーっとしてるなと思ったら
今日は朝から頭痛がするしダルイし…風邪みたい。

↑さり気に風邪に責任転嫁



ちゅーことで、今日は「第64話」!

婚約者の葬式に向かう途中で陽子を訪ねる真知子の図ぅー

寺脇父さんを訪ねる「安曇野の帝王」の図ぅ―

共通項はハグ?


まずは真知子―

「この様な格好で申し訳ございません」
確かに>ぉ

結婚式と遊びに来た日と丸庵には2回来て様子も分かっているから
真知子が先に陽子に逢いに行こうと決めたのも自然な流れだな。
徳子さんが、すぐに陽子の友達だと分かったのも。

真知子の婚約者が…と真相を見破ってしまうのは、鋭過ぎ!
という気もしないでもないが
でも、あの格好だし(笑)
徳子さん&道夫さんが真知子について得ている情報は婚約中くらいのもんだろうし
結婚したばかりの陽子と同い年の女性なわけだし
夫や婚約者を戦地に送り出した女性は大勢いただろうし
何より自分達も息子の生死を毎日気にかけて暮らしているわけだし…

考えると、やっぱ不自然さはないのかもな。
…って、何を一生懸命擁護してるんだか(笑)


二階に上がる際、真知子に手を差し伸べる陽子。
いつも人に手を差し伸べてもらうことが多かった陽子だから
このシーンは、さり気に良かったと思う。


「私ね、涙が出ないの」
中西さんの死を悲しめない自分を責める真知子。

そりゃあ仕方ないよ。
視聴者だって感情移入するどころか、どんな人かもよく分からず仕舞いだったもの(笑)
つーか、こういう結果を期待していた視聴者も少なくないかも?>ぉ

勿論、ドラマだから言えることで(^^;)
真知子は同じ世界に生きる同じ人間だからな。
ましてや4年間(だっけ?)中西さんの祖母&母と一緒に暮らしたんだものな。

祖母&母も真知子に好意を持っているからこそ「来なくていい」と言ってくれたのだろう。
真知子の心が他の男性にあることなど知らなかったろうし…
いや、薄々悟っていたとしても
あの時代、世間体とか“形”を重視して婚約者欠席など考えられなかったんじゃないかな。


陽子がハル兄さんの出征を伝えられなかったのは仕方ない、っていうか
それを知ったら今の真知子は立っていられないかもしれないから、
それで良かったと思う。
昨日、ハル兄さんに真知子の気持ちを言えなかったのは賛否両論ぽいけど(^^;)
育子に人の人生を左右する様なことは安易に言うべきではないと釘を差されたのが
今だに響いてるんじゃないか…という気がする。


帰り際に、道夫さんから渡される「魔法のお菓子
色んなことが思い浮かんでしまった。

まず道夫さんが「うちの子供達」と複数形で言ったのが悲しかった。
娘がまだ元気だった頃に、よく作ったお菓子なのだろうね。

真知子と陽子の口に放り込むところは、女学生時代に
失恋して大泣きしていた陽子の口に飴屋の主人が飴や饅頭を放り込んだことが
懐かしさと切なさを伴って思い出される。

相手の心を和らげるために甘い物を食べさせる、ってとこには
お祖母さまがハル兄さんにキャンディを食べさせた時のことが浮かんだ。

甘い、という点では
防空壕に持って行ったくらい大事な砂糖を使ってくれた道夫さんの気持ちにジンとくるし…

食べ物が美味しそうに見えるというのも朝ドラ“お約束”の一つだけど
『おひさま』はそれに適っているだけでなく+αもある。
学校の子供達の食事エピ×3(野草雑炊・蕎麦団子・お汁粉)も
そもそも初期に登場したお弁当エピ×3(陽子手作り・運動会・ユキちゃんと分け合う)も
それぞれ泣けたしな。


真知子が来た時と帰る時の宮澤さんも良い味だったね。


そして寺脇父さん&「安曇野の帝王」―

やっぱ帝王は父さんに友情を感じているのね。
ままままさか某前作のアザトイBL風味を揶揄?

娘を思って泣く帝王>周囲に気遣う父さんがカワイイ

息子を思って泣く父さん>表情演技がさすが
の転換が見どころ。

「負けるぞ、この国」
さすが帝王、色んな所に通じている様子。

真っ直ぐな真っ直ぐな思いで志願して旅立っていったシゲ兄さん
医者という命を救う道を歩みながら命を奪い合う場へと導かれてしまったハル兄さん
そんな息子達の力になれるという思いで戦いの道具を作っている父さん

彼らの生き方が救われる道は勝利しかないと…少なくとも、この時は思えただろうに。



暗い気持ちのまま終わらせない『おひさま』は現代シーンに切り替え。

視聴者のブーイングが届いたのか元々こういう算段だったのか、大人しい房子ちゃん。
耐えられないと分かりながらも、あの時代に生きてみたかったと呟く。

それって決して辛い時代に惹かれてのことではなく
そうした中でも強く生きていた人々同士の温かい触れ合いが
逆に現代には感じられないから…かも?

「私の語りが上手いからじゃないかしら」
房子ちゃんまでもシリアス・モードなので茶化してみせる夕陽の陽子。
でも多分、相変わらずの上目線なんて思う視聴者も結構いたりして?(笑)

視聴者の思いと制作者の意図を込めたかの様な2人のやり取りの後
再登場した伊藤ゆかりは東京から疎開してきた杏子ちゃんだと判明し
新学期へと物語は移っていくのだった。

ところで今日の最大疑惑
「魔法のお菓子」の正体はドーナツかサーターアンダギーか!?

…って厳密な違いを知らないんだけど、でも食感は異なるよね





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