『JIN-仁-』第6話 - 2011.05.29 Sun
第6話『坂本龍馬の闇』
保険と暗殺、そして無尽灯
『JIN-仁-』といったらペニシリンというくらいで>そうか?
目の前にいる患者を救うため止むに止まれず作ったペニシリンを
全国に普及させるため活動を始めるまでに至ったのは
今いる時代と未来に対する仁の見方や考え方の変化を象徴するものでもあるよね。
それと並行して龍馬の変化を取り上げたのが面白い。
最初から存在感バッチリだった龍馬だけど、
以前は仁を中心に、すぐ傍に龍馬がいる…という印象だった>私だけ?
でも、龍馬自身の人生がどんどん進み始め、
今は仁と並んで中止に立っている…まさに表裏一体という感じで。
だから、仁が歴史に対し積極的になっていくにつれ
龍馬の“運命”との関わりにもまた積極的になっていく。
で、それは最も“歴史の修正力”もしくは“神”に逆らっていくことでもある。
で、その龍馬が今迄とは少し変わってしまっている…というのが面白い。
長崎での龍馬との再会の仕方や、銃を運ぶのを目撃するところは笑えた。
あれってギャグだよね?
龍馬自身も相変わらず飄々としていて、かつ熱くもあって魅力的。
だから、つい見逃してしまいそうになるのだけど>ぇ
龍馬がやっていることは武器商人に他ならない。
私はもうメチャクチャ歴史(だけじゃないけど)に疎いもんだからさ
『龍馬伝』とかも楽しく視聴してはいたんだけどさ
龍馬の“夢”は大きいし、薩長同盟とかも凄いと思うのだけどさ
やはり武器商人という点には引っかかりを感じていた。
だから、そこのところに仁も疑問を抱き
本来の龍馬とは少し人が変わってしまったと感じるという今回の話には
何か、しっくりきたというか、「こういうところを示してほしかったんだよ」と思った。
加えて、戦い=暴力によって事を成し遂げようとする考え方にもね。
すぐ傍で戦を見学しているシーンは少しばかりショッキングだった。
そりゃあ当時は文字通り人と人との戦いだから、そうできるのは理屈では分かるけど。
でも、とても分かりやすい構図。
同じものを見ながら、龍馬と仁の解釈は全く違う。
龍馬は長州軍が優勢であること、その兵達が農民であることを
自分の“夢”にダイレクトに繋がるものと捉え、喜んでいたけれど
仁の目には同じ日本人同士が争っているとしか映らない。
暴力は暴力を産むだけという仁の主張の方が真実だ。
そう思う私の考え方は現代人ならでは、なのかもしれないし
時代を理解できていない“青い”理想論に過ぎないのかもしれないけど
同じく現代人である仁が同じ様な気持ちを声高に叫んでくれたところは良かった。
仁もまた、医術以外のところでは“青い”のかもしれないけどね。
実際、そんな仁をカッコ良く描くのでなく
龍馬一行から離れ幕府軍の兵士を治療したものの、
彼らが結局アッサリ殺されてしまうことで
「私なりの戦い」と宣言したものが早くも崩れ去ってしまう…
という容赦ない展開だった。
だからって、仁を否定しているわけでは決してない。
龍馬は確実に、仁の言動に心揺さぶられていたから。
龍馬の有名な写真が仁との2ショットに変わったのが暗示的。
今迄は、仁が龍馬に関する歴史を変えることができるとすれば
それは襲撃を受けた後の彼を治療して命を救うってことかも…と
今迄は漠然と考えていた。
でも、もしかしたらそういう目に派手な出来事ではないのかも?
龍馬は仁の生き方に刺激されて大きく前進し始めたわけだし、
今回、仁の言葉でまた軌道修正しそうな雰囲気だから、
つまりは仁との関わりによって龍馬の内面が歴史とは違う方向へと変わっていくことで
歴史そのものも微妙に変わっていく…という流れなのかも?
保険については話すことができた=未来のことを伝えることはできる
ってことで、
ペニシリンもそのカテゴリーに入ることなのだとしたら
龍馬に内面的影響を与えることも、そうなのかもしれない。
許されることなのかもしれない。
田中久重に電球を渡したこともそうかもしれず
で、そういう分野で仁は行動を始めたってことだよね。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆

保険と暗殺、そして無尽灯
『JIN-仁-』といったらペニシリンというくらいで>そうか?
目の前にいる患者を救うため止むに止まれず作ったペニシリンを
全国に普及させるため活動を始めるまでに至ったのは
今いる時代と未来に対する仁の見方や考え方の変化を象徴するものでもあるよね。
それと並行して龍馬の変化を取り上げたのが面白い。
最初から存在感バッチリだった龍馬だけど、
以前は仁を中心に、すぐ傍に龍馬がいる…という印象だった>私だけ?
でも、龍馬自身の人生がどんどん進み始め、
今は仁と並んで中止に立っている…まさに表裏一体という感じで。
だから、仁が歴史に対し積極的になっていくにつれ
龍馬の“運命”との関わりにもまた積極的になっていく。
で、それは最も“歴史の修正力”もしくは“神”に逆らっていくことでもある。
で、その龍馬が今迄とは少し変わってしまっている…というのが面白い。
長崎での龍馬との再会の仕方や、銃を運ぶのを目撃するところは笑えた。
あれってギャグだよね?
龍馬自身も相変わらず飄々としていて、かつ熱くもあって魅力的。
だから、つい見逃してしまいそうになるのだけど>ぇ
龍馬がやっていることは武器商人に他ならない。
私はもうメチャクチャ歴史(だけじゃないけど)に疎いもんだからさ
『龍馬伝』とかも楽しく視聴してはいたんだけどさ
龍馬の“夢”は大きいし、薩長同盟とかも凄いと思うのだけどさ
やはり武器商人という点には引っかかりを感じていた。
だから、そこのところに仁も疑問を抱き
本来の龍馬とは少し人が変わってしまったと感じるという今回の話には
何か、しっくりきたというか、「こういうところを示してほしかったんだよ」と思った。
加えて、戦い=暴力によって事を成し遂げようとする考え方にもね。
すぐ傍で戦を見学しているシーンは少しばかりショッキングだった。
そりゃあ当時は文字通り人と人との戦いだから、そうできるのは理屈では分かるけど。
でも、とても分かりやすい構図。
同じものを見ながら、龍馬と仁の解釈は全く違う。
龍馬は長州軍が優勢であること、その兵達が農民であることを
自分の“夢”にダイレクトに繋がるものと捉え、喜んでいたけれど
仁の目には同じ日本人同士が争っているとしか映らない。
暴力は暴力を産むだけという仁の主張の方が真実だ。
そう思う私の考え方は現代人ならでは、なのかもしれないし
時代を理解できていない“青い”理想論に過ぎないのかもしれないけど
同じく現代人である仁が同じ様な気持ちを声高に叫んでくれたところは良かった。
仁もまた、医術以外のところでは“青い”のかもしれないけどね。
実際、そんな仁をカッコ良く描くのでなく
龍馬一行から離れ幕府軍の兵士を治療したものの、
彼らが結局アッサリ殺されてしまうことで
「私なりの戦い」と宣言したものが早くも崩れ去ってしまう…
という容赦ない展開だった。
だからって、仁を否定しているわけでは決してない。
龍馬は確実に、仁の言動に心揺さぶられていたから。
龍馬の有名な写真が仁との2ショットに変わったのが暗示的。
今迄は、仁が龍馬に関する歴史を変えることができるとすれば
それは襲撃を受けた後の彼を治療して命を救うってことかも…と
今迄は漠然と考えていた。
でも、もしかしたらそういう目に派手な出来事ではないのかも?
龍馬は仁の生き方に刺激されて大きく前進し始めたわけだし、
今回、仁の言葉でまた軌道修正しそうな雰囲気だから、
つまりは仁との関わりによって龍馬の内面が歴史とは違う方向へと変わっていくことで
歴史そのものも微妙に変わっていく…という流れなのかも?
保険については話すことができた=未来のことを伝えることはできる
ってことで、
ペニシリンもそのカテゴリーに入ることなのだとしたら
龍馬に内面的影響を与えることも、そうなのかもしれない。
許されることなのかもしれない。
田中久重に電球を渡したこともそうかもしれず
で、そういう分野で仁は行動を始めたってことだよね。
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