『相棒』シーズン9【第12話】 - 2011.01.24 Mon
第12話『招かれざる客』
今回、わわわたくしは反則的な視聴方法を取ってしまいました。
放送時にTVの前に駆けつけた時は既にドラマは佳境に入っており
録画しているのだから、そのまま諦めておけば良いのに…ついつい…
ついついチラ観してしまったのでございます。
ほんの二箇所程だけどね。
一つは、右京さんが集まっている人々が正体を隠していることを見抜くシーン。
夫婦という設定なのに、違うデザインの指輪をしていたり、まるきりしていなかったり…
という、素人丸出しの失態と
各人が、過去の自分の立場を説明するかの様な言葉を発してしまった…
という、誰でもやっちゃいそうなウッカリミス。
後で録画を最初から観直した際、
その指や指輪が思いっきりアップで映ったり、問題の発言が結構ワザトラシク響いたり
とっても分かりやすい演出になっていて、ちょっと笑ってしまったのだけど
謎解き部分を観ないままだったら気付いたかどうか、自信は全くございません(笑)
もう一つは、最後の最後、ミッチーのヘモグロビン値とナポリタン。
いきさつを知らないままでも笑えたけど、ちゃんと最初から観たらもっと笑えた。
こういうオチで締めるってことが分かっていても、褪せないシーンだった。
てことで、つまり…
推理物としては間違った観方をしてしまったけど、
今回は、それが主となる話ではない…というのが、より強く認識できたと言えるかも?
負け惜しみ?
いやいや、その通りだと思いますです。
雨の中、右京さんが舞台となる“オーベルジュ”にやって来たところから
妙に芝居がかった雰囲気が漂っていた。
雨、洋館、密室的状況、限られた登場人物…
昔風の上流階級の匂い、肖像画、高級ワインと料理、薀蓄…
動機は尊敬する主人の死と、皆が愛するお嬢様のため…
財産を埋めるという行為もクラシカルなイメージがあるし…
アガサ・クリスティ作品等によくありそうなシチュエーション。
ソコハカトナク二時間ドラマも彷彿とさせる。
この『相棒』自体からも、薫ちゃんの時代にあったイカのエピを思い出してしまったし(笑)
全体が、いわゆるミステリーのパロディになっているみたい。
一番の見どころは、やはり右京&ミッチーの下手な芝居(笑)
イキナリ乱暴な言葉遣いをする右京さんに、まず笑えた。
それこそ二時間ドラマで、その様な口調のキャラを演じる水谷豊を観たことはある。
それは右京さんとは別人だから、ちゃんと様になっている。
でも、右京さんがああいう話し方をすると全然似合わないので笑える。
ミッチーは右京さんに即座に合わせることができるから、アドリブ力はあるんだろうけど
芝居そのものは右京さん以上に臭いところが笑えた。
そして勿論、極めつけはヘモグロビン。
でも、それで終わりじゃなくてナポリタンで余韻を残すところが良かったな。
相棒らしくなった2人と『相棒』らしいラストシーン。
ただ、ちょっと不満だったのは
お嬢様のため…という目的が果たされずに終わったこと。
それとも、今や成人となったお嬢様の手に、あのお金は渡るのかな?
ま、個人的に、こーいう話は成就させてやりたいという気持ちが強く働いちゃう方なので
理性的に考えれば、これが最善の結末なのだろうな、とは思う。
エルキュール・ポアロだったら、もしかしたら、その部分は見逃すという結末にもなり得るかも?
という気がするけど
扱ったのは、あくまでも右京さんだから、どうしても“正義”は成されなきゃいけないんだよね…。
それに後味がほろ苦いのも『相棒』の特性と言えるしな。
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やっくんち
今回、わわわたくしは反則的な視聴方法を取ってしまいました。
放送時にTVの前に駆けつけた時は既にドラマは佳境に入っており
録画しているのだから、そのまま諦めておけば良いのに…ついつい…
ついついチラ観してしまったのでございます。
ほんの二箇所程だけどね。
一つは、右京さんが集まっている人々が正体を隠していることを見抜くシーン。
夫婦という設定なのに、違うデザインの指輪をしていたり、まるきりしていなかったり…
という、素人丸出しの失態と
各人が、過去の自分の立場を説明するかの様な言葉を発してしまった…
という、誰でもやっちゃいそうなウッカリミス。
後で録画を最初から観直した際、
その指や指輪が思いっきりアップで映ったり、問題の発言が結構ワザトラシク響いたり
とっても分かりやすい演出になっていて、ちょっと笑ってしまったのだけど
謎解き部分を観ないままだったら気付いたかどうか、自信は全くございません(笑)
もう一つは、最後の最後、ミッチーのヘモグロビン値とナポリタン。
いきさつを知らないままでも笑えたけど、ちゃんと最初から観たらもっと笑えた。
こういうオチで締めるってことが分かっていても、褪せないシーンだった。
てことで、つまり…
推理物としては間違った観方をしてしまったけど、
今回は、それが主となる話ではない…というのが、より強く認識できたと言えるかも?
負け惜しみ?
いやいや、その通りだと思いますです。

妙に芝居がかった雰囲気が漂っていた。
雨、洋館、密室的状況、限られた登場人物…
昔風の上流階級の匂い、肖像画、高級ワインと料理、薀蓄…
動機は尊敬する主人の死と、皆が愛するお嬢様のため…
財産を埋めるという行為もクラシカルなイメージがあるし…
アガサ・クリスティ作品等によくありそうなシチュエーション。
ソコハカトナク二時間ドラマも彷彿とさせる。
この『相棒』自体からも、薫ちゃんの時代にあったイカのエピを思い出してしまったし(笑)
全体が、いわゆるミステリーのパロディになっているみたい。
一番の見どころは、やはり右京&ミッチーの下手な芝居(笑)
イキナリ乱暴な言葉遣いをする右京さんに、まず笑えた。
それこそ二時間ドラマで、その様な口調のキャラを演じる水谷豊を観たことはある。
それは右京さんとは別人だから、ちゃんと様になっている。
でも、右京さんがああいう話し方をすると全然似合わないので笑える。
ミッチーは右京さんに即座に合わせることができるから、アドリブ力はあるんだろうけど
芝居そのものは右京さん以上に臭いところが笑えた。
そして勿論、極めつけはヘモグロビン。
でも、それで終わりじゃなくてナポリタンで余韻を残すところが良かったな。
相棒らしくなった2人と『相棒』らしいラストシーン。
ただ、ちょっと不満だったのは
お嬢様のため…という目的が果たされずに終わったこと。
それとも、今や成人となったお嬢様の手に、あのお金は渡るのかな?
ま、個人的に、こーいう話は成就させてやりたいという気持ちが強く働いちゃう方なので
理性的に考えれば、これが最善の結末なのだろうな、とは思う。
エルキュール・ポアロだったら、もしかしたら、その部分は見逃すという結末にもなり得るかも?
という気がするけど
扱ったのは、あくまでも右京さんだから、どうしても“正義”は成されなきゃいけないんだよね…。
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