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2023-11

ながら見感想>『おかえりモネ』第22~最終週 - 2021.10.29 Fri

​​​​​​​​​​​​​​​​遂に最終回―

ちゅーても、ながら見だったんだけどさ(^^;)
ながら見ながらも感想を書きますわ。
いや、ながら見ならでは…かな(笑)

第22週『嵐の気仙沼』
第23週『大人たちの決着』
第24週(最終週)『あなたが思う未来へ』

…ひじゅにですが何か?



​​「違う時空で生きているのか」​by菅波



コロナ直前で物語終了…かと思いきや、数年後へとワープ。
菅波先生と逢うのは2年半ぶり…とか
太陽は久しぶり…とか
そして、ハグする前のモネの「良いんですか?」という台詞からして
コロナが何とか過ぎ去った世界ということなのだろう。

『だんだん』の最終回がやはり未来で終わり
その際、世界的不況がオバマのおかげで解決した…という
ちょっと失笑しちゃう(スマソ)世界だったのを思い出したけど
このモネ達の世界は私達と地続きであってほしいね。

実現したら、それこそ本当に
モネは近い未来を予言してくれたことになり
ドラマとして最高の締めになったと言えるかも>まあ、気象予報ではないけど(笑)


では、ながら見らしく表面的な感想を>ぉ


最終週の最初がモネ&菅波先生、未知&亮ちんの恋話で始まった時
やっぱ、前面に出るのは​恋話​なのね…と思ってしまった。
恋話が嫌いというわけではないんだけど
朝ドラにおける恋話って、ほら、ちょっとアレじゃん>アレって何よ

でも、先生と亜哉子さんが「外から来た人間」同士だと話すシーンで
ああ、そうか…と思った。
このドラマは色んな“対比”を描いてきた。

海と山
そこに住む人と他所から来た人

震災を経験した人としていない人
直に目撃した人としなかった人
被害を受けた人とそれほどでもなかった人

そして、姉と妹

それらは少ない登場人物の上で象徴的に描かれている。
亮ちん一人が物凄い苦境に落とされたのもそうだし
モネ&未知が姉妹でありながら対照的な位置にいるのもそう。

島から出て行く人、島にやって来る人、そして帰って来る人。


それらは対比でもあると同時に、繋がってもいる。
誰もが生きる上で悩んだり傷ついたりしている。

自分が苦しんでいるから「誰かの役に立ちたい」という思いで前を進もうとするのも
もがきながら、最終的には自分が救われることで本当に前に進める様になるのも
まさに、その通りだなあ…と思う。

朝ドラらしい様で、らしくもないドラマであったかなあ…と思う。
従来の朝ドラ・ヒロインなら、明るく元気に強引に人を導いていっただろうけど
モネは自分自身が迷うばかり…って感じだったから。

迷うあまり​キャラ変​とか​迷走​とか捉える人も多かったかも?
少なくとも、好き嫌いは大きく分かれたと思う(笑)


最後に未知の心の傷が明かされたんだけども…そこでチラリ思ったのは
もしかして、お祖母ちゃんは震災で亡くなったことにしたかったんじゃ…
でも、それでは未知の背負うものが重過ぎることになるから変えたんじゃ…
ってこと>考え過ぎ?

まあ、お祖母ちゃんも牡蠣から木に変わったし
ある意味、未知を縛り付けるものの象徴とも言えるものから>牡蠣に罪はない(笑)
未来や成長の象徴の様になったわけだし。

島に居辛くて外に出て行ったモネが島に帰って来て
島に縛り付けられていた未知が外に羽ばたいていく
という、これまた対比で終わった。
何年か後には未知も帰って来るだろうから
「ぐるぐる回ってる」(by女の子)にもなる。

モネと音楽の関わりも何とか回収。


新次さんの立ち直りが、完全に元の立場に戻るという
単純なものでないのも良かった。
失ったまま、どうしても取り戻せないものはある。
それを認め、受け入れなければ、再び歩き出すことはできないけど
その歩みは以前と同じでなくても良い。

耕治さんが亮ちんの船出を見送りに行けないのも興味深かった。
この2人の立ち位置も、​対比​であり、​繋がり​を表してもいる。


…と、ここまでの書き方だと絶賛しているかの様に感じるかもしれないけど
​そういうわけではござんせん。​
何せ、ながら見ですから(笑)


こういう設定とかテーマ(?)とかは、個人的好みの範疇だし
清原さんのモネは透明感があって、雰囲気はとても良い。

なのに、ながら見になってしまったのは…やはり面白味に欠けるから>言っちゃった

いや、じっくり観ていたなら深い面白味を感じたかもしれないけどね(笑)
逆に、余計に粗が目についた可能性もある。

恋話にあまり乗れなかったのは、特にモネ&菅波先生の描き方がイマイチだったから。
キャラは良いと思う。菅波先生はかなり魅力的だし。
舞台設定も良い。
ただ…話の進め方がイマイチだった>スマソ。

恋話に限らず、​エピソード​の作り方が、あんまし上手くなかったかも…かも…かも?
   ↑エラソウ

ながら見感想でした。



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姉と妹>『おかえりモネ』第17~21週 - 2021.10.16 Sat

​​​​​​​​​​​もう最終回も間近ですな。

第17週 「わたしたちに出来ること」
第18週 「伝えたい守りたい」
第19週 「島へ」
第20週 「気象予報士に何ができる?」
第21週 「胸に秘めた思い」

嫌いでもないけど熱もない(笑)
ながら見になっちゃっている私です>スマソ

…ひじゅにですが何か?



​「結局ずっと縛られてきたんだよ」​by未知



モネ:それは、あんたじゃん。
 大学に行くことも拒否して、この島に執着してんのは。

未知:お姉ちゃんと違って震災を間近で見たからね。

モ:また、それを言う… 
 私が、あんたの言葉に傷ついて
 どれだけ遠回りして、ここに帰って来たと思ってんの?

未:せっかく東京まで行ったんだから、ずっとそこで暮らしてれば良かったのよ。
 さっさと菅波先生と結婚してさ。
 帰って来たのは、やっぱ亮ちんを失うのが怖かったからじゃないの?

モ:そうやって何でもかんでも亮ちんに結び付ける…
 震災のせいにしているけど、あんたが島を出られないのは
 故郷だからでも家族のためでも、研究のためでさえもなく
 ただ、​亮ちんの傍にいたいだけ​でしょ!?

未:そそそそれを言っちゃう!?
 姉なのに…腐っても姉なのに…

モ:腐ってないわよ。
 そりゃあ、あんたにしょっちゅう責められて腐った気持ちになったことも
 一度や二度や三度はあったけど。

未:腐ったの意味が違うんだけど。

モ:とにかく私は、直接被害に遭わなかったことにコンプレックスを抱いてた。
 でも、世間には、対岸の火事でいられたラッキーな立場なのに
 そこに引け目を感じている人もいるって知ったの。
 震災だけでなく人は色々なことで傷を負っているってこともね。

未:そりゃあそうよ。
 酷い被害にあって傷ついている亮ちんに振り回される私も傷ついた。

モ:勝手に付き纏って自己中な期待を抱いて
 叶いそうもなかったから面白くないだけでしょ。

未:一度は亮ちんに告られたからって酷い言い草…
 じゃあ、お姉ちゃんは何をしたのよ?

モ:私は私なりに皆のためになりたいと願って気象予報士になったの。
 朝ドラヒロインらしい健気で真摯な思いでしょ?

未:そうやって​上目線​だから皆に敬遠されんのよ。
 嵐が来るだの地震だの警告ばっかで暗いにも程があるし
 それから逃げろって言うだけで止めることはできないんだもの
 ちっとも前向きじゃないわよ。

モ:そ、それはたまたま、そういう天候が続いたからで…
 つーか、穏やかな天気ばっかじゃドラマとして盛り上がらないじゃん。
 それに、そうしたジレンマを描くからドラマに深みが増すってものよ。。

未:お姉ちゃんって強引だよね。

モ:今の世の中、遠慮してたら損するばかりよ。
 それに今回、私がいたから亮ちんと何とか上手く行けそうになったわけじゃん。
 感謝してほしいわ。

未:まあ…それはね…嬉しいと思ってる。

モ:そうそう、そうやって素直でいて下さい。

未:でもさ、命からがらで帰って来て疲れ切ってる亮ちんを
 立ちっぱなしのまま2人でアレコレ責め立てて
 何だか​​洗脳​しているみたいだったわ。

モ:それを狙ってのことじゃん。
 あんたを見てると歯痒くて仕方なかったし
 私が島でまた暮らす様にするのは、この件を片付けとかなきゃって思ってさ
 姉として配慮したってわけよ。

未:ももももしや、菅波先生もこの手で攻略したの?

モ:あいつは鈍いからね。
 まずは周囲を煽って、場を盛り上げることから始めたのよ。
 とにかくさ、亮ちんとあんたがくっつくんだったら
 姉としては負けないくらいのイケメンを捕まえないとって思ってね。
 一応、顔だけは良い人だからさ。

未:相変わらずアクドイですな。

モ:最初は朝岡さんとどっちにしようかと迷ったんだけどね
 あの人もちょっと癖があるし
 同業者だと意見がぶつかる時もあるかもしれないし 
 やっぱ、医者を取ることにしたの。

未:『おかえりモネ』って震災を象徴に
 心に傷を持つ人達を繊細に多面的に描くドラマかと思ってたけど
 実は​あざとい恋物語​​だったのね。

モ:いや、​姉と妹の葛藤​だわよ。
 結局、姉が全てをコントロールしていたってオチだけど。

未:えっ…じゃ、私も洗脳されてたってこと?
 亮ちんへの思いも?
 そ…そういえば…私、何で亮ちんを好きになったんだろう…
 あれ?…あれ?…

モ:次はお父さんかな。
 あ、後、亮ちん父子をいじってドラマを盛り上げないとね。
 そうして綺麗に​大団円​を迎えませう。



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​​​​​​​​​​​

恋話>『おかえりモネ』第13~16週 - 2021.09.04 Sat

​​​​​​​一言感想


​葉っぱって…​


お祖母ちゃんったら
牡蠣から葉へと華麗に変身。

ももももしや
海から山へと移ったという象徴?

ままままさか
次は空に行って彩雲になって
ようやく昇天…というオチ?

いやいや、今や天はモネの管轄ですぜ>ぉ

…ひじゅにですが何か?



​「お姉ちゃんは正しいけど冷たいよ」​by未知



第13週『風を切って進め』
第14週『離れられないもの』
第15週『百音と未知』
第16週『若き者たち』

4週間もスルーしちまったわい(笑)


震災のトラウマを抱え
見出した進むべき道は気象予報士。

ちゅーことで第一部終了 ←勝手に切っている

就職までのアレコレは朝ドラ王道(笑)
鮫島さんエピはリアル世界でのパラリンピックに合わせた様で
却ってシラケたけど>こらこら
鮫島さんのキャラは好感持てるな。

その後は朝岡さんのアレコレや、りょーちん家のアレコレはあるものの
全体を貫くラブコメが個人的にはイマイチ。
あんな風に​外堀埋められまくり​で進行するのって、どーよ?

まあ、恋話は朝ドラに不可欠だから
つまりは一番の人気コンテンツなんだろうから
ここを好まない様では朝ドラ―とは名乗れない>名乗ってないけど

でも、脚本家としても、心の傷の方をこそ描きたい様に見えるので
それに恋話を絡めて話を構成していくのは良い工夫かも(笑)
視聴者の関心を引きやすいという意味でも
ある意味、感情移入しやすく分かり易くなるという意味でも
どちらも心の奥の弱く繊細な部分が揺り動かされるという共通点がある
という意味でも>無理くり擁護?

みーちゃんも、りょーちんも、モネと対比的な存在なので>それもかなりアカラサマ
この3人が絡むのは必然なんだけど
この3人が絡むと、ちょっと​キツイ​ものがある。
りょーちんの方が抱えているものは重いけど
みーちゃんの方が拗らせてる感じ。

菅波先生の存在が癒し。
キャラ的には彼の方が厄介だし、実際抱えているものもあるんだけど
彼が出てくると何かホッとする様になっている。
こういう部分だけで恋話を構成してくれてた方が良かった気が…
周囲が変に騒いでばかりじゃウザいんだもの(笑)

にしてもさ…

映画『ラヴソング』(ピーター・チャン監督)で
エリック・ツァンを見捨てることができなかったマギー・チャンを
ひじゅには大いに支持したのだよ。
「ここで彼を拒絶したら女じゃない!」とまで思ったのだよ。
昔観たきりなので、今観たらどうだろう…
やはり、エリックを捨てるな!と叫ぶ気がする。

なのに、りょーちんを受け入れなかったモネは正しいと思うし
冷たいとは感じない。

あそこで流されたら
りょーちんを「可哀想」と見なしたことになる。
それは、もはや友情ではないし、ましてや恋愛感情ではないし
りょーちんもそれが分かるだろうし…惨めになるだけだよね。

みーちゃんの矛盾した様な気持ちも
姉にキツイ言葉を放ってしまう気持ちも
分かる気がするし…

韓ドラみたいだな(笑)
四角関係は韓ドラ十八番だし。



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​​​​​​​​

おかげ>『おかえりモネ』第10~12週 - 2021.08.07 Sat

​​​​​​​​​​​​​先回「第8~10週」なんて書いたけれども
実際には第9週までの感想でした。

こんな、たま~にのブログでも
ポカしてしまう私って…

…ひじゅにですが何か?



​「結局自分のためなんじゃん?」​by莉子



ちゅーことで
第10週『天気予報は誰のため?』
第11週『相手を知れば怖くない』
第12週『あなたのおかげで』
です。


​​​「おかげ」​​って
それこそ朝ドラヒロインのために存在するかの様な言葉で(笑)
朝ドラ感想を書き続けて来た身にとっては、ある意味トラウマ。
まさに“呪いの言葉”だったな。


東京編スタート。

始まりは地方でも、ヒロインが夢に向かって歩き出すのは
AKでは東京
BKでは大阪
…というのも朝ドラ​“お約束”​
といっても最近は、そのまんまではない作品も増えて来たのだけど
敢えて(?)王道を行くのが『おかえりモネ』?

下宿先がちょっとユニークなのも
親友が一緒に住むことになるのも
就職の際、また就職後も結果オーライなハプニングがあるのも
いちいち“お約束”の流れなんだけど
気軽にツッコミを入れて楽しむには肝心のヒロインのキャラが重過ぎる(笑)
かといって批判的にもなれないのは
清原さんがあまりにも自然に演じているからかな?


重過ぎるといっても従来の朝ドラヒロインと比べれば重い…のであって
少なくとも、ひじゅに的にはモネみたいな方がリアル。

朝ドラヒロインの定型破りは、ひじゅにが本格的に朝ドラを観始めた
『ファイト』の時には既に行われていた。
“定型”が強烈なので「考えてるな」「工夫してるな」という
生意気な感想が先立ってしまうことが多かった。
でも、モネは清原パワーかもしれないけど自然に受け止めることができている。
その代わり(?)イマイチ受け入れ難い視聴者も少なくないんじゃ…という気も(^^;)

そのため、お話の流れは敢えて“お約束”満載にしているのか?
バランスを取るために、他の登場人物にも重い過去を持たせているのか?
…等々と思う今日この頃(笑)


そんな中、メンター役であろう朝岡さんが
既に確固たる立ち位置を持っているのではなく
まだ癒しきれていない傷を抱えていたり
本当に「やりたいこと」に向かって行く途上であること
…なんてのは面白いと思う。

また、恋のお相手(だよね?)の菅波先生も
モネに負けないくらい重いらしいのも(笑)

震災は勿論、物凄く辛い出来事で
ひじゅに自身も心に絡みついたまま持て余しているものがある。
でも、人を傷つけるものは他にも沢山あるということを
訴えているかの様でもある。


ところで
菅波先生のおかげで登米の人々とも繋がりがあって嬉しいのだけど
彼とモネのことをやたらと冷やかすのが​ウザい(笑)​

まあ、そういう人って確かにいるし
先生もモネも心の内をなかなか言葉に出さないから
ああいうシーンを入れることで軽さを出すと共に
「これは恋話ですよ!」という解説でもあるのかもね。


ともかくも
震災の際、自分がその場にいなかったことに後ろめたさを抱くモネが
「人の役に立ちたい」という動機で気象予報士の道を選んだのに
いざ、その道を歩き出すと、人ではなく​「自分のため」​と突き付けられる
というのも面白いし
「自分のため」と宣言し、それが「人のため」になるかもしれない
と主張する鮫島さんの登場も面白い。

モネは従来の朝ドラヒロインとの様な暴走型ではないので
目立たないのではないか…というと、そんなことはなく
現れる人や出来事がモネの成長に直接関わるものばかりなので
ちゃんとヒロインしているところがまた面白いと思う。


ちゅーてもね
個人的にこのドラマにハマっているかというと
​そうでもない…​ってところが
逆に面白いと言える…かも?>ぉ



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第1部終了>『おかえりモネ』第8~10週 - 2021.07.18 Sun

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​第8週『それでも海は』
第9週『雨のち旅立ち』
第10週『天気予報は誰のため?』

また3週纏めて…というか
2週ぶっ飛ばした…というか(^^;)

…ひじゅにですが何か?



​「どうか、あの子に!よい未来を」​byサヤカ



全く個人的な感覚なんだけど
こんな点に拘るのは、ひじゅにだけかもしれないけど(笑)
「!」が文の最後にではなく途中に付けられていることが
ちょっと胸に来た。

上手く言えないけど
エールを贈ることそのものよりも
「よい未来」を願うことよりももっと
サヤカさんの中で「あの子」@モネが大きい
…って感じ?
その大きさに打たれたっちゅーか。


嵐の海で始まった、このドラマ。
一転して舞台は山に移った。
空に浮かぶ彩雲を眺めるヒロインの姿が印象的だった。
最初から海と山と空が結び付いていて
雨を介して
ヒロインは気象予報という道に気付く。
この流れは美しい。


「誰かの役に立ちたい」
という願いを込められる職業は沢山ある。
つーか、全ての仕事に言えることだ。
震災に繋げるなら、医者とか看護師とか救助隊等が浮かぶ。
でも、モネが選んだのは、そうしたストレートな道ではない。

ここらへんのところは菅波先生の存在がフォローになっているというか
バランスを取っている…と言えるな。


モネが惹かれたのは​気象予報士​…というのが新鮮。
そして、確かに、気象予報は人を救う。

勿論、完璧ではない。
外れることもあるし
予報は予報であって、その現象を止められるわけではない。
それでも、やはり救いではある。

ボンクラひじゅには、外出や洗濯の時くらいしか重要視してなかったので
そこは反省していますぜ(^^;)


個人的に最も共感できたのは、以前も書いたけど
モネが直接被害を受けたわけではなく、そこに​後ろめたさ​を抱いている点。

モネやモネの家族が大きな被害を受けた、という設定の方が
ドラマにはし易いかもしれない。
そこから立ち上がる物語にした方が感動を得易いかも…
でも、そうしないところが興味深い。

もしかしたら、そういう視聴者が大半なので
そこのところの共感を狙った?>ぉ


まあ、ここは、亮ちんの存在が生きて来る。
彼一家とモネ一家とは分かり易い対比になっているから。

モネ父もまた、震災時には島を離れていたということが
そこもまた、亮一家との関わりにおいて意味を持ってくる。

モネ一家も全く無傷だったわけではなく、牡蠣養殖に打撃を受けたので
モネがそれを立て直す話にもできたところだけど
そこらへんは妹@未知が担っている。

抜かりはありませんぜ!
ってところ?(笑)



山@登米での日々も、良い繋ぎになっているというか
ここでヒロインが夢を掴む…というパターンにもせず
かといって単なる通過点にもせず
まさに海も山も空も繋がっている…というのが
人間関係においても、その生き方においても、実感できる作り。

モネを送り出した後のサヤカさんの足元にヒバの若木が…
という描写に、そうした繋がりや希望といったものを感じさせるけど
それ以上に、何とも言えない優しさがあって感動的だった。


何ちゅーか、朝ドラによくあるパターン
ひじゅにがよく言うところの朝ドラ“お約束”(笑)を
外して外して進んで行く感じだよね。

まあ、いわば​​​​朝ドラ外しの朝ドラ​​​は過去にも複数あったけど
今作は大真面目に、物凄く真正面から、外しにかかってるって感じかな(笑)

ちゅーても、そこを評価の対象にするつもりはない。
今のところ、雰囲気が良い。
色とりどりの光を内包した雲…彩雲の様なイメージとでもいおうか。

↑綺麗に決まった?>決まってません


もしも第2部から光が変質し始めたら
次の感想はツッコミだらけになるかもね。
その方が面白かったりして(笑)



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朝ドラを中心にドラマや映画の感想、
K-POP歌詞訳やイラスト、
猫や食べ物の話題など
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