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2023-10

最終話>『まれ』第156話 - 2015.09.26 Sat

最終話まで引っ張った結婚式

希がドレスで
圭太が紋付き袴なのは

パティシエ=洋風
輪島塗=和風
という意味?

それとも

最後まで相容れなかった
ドラマと視聴者のギクシャクした関係を示唆?

いずれにしても

和室でハイヒールはないだろう、希!?

そそそそれとも
私の目の錯覚?

…ひじゅにですが何か?



「私は夢が大好きです!」by希



山口です。

大変ご心配をおかけしました。
僕は生きています。
殺されてなんかいません。

では何故、無言を通してきたかというと
社長…じゃない、徹さんから脅されていたんです。

ほら、僕、怒りと憎しみのあまり
能登の地を荒らしちゃったじゃないですか。
落とし穴掘ったり、間垣に落書きしたり…

それって犯罪だから
警察にチクられたくなかったら大人しくしてろ!と。
その代わり、毎月お金を送るので
失業したことも妻子に逃げられたこともチャラにしろ!と。

その割に金額は微々たるもんでしたけどね。


実は彼、僕から家族を守るために失踪したと思わせて
性懲りもなくまた「夢」とかいうヤツを追い求めていたんです。
また事業を始めて、また横浜に住むんだって。
そこに豪邸を建てて妻を呼ぶんだって。

で、結局また失敗に終わったんで能登に舞い戻ったというわけです。

奥さん、帰って来た夫の姿を見て
横浜に住むという自分の「夢」が完全に破れたことを悟ったんでしょうね。
あんだけビシバシ殴る蹴るしてるんですから。
鬼嫁を持つと恐いですね。


能登ではちょうど娘さんの結婚式が行われるところでした。
こういうタイミングだけは良いんですよね、徹さんは。

「帰ってきちゃった」だけで
無条件で皆に受け入れられてんですからね。


それにしても娘も娘ですよね。

「世界一」になるなんぞと豪語しておいて
結局、3連続でコンクールに敗れてオシマイですよ。

でも、また挑戦するために精進するのでも
勿論、きっぱり諦めるのでもなく
「ゆっくり歩んで行く」なんぞとホザイて
現実を見ようとしてないですよね。
ただ逃げてるだけですよね。

実際には家族を優先させているのに
「両立」を果たしているつもりにもなっているし。

アレって、家事や育児の大変な部分を他人に丸投げして
自分は美味しいトコ取りするための口実ですよね。

本当の「夢」は楽して生きることです!
と認めれば良いのに。

それが実現できているんだから
「夢」が大好きなわけですよね。


でも、問題はそんなことではないんです。


かつて『ちりとてちん』
「お母ちゃんみたいになりたくない」から
「お母ちゃんみたいになりたい」と見事に帰結しました。

「夢が大嫌い」→「夢が大好き」はパクリと言って良いかも?

「塗り重ねたものが模様となって出てくる」という
人生そのものに重ねた若狭塗箸に関する名言も
輪島塗は「騙せるからこそ騙せない」という
良さそうに聞こえるけど考えると何か欺瞞ぽい言葉に置き換えてるし。


最終話でヒロインが長々と演説するのは『純と愛』ぽいけど
あちらは未来への決意を述べていたのに対し
こちらは単に思い出を語っただけ
それも、他人の言葉を受け売りしただけ
しかも、心から語るというよりメモを読み上げてるだけ…

「お母さんを捨てなさい」まで入っていたけど
アレを名言だと思ってるんですかね、篠崎は?


いずれにしても
この希の演説だけで、この半年間が説明できちゃってましたね。

このシーンだけで総集編は完成じゃないですか(笑)


「故郷って場所じゃのうて、ほこで逢われた大切な人らち」
ってのも聞き覚えがあるんだけど
『あまちゃん』あたりに出てきませんでした?

その前に出てきた「家族は一緒にいるだけでいい」ってのも
そうかも?

真理ではあるかもしれないけど
『まれ』ワールドではまるで説得力無し(^^;)


勿論、文さん紙芝居は鉄拳のパラパラ漫画のパクリだろうし。
『ゲゲゲの女房』もちょっこし入ってる?


書き溜めた妻の日記を夫に見せるのは『ごちそうさん』ぽいけど
あちらは戦争という辛い現実が背後にあるのに対し
こちらは…


皆で主題歌を合唱するのは
何で来たばかりの徹が知ってるんだよ?!
という気もするけど>あ、動画サイトを観たのか?

つーか
この間、子供達が希に渡した魔女姫ストラップと同じく
これってリアル世界とシンクロしてますよね?

今年の8月10日なら既に『まれ』は放送してるし。

ちょっとコジツケるなら
『カーネーション』のラストシーンの劣化コピーと言えなくもないかも?


つーか
全てが劣化コピーですよね(^^;)

それだけなら、まだ良い方で
実は非常に歪で不吉なドラマでもありますよね。
不潔でもありますけど(笑)


娘と違い、それなりに可愛がっている孫の結婚式なのに
幸枝が出席していないのは藍子母への手前でしょうか?

桶作息子一家は、ここにも居ませんでしたね。

こうなる前にショコタンが追い出されたのも
高志が仕事を口実に帰ってこないのも
『まれ』ワールドの背後に横たわる深~い闇を匂わせていますね。

一緒になんて居てないわけで…

ああ
本当は陰惨で怖い『まれ』!


ところで
この間のコンクールの際に
どう考えても味よりデザインが審査対象だろ?
と、さんざん心配していた(?)ピエスモンテが
ウェディングケーキにこれでもか!と飾られていたのは
篠崎の意地っちゅーヤツでせうか?

いずれにしても
最後の最後までケーキが美味しそうに映されていませんでした。

毎週、何かしらのケーキが登場して、その薀蓄が語られるのも
『ごちそうさん』における料理のそれをパクっているかの様だけど
あちらは、それなりに美味しそうに見えたのと好対照ですな。

辻口博啓さん
弟子達を引き連れてNHKで大暴れしても良いかも?


…まだまだ言い足りない感はあるけど
来週からは新しい半年がスタートすることだし
ここらへんにしときましょう。

いやはや、マジでヘンテコなドラマでした(^^;)

これで篠崎は自分のトラウマを克服できたんでしょうか?
ますます闇を抱えてしまったりして?
つーか、ドラマ自体が闇であり
目覚めた途端に消え去る「夢」の様でしたね。

さあ、忌まわしい過去はサッサと忘れましょう。

僕も今は徹さんから遠く離れた地で妻子とやり直しています。
これからは幸せな日々が続くと思います。

え?
そこは何処かって?

あれ…何処なんだろう…
地名が浮かばない。
元居た場所との繋がりも分からない。
綺麗な所ではあるんですけど

あれ…何故か額から赤い液が垂れてきた。

そういや、ここには何も起こらない
いつもいつも同じ…

あれから何年も経っているのに
子供が全く成長してない…

はっ!

ももももしや此処は…
僕はやっぱり、徹さんに殺さ…

うわああああああ………!




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残り1話>『まれ』第155話 - 2015.09.25 Fri

今日はプレ最終回
明日はマジ最終回
夢にまで見た最終回>見てないけどね

…と、強調してみました

…ひじゅにですが何か?



「帰ってきちゃった」by徹



今日、変なことが気になっちゃったんだけど
…あ、いつものことか(^^;)

でも、とにかく変なとこが気になっちゃったんだよ。

希と徹父がハグするところ。
希の泣き声ばかりが聞こえてきたところ。

徹父はほとんど聞こえない。
その後の一徹とのハグでも
双方の声はほとんど目立たない。

こーいう時って
声を出さない方が気持ちがこもってるっちゅーか
表現されている気がする。

なのに
肝心のヒロインがイカニモな声上げて
なかなか泣けない『まれ』を
どーにも泣けない『まれ』にしてしまっているのは
どーいうことだ?

…あ、スミマセン
あくまでも個人的な感想です(^^;)


さてさて、いよいよ希&圭太の結婚式の日―

8月10日といったら夏の盛り。
ひじゅに地元群馬は日本で1~2位を争う暑さ。

とてもじゃないけどエアコンもなさそうな
縁側開けて扇風機程度の民家の一室で
花嫁衣裳なんて着てられるかっ!?
ってとこだけど
能登はめちゃ涼しいのでせうか?

まだ行ったことはないけれど
何となく響きに惹かれるものを感じていた地@能登が
このドラマのおかげで絶対に行きたくない地に変わってしまった。

だって、あんな健気で利口そうな子供希を
今のナンダカナ希に変貌させちゃう能登なんだもの。

でも、夏も涼しいのなら、そこだけ憧れる>ぉ


結婚後しばらくしてから結婚式を挙げるのは
朝ドラには珍しくない>“お約束”に入るかどうか分からんけど

でも、それぞれ、それなりの理由付けがある。
当たり前っちゃー当たり前だけど。

でも
その当たり前が通らないのが『まれ』(笑)


圭太の立場とか考えると挙げない方がオカシイよね。

最初の頃は別居婚だったから、ともかくとして
希が能登に戻ってきた時点で延ばす理由はなくなった。

圭太を支えるため、塗師屋の苦境を乗り越えるめ
…と、希は言ってたけど
戻ってきた時点で4代目弥太郎@かおるちゃんは退院したし
それから間もなく陶台漆器の件も落着したし
圭太は5代目を継いだし
希は女将修行を始めた>本人は不本意だったみたいだけど

これって逆に
結婚式を挙げて皆にお披露目する必要があったんと違うの?

つまり、挙げない理由がなかっただけでなく
挙げるべき理由だらけだったのに
挙げなかった。

ああ、全くもって『まれ』らしい(笑)

それは明らかに最終回を盛り上げるため!
という
インパクト重視!
サプライズ万歳!
その分、話はオカシイけどね。

…という

ああ、最後まで貫かれた『まれ』流!
ワタクシは感動の涙を抑えることが出来ないのでありました。

…って

涙なんて一粒も出てこないから抑えようがないんだけどね。


その結婚式と最終回とに向けて
慌てて回収するのが
一子&洋一郎と桶作家。


前者の方は
最後の最後まで貶められる洋一郎の図ぅ
でオシマイ?


後者の方は
「どんどん、光になった」by文
で、感動的に纏められているかの様だったけど
でもって、W田中の演技はさすがに良かったけど

良いだけにさ
気の毒な気持ちの方が強かったよ。

息子一家と絶縁させられ
赤の他人に家も塩田も乗っ取られ
しかも、どんどん増殖され…

これはもう
希達をっ頃から愛し受け入れているのだと
必死で演技しなければ自分達の居場所もなくなってしまうものね。

ああ、本当は実に冷酷で悲惨な『まれ』!

え?
桶作息子一家の名前は時々会話に上がってきただろうって?

それこそが
後付け&言い訳台詞でナアナアにする篠崎の手法。

いつだったか、文が
脈絡もなく息子の名前を口にしたり
連休には帰郷してくるという知らせが来たと言い出すシーンが
何度かあったけど
アレはもしかして、アンマリな脚本に心痛めた田中裕子の
アドリブだったりして?(笑)




予定調和で
帰ってきちゃった徹父


希はずっと父親を受け入れ愛していた様子だったのが
子持ちになったら拒否反応を示す様になったわけで
そうした心の揺れ動きをもうちょい表現した再会にしてほしかった。

一徹は徹父が去る理由を知っているからこそ黙って見送ったのだろうに
今更、止めるべきだったと言うのはちょい理屈が合わない気がするけど
それならそれで、その複雑さをもうちょい表現してほしかった。

それでも希よりは一徹の方が感情籠った演技だったと思うけど。


いよいよ明日は最終回!

結婚式で皆が盛り上がってオシマイ!
ではなくて

結婚式を餌にまんまとおびき寄せられた徹父を
皆が逃げられないように押さえつけ
圭太が通報し警察が駆けつけ

徹父が崖の上で山口さん殺人事件の真相を告白!

…という流れだよね?
そうなることを信じているからね。

徹父が連行されていく姿がスローモーションとなり
「失敗おっぱい世界一!」
と、子供達が背後で叫ぶシュールなラストシーンが
ひじゅにの「夢」かも?>ぇ

最後の最後まで期待を裏切らないでね!




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残り2話>『まれ』第154話 - 2015.09.24 Thu

「家族」でピクニックに行く希

シートを広げて囲むのは
お弁当ではなく
ケーキでもなく

スイカ

ももももしや
希は味噌汁しか作らせてもらない(作れない?)から
お弁当を用意することが出来なかった?

行った先が
スープの冷めない…じゃなくて
スイカが温くならない距離だから?

能登の食材はそのまま食べるのが美味い!
というのを強調するため?

つーか

スイカは丸ごと運んで、あそこで切ったのか?
切ってパック詰めして持ってったのか?

…と
余計なことが気になる“木まれ”であった>ぉ

終わりまで後2話!

…ひじゅにですが何か?



「ウチかて、ほーいうタイプやないがに」by希



↑えっ、そうだったの?


日本一を口にするには恥ずかしい年齢だと
三十路の分別を見せる圭太>台詞だけだがな

日本一を口にしていた頃の圭太に影響されて
世界一を目指すことになったらしい希。

覚えちゃいねーよ。

覚えていないから、この「世界一」だけは
自発的に発せられた言葉だと好意的解釈していた。

それこそ「若気の至り」で
大して意味も考えず勢いだけで発したものだとしてもね。

でも、圭太の影響なのだとしたら

篠崎的には
夫婦の絆とか、謙虚で健気な希とかを
仄めかしているのかもしれないけど

視聴者的には>つーか、私的にはってことだけど
全てを他人の御膳立てで進んできた棚ボタ希なので
終盤になって焦りまくって目指していた「世界一」も
やっぱ受け売りだったんかい…と、脱力(^^;)


まあ、だから簡単に諦められたんだろうけど。

あ、諦めたのではなく「ゆっくり」歩むんでしたね。
「家族」揃って。


綺麗に纏めたかの様に聞こえるけど
疑問はバッチリ残る。


「何かを得るためには何かを犠牲にしなければならない」
という、幸枝や池畑氏の主張はどうなるのだろう?

だって、今の希は真の意味での「両立」を果たせていない。
行動の上では「家族」の方を選んでしまっているんだもの。

その「家族」も、定義がその場その場で変わるよね。

自分達夫婦と子供達のみ
…の時もあれば

自分の方の両親を加える時もあるし
そこに一徹を加える時と
一徹家族も加える時もあるし

元治&文を加えたり
能登全体を加えたり
都合によって色々。

勿論、本来は>戸籍では
夫婦&子供達を指す言葉だけれど

自分の都合に合わせて周囲を利用しまくり
美味しいトコだけは本来の「家族」を盾にしてる

…って感じじゃね?



「あっち、話ついたぞ」by圭太
山口さんのことけ?

少なくとも、徹父が能登に帰る妨げになるものを
上手く排除できたってことだよね?

そそそそんな…
何年も何年も逃亡生活を続けてきた徹父の事情が
たった一言の台詞で解決?


しかし
コンクール会場の通路で一徹の前を通ったり
ガラス越しに希の様子を見たり
このドラマが大好きなトイレで池畑氏と遭遇したり
視聴者には充分に徹父の存在をアピールしておいて

本番中に池畑氏が希に話しかけるという
顰蹙モノのシーンを挟んだりもしておいて

朝ドラ名物“失踪した人を探し回る人々の図ぅ”も
まるっと省き>つーか、探したてみたのかも疑わしい

派遣会社に登録した住所は嘘でした
…という台詞でオシマイ?

大輔はんに「見かけた」と聞いただけで
長々と探しに出かけた一徹も
池畑氏の話だけでは重い腰が動かない?

希&圭太の結婚式で一気に盛り上げようとの意図は分かるけど
これじゃコンクール・エピがあまりにもあまりにも陳腐(^^;)



「でけえ餌やな」by圭太
この台詞だけは妙にリアルに響い…ゴホンゴホン!



ともかくも
パティシエも家族も取り合えず落ち着…いたことになり
徹父の件のみ残すため
今度は一子との友情と「風の人」「土の者」のネタを回収にかかる篠崎。

一子は、その生き方とか、それこそタイプ(笑)の面で
希と対比となる人物だったのだろうけど
悲しいことに上手く描けなかったと思う。

それでも希よりは好感持てたけど>ぉ

それはやはり
柳樂さんや小日向氏と同じく
キャラの描き方のせいではなく中の人のおかげ。

太鳳さんが『花アン』でヒロインより好印象だったことを考えると
♪め~ぐ~る~め~ぐる~よ因果は巡る~♪
という気がしないでもない>こらこら


みのりが埋没してしまったのは気の毒だったな。
本当は、みのりこそが
自分の子育てと義姉の子育て代理を賢明に「両立」してるのにね。

みのりは希の双子にも実子と分け隔てなく接している様に見えるけど
希も圭太もアカラサマに差別しているよね。

一番苦労しているのは、みのりかもなあ…




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55点>『まれ』第153話 - 2015.09.23 Wed

まだコンクールは終わっていないのに
徹父の件が一徹を通して藍子母に―

池畑氏の話がガラス越しに聞こえたわけじゃないよね?
作業を終えて審査までの間に希が大急ぎで伝えたってこと?

だったら始まる前に一徹達に伝えておけば良かったんじゃ…

ドラマチックにしようとする余り
肝心の辻褄とか各人の心境とかが変になるのも『まれ』流

インパクトはあるかもしれないけど
面白味も情もないんですけど…

つーか
徹父がいたらしいと知ればそれで満足なの?

探さないんかい!?

…ひじゅにですが何か?



「15点も上がった」by希



↑15点「も」じゃねーよ!


てことは、希は
自分の腕前は以前の幸枝の採点@40点のままだと
自覚してたってこと?

それで「世界一」を目指してたの?


いや、目指すこと自体は良いことだよ。
目標を掲げ、それに向かって「地道にコツコツ」頑張るのなら
大いに応援しちゃうぞ。

でも、希はコンクールで勝つことしか考えてない。

確かにアイディアを考えているところと
制限時間内に作り上げる練習をしている姿は描かれたけど
ケーキの腕前って、それだけじゃないっちゅーか
それ以前のものが必要じゃ?


そもそも店を開いた時
「味が良ければ客は来る」
みたいなこと豪語していたよね。

40点を自覚しているのに自信満々ってどーいうこと?
能登民を舐めてたってこと?

その能登民にサッパリ売れなかったから
アレコレ妥協したりして
ここが“成長”の布石かと思ったら

「ブランク」を経てからとはいえ
陶子さんに「干からびて」いるとビシッと言われるほど
退行してしまっていたんだよね。

どんだけ舐めてんじゃい!?
ってとこ(^^;)


でもって
「失敗おっぱい世界一」という
篠崎的には流行語大賞でも狙ってそうな
視聴者的にはもう二度と聞きたくない様な
合言葉に乗ってコンクールに挑戦。

「味を重視するコンクールだからイケるかも」
みたいなこと言ってたよね。

つまり、相変わらず味には自信満々。

視聴者の知らない間に成長したことになってるのかと
必死で脳内補完して観ていたのに
今日、「15点」しか上がっていないことが判明。

ナンダカヨクワカラナイ


池畑氏が「味が豊かになった」と褒めていたのは
その「15点」の部分?


駄菓子ケーキのエピの時に
本格フランス菓子としては「40点」だけど
素材を生かす力や一般民に受ける要素はあるとか何とか
幸枝が言っていたよね。

希は本格フランス菓子はダメだけど他に道はあるってことを
示しているのだと、あの時は解釈した。

そちらの道では100点になり得るのだと。

だから希が目指すのは
池畑氏の本格的な味とは究極の位置にある
庶民的な味ということになるのかなあ…と思ったりもした。

でも、コンビニ・スイーツ対決エピで
希はあくまでも本格フランス菓子の側に立ったし
それ以後はずっと本格本格言ってきたよね。

最終的にやはり庶民の味を選ぶ可能性はあるかもしれないけど
今は本格フランス菓子を作っているのだから
本格フランス菓子としての評価が全てだよね?

つまり「55点」が全て。

…ああ、もう
大雑把にしか観られないボンクラひじゅになのに
大雑把に観ても矛盾だらけで困っちゃう(^^;)


つーか
希ってパティシエとしての自分を客観的評価できないし
普段は他人の意見もなかなか聞かないから
ああしたコンクール(対決と言った方が良いか)を通さなきゃ
把握できないってことなのか?



…なんて言ってるうちに(笑)
コンクールは終了。

優勝は池畑氏!

って

何そのまんま過ぎる結果?

だって池畑氏は既に何ちゃらコンクールだかフランス修行だかで
称号としての「世界一」は得ていたんじゃないの?

なのに負けちゃった…てのなら
新旧交代の時期だとか
新しい才能が次々と生まれているとかいう理屈付けで
少し無理クリではあるけれども
輪島塗における圭太とか
リアル・パティシエの辻口さんとか
あまり考えたくないけど希とか>ぇ
に話を重ねることもできたかも?


まあ、希が優勝するというナンダカナな結果でなくて良かったけど。

いや、希が本当の本気で努力してきた姿がちゃんと描かれていたなら
そういう展開だって、ご都合主義と貶すどころか
「やったあ!」と一緒になって喜べたハズ。

本来それがヒロインってもんじゃね?


そして
徹父のことなど忘れ果てたかの様に
互いの作品を食べ合う池畑&希。

池畑氏は笑顔ひとつで充分に語っていたけど
希は「美味い」一言でウンザリ…

   最近見かける様になったチョコレートのCMでも
   「うめ~」とか言ってて希を思い出させて難なのに


そりゃあ食べ物なのだから
結局のところ食べた人が喜んでくれることが一番だから
「美味い」の一言こそが究極の評価…だと思うよ。

でも、希は最初から最後まで「美味い」しか言ったことないよね。
以前は素材は何だの工程がどうだの煩かったのが
今回はたった一言「美味い」しか出なかった…
というのなら、ちょっと感慨深いけどね>高望み?


そんなことよりも何よりも>ぇ
ラストで登場した幸枝にナンダカナ…

まあ、何の前触れもなくイキナリ登場するという
インパクト重視で辻褄はどーでもいい『まれ』流を
象徴した登場の仕方を一貫してしてきたことは
褒めるべきかもしれないが>そうか?


幸枝と池畑氏の繋がりもインパクト重視でイキナリ判明したし
魔女姫人形が幸枝のキッチンウィッチだったというのもあったし
その魔女姫を乗せたバースデーケーキは池畑氏作ってことで
篠崎的には
「め~ぐる~め~ぐる~よ因果は巡る」と>ぇ
自信満々で脚本を書いたのかもしれないけど>希と同じ

いや
それって

幾ら何でも繋げ過ぎ(笑)


大きな局面のほとんどを他人に御膳立てしてもらう
というのが希的人生だから
これから先の方針は幸枝に決めてもらってメデタシメデタシ!
『まれ』一巻の終わり!

…となる?





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あっと驚く?>『まれ』第152話 - 2015.09.22 Tue

何と
超あがり症のハズの池畑氏が本番中にペラペラと…

これはアレだね

篠崎が設定を忘れたのでもなく
池畑氏が必死で克服した結果でもなく
一番可能性の高そうな妨害工作でもなく

あがりにあがってあがりきって
周りが見えなくなって
1秒を争う作業中に思わず口が滑ってしまった
っちゅーことですね

え?違う?

…ひじゅにですが何か?



「意地見せなさいよ
女だって、子供がいたって
世界一のパティシエになれることを」
by陶子



↑長いので3段に分けてみました(笑)


あのさ
何ちゅーかさ

形的にはドラマっぽいよね。
あくまでも表面の表面に伺える形だけは。

寧ろ、ひじゅにの好きなパターンかもよ
ラブストーリーだけでなく仕事ドラマでもあり
女性ならではの困難を乗り越え「両立」を目指すという。

特にこの「両立」というのは
結局のところ片方だけを選択してオシマイという作品が
幾つか印象に残っていたから
ここのところを華麗にクリアする朝ドラがもっとあっても良い!
って思ってたからさ。

でもさ
中身も土台も整ってないので
却って薄ら寒く感じてしまう、この台詞(酷

これなら
扱ってほしくなかったって気がする>スマソ


朝ドラは女性を主人公としたものが主流。
一代記ではなくても「夢」を追う形のものがほとんど。

まあ、「夢」がまだ掴めず自分探しから始まるものもあるけど
それだって、つまりは“生き方”なわけだから
そこに女性ならではの色々(結婚、子育て等)が加わり
どの様にバランスを取って行くか
もしくは、どちらかを選ぶか
…みたいな問題に直面し、そこにドラマが生まれる。

『まれ』も、そーいう風にしたつもりなんだろう。

親子関係の葛藤も加わり
よりドラマチックに…
群像劇の形を取ることで色んなパターンを組み入れ
さらにドラマチックに…
所々にギャグを入れ悪乗りなんかもしてみせちゃったりなんかして
緩急溢れるドラマに…

本来なら、なるハズだったのだろう。


まあ、ギャグがツマラナイってのは
朝ドラ“お約束”みたいなものだから
置いといて>ぇ

いや、それにしても幾ら何でも…なツマラナサではあったけども(酷

肝心の仕事ドラマという面が
肝心なところばかり省略されて
もはや仕事ドラマとは呼べない状態になってたのに

今更「世界一」を目指されても
…いや、目指すこと自体は良いんだけども

師匠であり既に「世界一」の称号を得ている(らしい)
池畑氏が勝負を挑むほどの(寧ろ脅威に感じているほどの?)
存在に希がなっているなんて、とても思えないじゃん?

池畑氏だけなら可愛い弟子なので贔屓目に見ている
あるいは
フランス修行を手配するという好意をも無にされ
途中で辞めて帰ってしまったことへの恨み節
ってことも考えられないでもないけど>ぉ

クールなハズの一徹でさえ
池畑氏の方から勝負を挑んできたと解釈しちゃうし
シビアなハズの陶子さんまでもが
こんなエールを贈っちゃうんだもんな(^^;)

つまり、いつの間にか
希は大成長しているという謎の展開。

ラブストーリーの方も
子育て物語としてもナンダカナ…だった上に

肝心の肝心(篠崎的には一番肝心)の親子関係さえ
ブレブレのダメダメって…どーいうこと?


「全てオヤジから始まってたんだな、お前の夢は」by池畑


は?

ななな何を今更…


だだだだって
初週にして、この点は語られていたよね?

魔女姫によって、ナレーションによって、つまり言葉で(笑)


徹父への怒りを原動力に、ここまでやってきた希だけど
ここで初心を思い出させる優しい師匠の図ぅ?

いやいやいや
希が徹父に怒りを抱く様になったのも
ましてや、それで力を得ているというのも
昨日始まったことだから。

店を開く時なんて、怒りどころか
愛情をたっぷり感じちゃって感極まっての暴走だから。


今日のこのシーンで新たにもたらされた情報は
徹父がどーのこーのではなく
(ケーキ注文も魔女姫乗せも既に開かされているのだから)
魔女姫バースデーケーキを作ったのは池畑氏!
ってところだよね。

その種明かしの結論が上記の台詞ってズレてね?

こんな因縁&恩のある俺様に勝とうと思うなよ!
つーか、それに免じて負けてくれ!
…と暗に示している?>ぇ



つーか
あのケーキの作者が池畑氏っての
今迄は確かに台詞では語られなかったけど
希があの味を求めて横浜中(?)を食べ歩いた時点で
バレバレだったじゃん。

少なくとも、ひじゅにはずっとそう思ってた。

だから
日本の苺ショートみたいなのは本格フランス菓子じゃない
と強調された時に

え~
あの魔女姫ケーキは?
あれ、思いっきりスポンジと生クリームと苺だったじゃん!
とツッコミを入れたほど(笑)

その後、その薀蓄が何度となく繰り返されたから>最近もね
あ、これをミスリードにするつもりね(^^;)
って思ってしまって尚更。

ボンクラひじゅにでもそんなだったのだから
多くの視聴者が既に悟っていたハズ。

…まあ、移転云々ってのは新情報ではあるけど>ショボい情報
それだけで、ここまで引っ張ってきたんかい!?
って感じ。


だから
既に「世界一」を経験しコンクールの大切さも知っているハズの
しかも超あがり症であるハズの池畑氏が
こんな分かりきった話を本番中振るなんて、ナンダカナ…


希を奮い立たせるため…なんだろうけど
実際、奮い立っちゃってるけど(笑)

でも、希が怒りでパワーアップするってのは昨日出たばかり…
寧ろ、今迄描かれてきた希は
何かあると「夢」を放り投げて「家族」を選んじゃうヤツだったじゃん。

矛盾は承知の『まれ』ワールドだけど
論理の破綻が芸風の篠崎だけど
過剰でギャグにさえなってない。


以下ループ(笑)


ままままさか
最終回に収束される伏線ってコレじゃないよね?

…あ、まだ山口さん殺人事件が残っていた。
ああ、良かった。
もう、それだけが頼りだ>ぉ


しかし
一番シビアというか弁えてるというか
篠崎が醸し出す空気を読めているのは
実は希の双子達だった様子。

視聴者がウンザリしている「失敗オッパイ」を
またまた繰り返していると思ったら
今日は何と
母親の本番中なのに一徹の実況中継を見守るでもなく
ケーキ作りに専念。

「結婚式のケーキ」
と、騒ぎまくり年齢よりも子供っぽい様子を装いつつ
早くも次なる展開へと梶を取るとは(笑)



「紺谷弥太郎」の名を継承した圭太と
女将修行をさせられた=圭太妻として認められた希が
何故か結婚式を挙げないという不自然さは
終盤になって大々的に行うための篠崎的計算?


同じく
本番中に池畑氏が徹父のことを希に告げるのも
それで
希が手を止め池畑氏をマジ見するという減点確実な行動をし
さらにボーっと悩み込み
直後にイキナリ勢い良く動き出すという
イカニモな演出もドラマチックに見せたいがため。

徹父との再会がコンクールとダブること自体がそうだし
何ちゅーか

インパクト重視で物語の整合性はまるっと無視!
結果的に感動が生まれたかというと逆にシラケるばかりで
生じるのはツッコミの嵐!


…という初期の頃から変わらない『まれ』流。





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