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2017-10

『ちゅらさん』第8週 - 2013.12.31 Tue

第8週『東京ゆんたく』


「これが口コミってやつかね」by“ゆがふ”店長


週タイトル通り、全般的に楽しく過ごす恵里の図ぅ―
であり

やっと見つけたと思えた「やりたいこと」に早くも挫折する恵里の図ぅ―
でもある。


前者に関しては
父親が上京してきたからと真理亜さんの部屋に強引に上り込み
容子さんとパジャマパーティに及び
母親が上京してきたからと真理亜さんの部屋を遂に占領
容子さんの部屋に真理亜さんが逃げ込む、という事態に。

現実だったら酷い話だし、ドラマであってもウザい行為だけど
反面、ちょっぴり羨ましくも感じてしまうのが『ちゅらさん』マジック?

ずっとあんなじゃ嫌だけど
たまには明るく踏み込まれるのも悪くないかも?って感じ。
少なくとも真理亜さんには、そんな行為が「救い」になりそう。

柴田さんには程々だし>でも、ちゃんと仲間に入れてる
島田さんには口出さないし>でも、ドアにはパジャマのバッグを掛ける


後者に関しては
幾ら何でもあんなに安易に「やりたいこと」が見つかるわけもなく
恵里の自分探しの一つで終わるんだろうな…って思える描き方だったし
しかも恵里をその気にさせた黒島さんは“ゆがふ”のお金を盗んだ人だから
後々、小さな影となって恵里に降りかかってくるのだろうな…とも思えたから。

そしてそれが今回、まんま表れてきた。


その前に東京に集う古波蔵家の人々@おばあ以外
の図ぅ―があって

ここは悪くすればドタバタしたメンドクサイ話にはりかねない要素だけど
思っていたよりずっと分別があって静かな収まり方だったのでホッとした。


まず、島袋さんに返すお金を恵文父さんが着服してしまった件は
しっかり者の勝子母さんが何とか工面してくれたし
母さんが出かけた後、おばあが友人達を呼んでの宴会を開いてるというオチに
ちゃんと島袋さんが加わっているのも微笑ましい。

母さんの旅費は福引
しかも引換券が空から落ちてきて…というファンタジックな展開も
許せる雰囲気ができあがっている。

母さんのヤキモチも騒動にはならなかったし
自分の行為を棚に上げて柴田さんを遠ざけようとする父さんも
ちょうど良いトボケ方。


そして恵達に対しては
恵里の「家出」を黙認していたエピが最初にあるので
弟の方も認めざるを得ないのかあと思ったら
恵里はメチャクチャながらも自分の思いを話してくれたけれど
恵達は何も言わないままだ…というのを取り上げ

一旦帰って世話になった人達に挨拶をしてから再び家出するように―
それでも反対はするけれど、それでも行きたければ行けば良い―
自分で飛行機代を稼いで気分の力で帰るように―

という内容なのが面白い。


で、いよいよ後者@恵里の挫折。
挫折というと大袈裟かな?
いや、恵里にしてみれば大いなる挫折。


黒島さんが再登場して盗みのことを告白―

「お金のことは全然起こってないんだ、不思議な子だね」
という店長によるヒロイン持ち上げ台詞はあったけど(笑)

とにかく、沖縄料理を作って食べてもらうのが「やりたいこと」
という天啓と思われたものの土台が揺らいでしまった。


母親の言葉―

自分は「自立している」と言う恵里に
周りの人達に恵まれているからだと諭す勝子母さん。

これは前者(↑)にも当てはまるよね。
確かに恵里によって皆が変わったとも言えるけど
それを受け止める度量のある人達だったから…でもある。


*店長の望みとはの現象に―

お客が来なくなって…という悪い状態になるのではなく
雑誌取材で繁盛するという、ある意味、朝ドラ“お約束”な結果になるも
それが却って店長自身の“夢”とはハズレることを
真理亜さんに指摘される恵里。

恵達からも言われてたな。


ちゅーことで
両親も、少し遅れて恵達も沖縄に帰り
再び一人になって、再び迷い始める恵里。

能天気な話に見せて、それなりにシリアスな面も描いている。

でもって
またまた文也君と韓ドラ・チックなすれ違い。

恵里が「やりたいこと」を見つけ、それに邁進し
自分はこんな人間ですと堂々と言える程に成長した時
巡り合えるということか。
ファンタジーだね>良い意味で




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『ちゅらさん』第7週 - 2013.12.07 Sat

第7週『迷子のマブイ(魂)』


「私は何をしたいんだろう…?」by恵里


誠のエピの後なので、今度は自分の“夢”について悩む恵里。
まるきり鈍感でもないじゃん>こらこら

東京には文也君がいる…というだけでなく
つーか、その前に
東京が自分には合っている
東京には自分を必要としてくれる人がいる気がする
そうした思いで、家出という形を取ってまで出てきたわけだけど
具体的に何をして良いのか分からない状態。


「生きてて楽しいですか?」
「夢は何ですか?」
単純に質問してしまうところは、とっても「らしい」(笑)

でも、このイカニモ朝ドラ・ヒロインらしさを肯定するのでなく
笑えるシーンとして描いているところと
簡単に答えられたらそれは本当の夢ではない…
という様な言葉で嗜められるところが
このドラマのバランスの良いところかな。


肯定という面においては
「少しずつ周りの人の心を溶かしていたのでございます」
「人のこと喜ぶの上手いよね」
と、大部分の朝ドラ・ヒロインが目指していること
つーか、そう設定しているつもりなのはよく分かるけど
その通りに描写されているかというと非常に難しい…
という場合が多いキャラに
恵里もしっかり設定されている上に
言葉で説明するという地雷にもなっているのに

それほど気にならないのは…何故?

前者は引っかからないでもないけど
一応、真理亜さんという実例が描かれているし
管理人さんが皆に料理をふるまうという明確な行動を始めたのも含まれるし
根拠は充分か(笑)

後者はもっと素直に頷けるものがある。


そんな中、弟の恵達は
プロのロッカーを目指して、やはり家出という形で東京へ。

明確な“夢”のために行動したところが恵里と対比になっている。
そういう人物を配したところも、それが恵達なのも良い。

これで恵達の出番も増えそうだな…と、そこも嬉しい>ぉ


それからBEGINの比嘉さん登場。

悪人はいそうにない朝ドラ・ワールドで
お店のお金を盗まれるという恵里の初めての挫折もしくは汚点(?)
が描かれたかと思うと
その犯人なのがバレバレの比嘉さんが恵里の料理を食べることになり
比嘉さんも恵里自身も
心に何かを感じることとなる…その展開も素敵だな。

だからって、恋が芽生えるという様な安易なものではなくて(笑)

比嘉さんは多分
誠みたいに挫折して色々と苦難に直面してきたんっだろうなあ…
そしてやはり誠みたいに故郷の味が恋しくてやって来たんだろうなあ…
と自然に思えるし

そんな比嘉さんの笑顔を見て
人々を笑顔にすることが自分の夢だと恵里が気付くという流れが面白い。

ただ、今回のところは
まんま沖縄料理を作る人…という発想になっているんだけど
そんな単純なものではないのだろうな。


もしかして
少しずつ姿を現してきた
そしてスーパーボールを拾ってくれた
島田さんが具体的な方向を示してくれることになるのかな?


ところで
島田さんの中の人の北村和夫さん

息子の北村有起哉さん、ちょっと好みなんだけど
やっぱ父親なだけあって、ソコハカトナク似てるなあ。
出てくるたびに、そこに注目してしまいそう>ぉぃ




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『ちゅらさん』第6週 - 2013.11.22 Fri

第6週『哀愁のオキナワンボーイ』


「沖縄によろしくね、誠」by恵里


東京には出たものの、まだ夢が見つからない恵里と
夢破れ、望んでいたわけではない仕事のために東京に移った誠。

ここで誠をフィーチャーしたこと
恵里と正反対の立場&心境でいることが取り上げられたことが
面白いと思う。


でもって、おばあのナレーションで
「おばあは好きだね」という言葉で
それまで東京人の代表だった容子さんから真理亜さんにバトンタッチ。

真理亜さんのキャラを描くと共に
真理亜さん視点@朝ドラ“お約束”盗み聞き(笑)で
物語が進行するところも。


「沖縄にお前を思っている男がいる」by誠

恵里を思う誠と恵里が思う文也君が
沖縄と東京にハッキリ分かれたってわけだな。

そもそもの最初に
「他に行ったことのない人にはこの島の本当の良さはわからないんじゃないかな」
という和也君の言葉があったわけで

それを受験のために上京した琉美子が、まず悟り
失敗から学ぶという形ではあるけど誠が悟る。
2人の方が先に大人になるということなのかな?

でも多分、恵里はさらにその先に到達することになるのかもね。

琉美子は東京の空気が自分には合わないと感じた故の結論だけど
誠は上手く行かない自分の人生を東京のせいにして
そこを真理亜さんに一喝されていた。

恵里は東京の良さも理解し受け入れ
東京で自分の夢を掴み
大らかに歩いていくことになる、ということなのかも?


まあ、今の恵里は
友達のために泣いてやれる良い子ではあるんだけど
真理亜さんの様に立ち直りのきっかけを与えてやることはできない。
まだ、そういう考えにまで至っていない。

じゃあ真理亜さんが成熟した大人かというと
恵里よりは先を行ってるけど>恵里の方が子供過ぎるとも言える
何かにぶつかって固まっちゃってるまま…って気がするし

クールに観察していたかったのに、ついつい口出してしまって
ガキっぽい真似をしてしまった…と自己嫌悪に陥っていたかも?


ということで
今週、強調されたのは“”。


最初に抱いた夢は失ったけれど
再出発を誓う誠の姿は爽やかだった。

恵里への初恋は実らないけれど
二番目に好きになった人とはハッピーエンド
というのも示唆?

他の女性と結婚しても恵里への思いは変わらない、とか言っていたけど
きっとその時は、妻となった女性こそが一番の存在になっているのだろう。
恵里のことは美しい思い出として残してはいても。

“夢”についでも同じことが言えるのだろうな。


「現実にはないからメルヘンなわけ」by真理亜

誠だけでなく
以前は「可愛かった」(by容子)のに
今は黒づくめで人との接触を避けている真理亜さんの過去と
メルヘン作家という文字通り“夢”に関係した仕事も
恵里との対比っぽい。

「ない」と断言する世界に
目の前に実在している恵里をモデルにした少女を登場させているし
「本当のバカ?」と笑いながら
「ネタの宝庫」と恵里の生き方に興味を抱いている。


それにしても
誠がデート前日にレストランに下見にいったシーンは
何だかちょっと泣けてしまったよ。


それから
柴田さんには和ませてもらった(笑)




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『ちゅらさん』第5週 - 2013.11.11 Mon

第5週『涙のアンダギー』


「それぞれの物語が始まる日でもありました」byおばあ


恵里も琉美子も不合格。

その大学に入学することを目標にずっと頑張ってきた琉美子は
第二志望にアッサリ切り替え。
東京は合わない
自分は沖縄にいてこそ輝く
…と考えを改める。

そもそも根底にあるのが
「他に行ったことのない人にはこの島の本当の良さはわからないんじゃないかな」
という和也君の言葉だから
琉美子は東京での短い滞在で早くもそれを悟ったわけだね。



恵里の方は大学云々ではなく
東京こそが自分を必要としてくれる人々がいる
…と確信。

朝ドラは
AKは東京へ、BKは大阪へ
ヒロインが出て行くのが“お約束”>100%じゃないけど

都会だから
“夢”を叶えるのに必要だから
…という理由が主だと思うけど
恵里の場合は
東京だから
…みたいなのが面白いと思う。


とはいえ
それだけでは故郷を離れる理由としては曖昧過ぎるから
家出という形にして
尚且つ、それを皆が気付きながら気付かないふりをする
という家族の温かさを加えているとことが『ちゅらさん』流。

おばあも勝子母さんも家出未遂の経験者。
娘の気持ちを理解できるってことだね。

どちらも父親が連れ戻したそうだけど
恵里の父親は黙って見送ってくれた。
どちらも親心。

それぞれがバッグに忍ばせたものは
母と祖母は現金や引っ越し先で配るお菓子
父は録音した自分の歌
というのが、女性と男性の気の利かせ方の違いが表れている(笑)

大人達がそんな風に演技をし終えた後で
息子@恵達が実にワザトラシイ小芝居をする
そのズレ加減が笑える上に温かい。


余談だけど
某女性向け掲示板等を見ると
手作りの食べ物って意外と嫌われる傾向があるみたい。

十数年前のドラマだから時代の違いもあるかもしれないけど
何より古波蔵家の、ひいては沖縄民の大らかさや気の良さを
滲ませているんだろうな。

↑穿ち過ぎ?


そしてアッサリ“一風館”の住人になってしまう恵里。

先回、部屋の名前として出てきたのが
モカ、グアテマラ、ブラジル等だったので
「マンデリンはないのかな?私が住むならマンデリンが良いな」
と思っていたら
恵里の部屋がマンデリンになったので、ちょっと嬉しい>ぉ

いや、マンデリンが特に好みってわけじゃないんだけどね。
寧ろ酸味が強い方が好きだったりするんだけどね(笑)


そして最後は沖縄料理店が登場。

容子さんったら~
沖縄に行く前から沖縄に縁があったんじゃん。

なのに最近になって沖縄の企画を立てて初めて沖縄に行って
沖縄は自分には合わないと泣いたり
恵文父さんに沖縄料理を紹介されて感激したりしてたのか?
それとも、沖縄から帰ってから、あの店を開拓したのか?

…なんてことはどーでもいいですねそうですね(^^;)


あ、書き忘れてたけど
恵里と文也君のすれ違いは『冬のソナタ』を思わせる。
あ、『冬ソナ』の放送の方がちょっぴり後なのかな?

つまり韓ドラ・チック。

上村家が沖縄を去ってから手紙のやり取りもしていないみたいで
そこがちょっと不自然な気がしなくもないけど…

まあ本人同士は真剣でも、傍から見れば子供の約束
文也母は二度と沖縄には来ない…と言っていたし
お互いに引っ越ししたり家族の事情もあったし
仕方ないっちゃーないけど。

ともかくも
初恋の成就というロマンチック要素を強調する回だったな。





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『ちゅらさん』第4週 - 2013.11.04 Mon

第4週『ハイサイ!東京』


「ヨロシク!」by恵達



「夜露死苦」と書くべきか
「よろしく」と書くべきか

…どーでもいいですねスミマセンスミマセン


いよいよ東京
いよいよ一風館

本放送の時ほんのチラリと観たことがあるので
一風館の存在だけは知っていた。
レトロな洋館でなかなか素敵。

部屋の名前がコーヒー豆の種類になっているところも
何かオシャレ。

容子さんのモカってのが可愛いよね。

そのモカを探し回る恵里のシーンは
建物の案内になっている。

ああいう階段とか
ああいう窓とか
素敵だなあ。


キッチン付き一部屋。
各自が独立していると同時に下宿屋風の雰囲気もあるのかな?


大家さんは眠ったまま。
住人達はバタバタ出入りしていただけ。
恵里とはまだ絡んでないし
つーか、まだマトモな台詞もないままだけど
キャラが伺える。


「他に行ったことのない人にはこの島の本当の良さはわからないんじゃないかな」
と、第1週で和也君が言っていた言葉。

某ドラマで、なかなか鋭いと思った台詞なんだけど
あまり充分に展開されず残念だった。
小ネタの一つという位置付けだったのかな?

だとすると元ネタ(かもしれない)『ちゅらさん』にこそ
展開を求めるべきなのかもね


それにしても、和也君
子供時代の悲しくも美しい思い出だけでなく
文也君との結婚の約束と
そして、この言葉を遺してくれたわけで…

何か恵里の人生を導いてくれてる
というわけなのかな。

キジムナーになりたいと言っていたよね。


実際のところ、
この言葉は既に何度か繰り返され
今、まさにそれを体現すべく恵里は東京へ―

恵里の入試がどんな結果になるのか知らないけど
大学に入る入らないが問題じゃないってことだよね。


そんな風に
まだ明確な“夢”は見つかっていないけど
取り合えず行動している恵里が逞しくも爽やか。

でもって、大抵は存在感の薄い弟である恵達が
ヒロインよりも先に“夢”を見つけ
不器用ながらも進んで行く姿が可愛い。

これまた上手く行くのかどうか分からないけども。



おばあが書置きを残してお墓参りに行っちゃうエピは
ドラマに動きが出るし

最初のは、恵里が小浜を久しぶりに訪れるという
第1週からの繋がりを思い起こさせるものでもあるので
旅立とうとしている彼女にふさわしい出来事だと思う。

二回目のは、どうしてるかと思ってた文也君が来て
ますます繋がりが強まってきたし。


イキナリ行ったのに、浴衣を持っているのは何故?
とか
元の家に恵尚の命名紙その他が貼りっ放しなのは何故?
とか
疑問はあったけど
でもまあ、そんな細かいところには拘らないのが沖縄民ってことですね>ぉ


桜金造が登場したのが、ちょっとツボだった(笑)

お守りにゴーヤーマンだのスーパーボールだのを出す恵里も
その天然ぶりがワザとらしくなく
桜金造とのやり取りも金造だけが浮いちゃうこともなく
自然な感じだったね。




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