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2017-02

インディゴの夜 - 2015.02.15 Sun

インフルエンザの置き土産(笑)

幾らか気力が出てきたものの、まだベッドにいる状態だった時
Dlifeで月~金曜日AM11時から放送しているのを観ました。

で、ちょいハマり中(笑)
今は録画して観てます。

2010年にフジテレビで放送していたドラマで
当時もチラっと観たことはあったんです。
(本当にチラッとしか観る機会はなかったんですけど)

そして好感を抱いていました。

今回も最初の方は見逃したんだけど
物語は一週間単位なので大して支障はなく楽しめます。


いや
正直言うとね

凄~く面白い!

…という程ではないんですけど>こらこら


何せ
事件、恋愛、疾走、仲間、解決
がキャッチコピーですから

結構“熱い”展開で
ちょっと気恥ずかしくなったりもするんですけど>こらこら


インディゴという名のホストクラブで働く
ホスト達と女性店長が近隣で起こった事件を解決していく―


というもので

ホスト達はいわゆる美形は少なく、個性派揃い。
店NO.1はアフロヘア&隣のにーちゃんタイプで
演じているのは和田正人さん(源ちゃん@『ごちそうさん』)

マッシュルームカット&オタクもいて
演じているのは加治将樹さん(北村さん@『ゲゲゲの女房』)

それに対して加藤和樹さん演じるマネージャーは
少女マンガに出てきそうな謎めいてクールなイケメン。

店長(森口瑤子さん)は美人だけど中身は男っぽくサッパリしていて
年上(アラフォー)のため皆に通じない昭和ネタを口にしたり
理不尽な相手には啖呵を切ったりするところが女性ウケするタイプ。

オーナーは六角精児さん(米沢さん@『相棒』)だし

近所のダイニングバーのママはゴツイのに女装した
升毅さん(一二三さん@『風のハルカ』)だし

正統&有名ホストクラブのNO.1は
これまた少女マンガみたいな甘~い美形だし(演じるは徳山秀典さん)

顔ぶれが何だかカワイイというか愛しいんですわ。

こういう人間関係に憧れるのは
私ったら疲れているんでせうか?>ぉ


近いうち原作も読んでみようと思います。

マンガ化もされているらしいです。
アニメ化もされるって、どこかで読んだ気がするんですけど
検索しても見つかりませんでした。

どうなんだろう?



原作:加藤実秋
脚本:高山直也、武田有起、根津理香、森ハヤシ
演出:星由良子、北川学、皆川智之、吉田保憲、八十島美也子
音楽:森英治
主題歌:Love『わたしにあうもの』
エンディングテーマ:INDIGO4『ココロ-Dear my friends-』
ナレーション:小原雅人
出演:森口瑤子(高原晶)、六角精児(塩谷響)、加藤和樹(憂也)
和田正人(ジョン太)、天野浩成(犬マン)、深水元基(アレックス)
加治将樹(DJ本気)、森カンナ(テツ)、玉有洋一郎(ポンサック)
高木万平(モイチ)、高木心平(モサク)、真山明大(樹)、田中幸太朗(吉田吉男)
徳山秀典(空也)、升毅(なぎさママ)、我修院達也(柴田)、田村圭生(早乙女)





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原作(加藤実秋)


エンディングテーマ(INDIGO4)


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『夫婦善哉』最終話 - 2013.09.27 Fri

最終話『めをとぜんざいひとりでふたつ あほは二人で一人前』


「心だけは貧しならなかった」by蝶子


柳吉父の葬儀には出られず、ホンマモンの夫婦にはなれないと見えた二人が
娘の結婚式には出席できて、ようやく夫婦として(ひいては親として)認められた
図ぅ―


冒頭の蝶子父とカレーライスを食べるシーンからして涙。

相変わらず貧しい身なりで、いかにも慣れていませんって感じの挙動不審な父親。
柳吉が娘に食べさせてやりたいと言っていた、と話ながら
父親に食べさせている蝶子。

別府へと旅立つ別れの食事が、父の突然の死で永遠の別れとなってしまった
というのがナレーションであっさり語られる。
あっさりなんだけど情緒があって胸に迫ってくる。

「船の上で泣きました」
この言葉だけで泣けました。


ダイジェストか!?と思うくらい一つ一つのシーンは短かったけれど
ちゃんと気持ちは繋がっていたし伝わってきた。

脳内補完なんちゅーものではなくて(笑)
ちゃんと行間に溢れるほどのものが詰まっていたと思う。


娘は恋をして父の、そして何より同じ女である蝶子の気持ちを理解できたのだろう。

その恋模様も、出逢い、相手の名前、店や家の状況、駆け落ち、失敗
藤子の言葉と、それによってハッとする桐介…
それぞれの立場や胸の内、その奥に隠れた人間性…
そうしたものがストレートに伝わってくる。


娘の状況―本来ならお嬢様なのに働かざるを得ない―を知り
複雑な心境の柳吉が蝶子の弟に優しくできないのも
仕方ないと言ってしまうにはやはり、あまりにもガキっぽいのだけれど
柳吉ならそうだろうなあ…って感じ(笑)

蝶子は柳吉に文句も言えるけど、弟は不憫だなあと思うし
それが風呂桶に潜るところによく表れていた。

それでも弟は柳吉を恨むどころか
「男ちゅーのは存外寂しがり屋なもんやで」
と、あくまでも寛大。

柳吉の気持ちを思いやっているし
蝶子を諭してもいるし
自分に申し訳ないと思っているであろう蝶子を宥めてもいる
この言葉ひとつで。


芯から悪い人はいない。
でも、善意ばかりでは生きられない。
しがらみと時代と感情と物質と…
色々なものが渦巻く中で生きている。
でもやはり最後には情が残る。


金八にお金を贈るところも良かった。
恩を受けるだけで終わったら難だしね。


ダンスホールのシーンは、支配人が粋。
ちょっと物分かり良過ぎ!ではあるけど
でも、あそこはファンタジーで良いのだと思う。

あの頃のダンスホールはファンタジーワールドだったんだよ、きっと。
(あ、良い意味でだよ)


別府に着いた時の蝶子のはしゃぎぶりが可愛い。
そこでの生活に慣れて友人もできた、というナレに合せて
猫と座っていたお婆さんが、いつしか蝶子と座っているという図も良かった。
アザトイという見方もできるけど、そこは猫が介在しているから◎

お客の前で漫才みたいなやり取りをする蝶子&柳吉の図ぅも
変にお笑いっぽくせず、笑えるほどでもなく
でも、蝶子の可愛らしさは出ていて何か良かった。


毎回、色んなことが上昇してきたかと思うと
柳吉がぶち壊し
蝶子がキレて乱闘に>乱闘かい
というのがパターンになっていたけど
最終話も同じ(笑)

でも、柳吉が
自分を一人前にするという蝶子の言葉に
本当は逆で、いつまでもダメなままでいてほしいと内心望んでいるのだろうと
言い放ったところは
「そそそそこまで言っちゃうかい…でも、真実だよね」
と思ってしまった>ぉ

まあ実際そういうところあるよね。
蝶子に自覚はないだろうけど
本当に心から一人前になってほしいと願っているつもりだろうけど。

こんなこと言わせちゃうとは、なかなか鋭い(^^;)

でも、それだけではないのだと信じたい。
それだけだったら共依存みたいになっちゃうものね。

離れてしまったら、どちらも結局ダメダメで
一緒にいれば何度も何度も立ちあがれてはいるのだから。


第1話に出てきたカレーライスで始まり
タイトルになっている夫婦善哉で終わるところが良かった。

以前は芸者と客という関係で
勘当に駆け落ちと不幸に向かって歩み出したところだったけれど
今回は夫婦として、また花嫁の両親として、笑顔で食べている。

一人前なのに二杯に分けて出される善哉は
大盛の一杯よりも多い様に見える
…という商売上の理由から来ているそうだけど

一人では一人前になれない二人でも
二人揃えば一人前になれる。

「中途半端と中途半端が合わされば満タン」と言っていた
かもか先生@『芋たこなんきん』を思い出す。



そんな二人に微妙に絡むも
ほとんど無関係
な、草楽さんが素敵。

易者でさえ最後は蝶子から声をかけられてたのに(笑)




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カレー


ぜんざい


サントラ

『夫婦善哉』第3話 - 2013.09.20 Fri

第3話『死んでも治らんあほな女が死んでも遂げたいあほな夢』


「地獄やったら散々巡っとるわ」by蝶子


金八の援助でカフェを始める蝶子。
おきんさんもちょくちょく顔を出してくれるし
草楽さんも来てくれるし
小河童は妾になれと誘いながら柳吉に苦言(?)を呈してくれるし
恋愛以外の人間関係には恵まれてるなあ、と思う。

その恋愛関係において尋常ではない苦労を強いられているから
その分が他に回ってきている?


芸妓にヤトナに関東煮やカフェの女将…と
変遷するごとに髪型や着物も変わっていくのが楽しいオノマチは
『カーネーション』の時は“地味~な大地真央”という感じだったけど
今は本家より美しく色っぽいんじゃないかと思う>私だけ?

ファッションが変わるだけでなく
その時その時で印象が微妙に変わるところが、さすがと思う。
華やかだったり、苦労が滲み出ていたり、生き生きしていたり、しっとりしていたり…


そんな蝶子をまず襲ったのは柳吉絡みではなく雇った女給の所業―

これまた朝ドラ・ヒロインだった村川絵梨が出るは聞いていたけど>『風のハルカ』
あの時とは打って変わってシタタカな女。

常連客がどんどん減っていく…と蝶子達が気付いたあたりでは
もしや自分で密かに店を始め客を引っ張っているんじゃないか…と疑ったけど
そこまでではなかった(^^;)

クビにされた恨みというよりも蝶子にライバル心を抱いていた感じ。

自分で自分の生き方が良いものでないことは知っているけど
自分で自分の人生を否定することは出来ないから
上手くいく例なんて見たくない…
上手く行かなければ所詮そんなものよと安心できる…
って感じ?

それでも、あれは虚しい笑いで
蝶子が幸せになれたと知った時
寂しさを漂わせながらもホッとした笑顔を浮かべられるんじゃないか…と
思ってしまう私は甘い?

いずれにしても
あの赤いドレスがレトロで素敵だった>赤フェチの私


そして柳吉の父死去―

柳吉>親を示すために母親を看取ることができず
それでも親の愛を確信できた蝶子に対し
臨終には間に合ったものの最後まで受け入れてはもらえなかった柳吉。

最後の最後に優しい言葉をかけてくれるんじゃないかなあ…とか
亡くなった後に手紙が見つかる、なんて展開にならないかなあ…とか
考えてしまった私は、やっぱ甘い(^^;)

桐介@妹婿の言う通り、柳吉よりも父の方がずっと辛かったのかもな。
結局のところ、柳吉は蝶子>親を示す生き方を選んだのだから。
蝶子母は100%親でいられたけど
柳吉父は大店の主人としての立場もあるし。

桐介の仕事ぶりを褒められた時の柳吉父の複雑な表情が語っている。
やはり立場のために冷たい態度も取らざるを得ない桐介の姿も
柳吉父の心情の一部を象徴していると思う。

娘の顔を見ることができないまま亡くなってしまった蝶子母と
息子に本当はかけてやりたい言葉を口にできないまま亡くなってしまった柳吉父。


「両方や」by柳吉

先回はまだまだ「ぼんち」のままだった柳吉だけど
親を亡くし、もう親にもそのお金にも頼れないと実感し
やっと大人へと向かいだしたってことなのかも?

少なくとも、自分の感情本位ではなく
蝶子と娘と両方の気持ちを思いやれる様になったから。

無断で店の権利を売った上に姿を晦ましたりと相変わらず身勝手だけど
帰ってきた柳吉には今度こそ、ちゃんと生きていこうとの意志が見られたし。

…でも、競馬ですっちゃってたらどうするつもりだったんだろう(^^;)

占いのシーンで
柳吉が蝶子より一回りも年上だと分かってビックリ。

中の人は確か同じくらいの年齢だよね?
しかも
オノマチはどちらかというと大人っぽい顔立ちで
森山未來は童顔の方かと思う。

そんな2人を年齢差のある役にしたのは
苦労続きで大人にならざるを得ない蝶子>苦労がまんま顔にも出るし
逆に、ずっと子供時代から脱出できなかった(しなかった)柳吉
というのを上手く表してるな、って思う。


今回は蝶子の自殺未遂という思いネタもあったけど
新聞記事にされて却って客が増えたとか
記事を書いた記者@らっきょから妾にならないかと申し込まれたりとか
明るいというと語弊があるかもしれないけど
どこか温かいユーモアみたいなのが漂っていて良かったと思う。

まあ「妾」っていうとネガティブなイメージがあるし
村川絵梨の例と重なるもんおではあるんだけど
後ろ手に花を持って現れた、らっきょは本気度も感じられたし可愛くもあった。





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『夫婦善哉』第2話 - 2013.09.10 Tue

第2話『親の愛でも手切れ金でも切れぬ心が仇となる』


お前はすっかり貧乏拗らせとる」by小河童


貯金を柳吉に使われてしまって、また最初から苦労のし直しだと思っていたら
いつの間にやら関東煮の店を始めている蝶子。

逞しいなあ!

接客が上手い蝶子に
料理が上手い柳吉
(先回、昆布を煮ているシーンで仄めかされていたね)

まさにピッタリの職業で、少しは蝶子の苦労が報われそうだな
…と思ったのも束の間。


母親は倒れるし
柳吉は姿を消すし…


「ぼんち」は、まだ「ぼんち」でしかなく
別れた芝居をしてまでも親の金を当てにする

芝居というところがまた甘えの表れなんだけども
芝居である以上、蝶子と一緒に生きていこうとの意志は見られるので
そこが、ほだされるところ?

手切れ金を突っぱねて別れる気はないと宣言する蝶子も
可愛い女心であると同時に、やはり「アホ」。


緊張が解けたせいか箪笥にもたれたまま居眠りする蝶子の顔のアップが続き
背後に柳吉の気配がして振り向き、新しいシーンとなる。

オノマチの演技をたっぷりと魅せようという算段?


そして、次の患難は柳吉の病@腎臓結核。

母親の病気との対比?
蝶子にとっては親だけど、父親にとっては妻なわけで
双方とも配偶者が病に倒れた…という意味で共通。

妻を思い涙ぐむ父親の心情と蝶子が重なる。

最後まで娘を気遣い続けた母親と
自分の傍にいるよう強いる柳吉という対比。

母親が倒れた知らせを受けた時は
店が営業中だったため躊躇する蝶子を
早く行ってやれと促してくれたのに

母親が危篤との知らせに対しては
行かせまいと意地を張る

…という柳吉自身の態度の対比。


自分が選んだことではあるけれど
蝶子のために勘当され、蝶子のために娘とも引き離されたわけで
そこのところに甘えから来る無理強いというか、ワガママで
意固地になっちゃったんだろうね。

基本的に人は好いし小心者だから
言ってしまった途端に後悔したんだろうな…と思う。

蝶子もまた
懇願するとか、理詰めで談判するとかしないで
黙ってずっと柳吉のベッドの傍に座っていて
これまた意地っ張り。

本当にアホ×アホの物語なんだなあ、と思う。
滑稽で悲しくて呆れつつも愛しくて…って感じ?


蝶子の目に涙が浮かんで溢れて零れ落ちる…
その様子がアップで映し出される。
ここもオノマチ演技の見どころだな。


「お母ちゃんにしてみればいつまでも子供やったんやで」

おでんを持って行った時、それより現金が欲しいと言っていた母親が
実は郵便保険に入っていて、蝶子にもお金を残してくれていた。

臨終の際に傍にいてやれなくても
親の愛には何のその。


そんな無限とも言える親の愛と
まだ本物の夫婦というには形が歪な蝶子&柳吉の愛もまた対比?


「その金でお母ちゃん助けてやったら良かったやないかい」

療養中の温泉で遊び呆ける柳吉。
でもこれは、貯金を使ってしまった時とちょっと違って
蝶子への後ろめたさから来ている感じ。

この↑台詞なんて、まさにそう。
母親の臨終に立ち会わせてやらなかったこと
自分の医療費のために母親に充分なことをさせてやれなかったこと
今も蝶子が働きづめなことに
罪悪感を抱いているんだろうなあ…

それを、こういう形でしか表せない、まさにアホな柳吉。


そんな柳吉のためにバッグに詰めてきた色々なものを
蝶子が投げつけるところが良かった。

鰻等の食べ物から着物まで。
投げた着物が空中で広がって柳吉まで届かずに畳の上に落ちる。
そこが何ともいえない「絵」になっていた。


にしてもさ
悪人がいないってとこが良いね。

蝶子が必死の思いで訪ねた柳吉の実家で
彼女の願いを冷たく断る妹婿も
彼の立場としては仕方ないことなわけだし

後になって妹がお見舞いに行ったのは
彼が伝えてくれたからだろうし

妹も蝶子に苦情を言うどころか
彼女の苦労を思いやり、褒め言葉まで言ってくれるし
お金も用意してくれているし。


あ、それから小河童もね。

不器用だし、全然報われないんだけど
それだけに良い味出してる(^^)





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『夫婦善哉』第1話 - 2013.09.04 Wed

第1話『芸妓とぼんちが出会うて惚れてああしてこうしてこうなった』

「誰が人さらいやねん」by柳吉


例によって(?)原作も映画版も未見。
尾野真千子に惹かれて観た。

だからまず、第一声


いよっ、オノマチ!


冒頭で宮嶋麻衣がチラリ顔を出したかと思ったら
ナレーターは富司純子だし
ヒロイン蝶子の父親は火野正平だし幼馴染は青木崇高だし
柳吉の父親は岸部一徳だし妹は田畑智子だし
桂吉弥や茂山逸平も出てくるし…
あっちを向いてもこっちを向いても朝ドラでお馴染みの顔顔顔…
で、朝ドラーとしてはワクワクした(笑)

貧乏が嫌いで、綺麗な着物を着られる芸妓になりたいという
蝶子の少女時代から始まるのだけれど
暗くも重くもなくユーモアを交えて描かれていて
映像も映画っぽくて綺麗で
すぐにドラマ世界に引き込まれた。


そしたら脚本は藤本有紀

観終わってから名前を確認したのだが
「おお、やはり!」って感じだったな。


少女時代から、あっという間にワープ。
蝶子をからかう小天狗が大人になってからも登場して
上手く繋ぎになっている。

蝶子は彼の悪態をサラリとかわすし
彼の言動からは蝶子を好きだから…という気持ちが伺えるので
陰湿なイジメではなく微笑ましいものになっている。

しかもこの小天狗
後の方で、駆け落ちした蝶子を心配して
捜索費用を出すとまで言い出したりして
実に良い奴。

でも、思いは報われることなく、直後に蝶子が柳吉と共に帰ってくる。
そこで小天狗はアッサリ退場となるんだけど
蝶子&柳吉と蝶子の両親が語り合うその背後、出入り口のすぐ外を
ゆっくりと通り過ぎ、皆の様子を気にかけつつも黙って消えていく…
このユーモラスかつ切ない(でも目立たない)演出が良かった。


てことで
蝶子は同じ金持ちのぼんちでも小天狗ではなく柳吉を好きになってしまうのだけど
ガキっぽい小天狗とは違い、優しく食事に誘うのだ。
それも、高級レストランなんてのじゃなくて、どっちかっちゅーとB級グルメ。

自由軒のカレー(カレーがご飯に混ぜてあって生卵が乗ってるヤツ)
まむし、土手焼き、おでんのタコ…etc.

それから寄席で笑い合ったり…

貧乏から抜け出したい
日本一の芸妓になりたい
…肩肘張って生きている蝶子の心をごく自然に解してくれる。


そんな柳吉が勘当されるきっかけとなるのは蝶子の手紙。
でも、責めるどころか蝶子に貰った草履を嬉しそうに履いているところが
憎めないところだよね。
彼は彼で多分、蝶子と一緒にいる時だけホッとできたのだろう。


ちょっと目を引いたのが、芸妓仲間のサトエリとの2ショット。

蝶子が同じ店で人気NO.1の芸妓の座にいる時は
サトエリとは座った状態で並んでいた。
蝶子の方が大きく華やかに見えていた。

駆け落ちから帰ってきてヤトナとなってからの再会は
道端で立ち話の形で、しかもサトエリが少し手前に映っていた。
当然ながらサトエリの方がずっと大きく、着物や雰囲気も華やかになっていて
蝶子のやつれ感が強調されていた。


やつれ感といえば、そのヤトナとなる時のシーン
ヤトナの斡旋をしている麻生祐未の>『カーネーション』では母子だったね
「女が甲斐性つけたかてロクな事あらへんで」という言葉に
顔をやや下に向けたまま上目使いをした時に、額に皺がくっきりと浮かんで
これからの苦労を予兆しているかの様だった。


その後のアレコレは、まあよくある話なんだけど
よくある話ってのは元ネタがあるわけで
その元ネタがこの原作小説だ…という可能性は大。

ともかくも、ここが
ヘンにシリアスに描かれていたら観ている方も辛かっただろう。
そこを、笑いを入れて落語チックに描くところが良かった。

健気な女していた蝶子が爆発するところは
さすがオノマチって感じだった。

それで家を飛び出した蝶子がどうするかと思えば
自由軒のカレーを食べに行ったり寄席に行ったり…
かつての柳吉とのデートコースを独りで辿るところが
切ない女心が表れていたな。


落語っぽいから藤本有紀なのか
藤本有紀だから落語っぽいのか

語り口だけでなく
出演者だけでなく
落語家という設定の登場人物もいる。

草刈正雄演じる草楽

「草」の字が付いているところからして
草若師匠@『ちりとてちん』と関係あり?




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