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2023-11

『平清盛』最終話>一蓮托生 - 2012.12.26 Wed

最終話『遊びをせんとや生まれけむ』


「海の底にも都はございましょう」by時子


清盛の熱が凄まじいものであったというのは『火の鳥』で読んだのだけど
やっぱ実写で水が蒸発云々の描写は微妙なものがあるな>こらこら

「我が墓前に頼朝が首を供えよ!」
大木が倒れる様な音と恐竜の断末魔の様な音と共に
仰向けに倒れ込む清盛。

西行の前でノリツッコミの後
まだ死ねないとジタバタしていたけど
一門の前で最後に発したこの言葉は
死を受け入れつつも尚、前向きな証だよね。

先回、頼朝に“夢”を託す心境になった様に見えたのに
これじゃ裏腹?

いや、あくまでも“夢”を見据えた上で
「武士同士が覇を争う世」を示してみせたんだと思う。


西行が遺言を伝えたのが
一門だけでなく頼朝にも…ってところに表れているよね。

伝えるっちゅーよりも、降霊術かいっ!?
って感じだったけど。

西行とは確かに親友だったわけだし
その後も何回か印象的な再会の仕方をしてはいるけど
ちょっと出番が少なかったなあ…
最後の最後にこういう役回りをさせるのなら。


あくまでも個人的感覚だけれども
初期は義朝とかなり極端に対比させた描き方をしていたから
最後を頼朝に託すのなら終盤は頼朝との対比をもっと際立たせても良かった。

まあ、時期と時間の関係があっただろうし
そこを補うためもあっての頼朝ナレーションかもしれないけど。

でもって西行との交流をもっと多くしておけば
彼が頼朝の所に行くシーンが、より重く感じられたかも。


ま、文句をつけるのはこんな程度で

―あ、初期の頃はちょっと清盛中二病時代が長かったり
平家パート、朝廷パート、源氏パートと分裂していたというか
それぞれが独立してしまって繋がりがイマイチ…って感じだったっけな―

全体的には、とても面白い作品だったと思う。



アバンで源氏側に逃れた頼盛が
「一蓮托生」と言った時は
「え?」とか思ってしまったけど

平家の血を残す…という大任があったのね。

それは彼にしかできなかったことだし
彼の過去にも関連してくる。
清盛はその過去をも許し受け入れ、さらに彼の使命とした
…ってこと?

それを果たし、
壇ノ浦の戦の僅か一年後に亡くなったということで
一蓮托生と言えるよね。


その壇ノ浦で時子が素晴らしく美しかった。

あまり老けメイクをしていなかったのは、この時のため?>ぇ
いや、実際にはもっと老け顔だったけれど
あのくらい美しく輝いていたという象徴的描写?

『チャングム』のチョン尚宮(チャングム子供時代に水刺間最高尚官になった年配の女官)
みたいな姿でも威厳があって十分に美しかったとは思うけど
演じているのが深キョンだから深キョンとしての美しさを生かしたのは良かった。

それはラストシーンの清盛にも通じるといえば通じるな。


「真の武士とはいかなるものか見せてみよ」
頼朝が義経を許さなかったのは歴史に疎い私にはよく分からなかったので
清盛がまるで後押しをするみたいな遺言を西行を通じて伝えたことに
一瞬、疑問を抱いたんだけど…

そうだ、頼朝は清盛の“夢”を継いで「武士の世」を作っているのだから
義経が朝廷により任官された…というのは、それに逆らう行為だったわけだね。

2人が戦い合うということは「武士同士が覇を争う世」にも通じるしな。


清盛と義朝のその後を分けたのは
清盛は叔父を処刑し、義朝は父を処刑できなかったことだった。

それが今や、義朝の子が兄弟同士で戦い合っている―

頼朝が義朝を超えた瞬間とも言える?
頼朝の命を助けた清盛を超えたとも?
その後は一門の結びつきを大事にしてきた清盛へのアンチテーゼとも?

でもまあ、実際には
頼朝はそれほど清くも真っ直ぐでもなかった気はするけどね。


後白河法皇が頼朝との双六には面白味を感じなかった様子なのは
やはり清盛より遥かに小者と思ったからかな…って思うし(^^;)


そんな頼朝の後は足利幕府が…
そうやって世は続いて行く。

清盛が築いた土台の上に
清盛が目指した武士の世、新しい国が。

予告を観た時点では
義経の最後まで描くことが分かり
神木君の義経はなかなか良い感じだったので嬉しい反面
清盛の死後が長くなり過ぎないのかな?
時間が足りないから駆け足展開で各エピが軽くなっちゃわないかな?
と心配したけれど

まあ、駆け足っちゃー駆け足ではあったけど

“夢”がバトンタッチされながら、どんどん続いて行く―
という
個々の人間の儚さと歴史の雄大さ
個々の人間は儚くても、その目指したものは受け継がれていき永遠にもなる
という
希望や現代を生きる自分達との繋がり等が感じられ
やはり、そこまで描くべきだったのだと納得した。


小兎丸の姿にも「受け継がれていくもの」を感じられて良かった。


そしてラスト
老け演技を頑張った松ケン

どこぞの朝ドラはラストの一ヶ月で女優を交代させるという暴挙
(個人的感覚ではやはり暴挙)
に出て失敗たけど
(個人的感覚ではやはり成功とは言い難い)

松ケンは若くても出来るということを証明してみせてくれたな。

そして本来はまだ若い役者であることの強みとして
ラストでは若い姿を見せてくれたし。

ここでは無邪気ささえ感じられる表情が良かった。


低視聴率なんて何のその

つーか

朝ドラ史上最低視聴率を誇った>まさに「誇った」と言える
あの『ちりとてちん』と同じ脚本家だもの。

質は最高、視聴率は最低

そんな歴史に残る作品をまた世に送り出してくれましたね
って感じ(笑)


ところで
『平家物語』を語っていたのは、あの禿のリーダーだった少年だよね?





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『平清盛』第49話>武士同士 - 2012.12.23 Sun

第49話『双六が終わるとき』


「さような所まで辿り着いておったか」by後白河


高倉上皇崩御。
そして徳子は後宮を拒否。

資力と政略結婚でのし上がってきた平家だから
これはかなりの皮肉な結末。

南都焼き討ちも若き清盛が神輿を矢で射たエピとの対比として見ることができるから
やっぱ、皮肉。

頼朝が鎌倉に築きつつあるのは清盛が目指した「新しい国」と共通するものがある様子で
これも皮肉なのか…


と思ったけど


「もはや平安の世は終わりを告げようとしております
 これより先は武士同士が覇を争うよとなりましょう」

という言葉からすると
清盛は既に頼朝に“夢”を託す心積りをしたってことかもね。

頼朝がまたもやエア矢を放った時
清盛が「うっ」と蹲るんじゃないかと一瞬、心配したけど>ぇ
そうじゃなかったので頼朝は自らの未来へ向けて放ったのかとも思ったけど
そうじゃなくて、やはり清盛が受け止めたってことなのかな。

託す者と託される者って形で2人が結ばれたってことかも?

清盛自身は病死だけれど
一族郎党は源氏に追いつめられて…となるわけだから
そこのところがイマイチ納得できない、おバカな私だったけど
「武士同士が覇を争う」という言葉が、そこのところをクリアにしてくれた。

「武士はもはや王家の犬ではござりません」

ある意味、清盛は“夢”を達成したと言えるのだろう。

まあ、そうでないと物語の良い締めにならないもんな。
栄枯盛衰だけで終わるのは悲し過ぎる。


とはいえ、時子の
「もう良いではござりませんか」
は、ちょっとお気楽過ぎるのではござりませぬか?
という気がしたけど>ぉ

あのまま静かに平家が退いて、ひっそりと穏やかな余生を過ごす…
ということが可能なら「良い」けど、そうはいかないだろうに。

それとも、これが時子の最後の心情へと続く、いわば前振り?


それにしても、
清盛はあんなに老人メイク&演技を頑張っているのに
他の人々は老けないなあ…と思っていたら
まさかの堀河局再登場。

松田聖子への皮肉か?>こらこら

西行とのシーンは、文字通り
歌を詠みかわすという雅な時代が終わろうとしていることの強調だろうけど
最後の最後で西行を生臭坊主にするのって、どーよ?
(いや、夜通し歌を詠んでいたと弁明してたけどね・笑)


初期の頃からずっと
清盛と誰かを対比させるという描かれ方がされてきた。
義朝を筆頭に兎丸だの西光だの…
後白河もその一人。

「幽閉された御身のまま世を操っておられたということか」by時忠
という後白河だけど、清盛だけは互角に戦えた相手だった。
最後の双六を終えた今、彼は頂に立つ者の孤独だけを噛みしめて行く?

これもまた時代が変わりゆく印。


で、

病に倒れた清盛の生霊(?)が西行のもとへ。
何で西行?
最後に残された親友だからってことで?
それともエア矢に代わって頼朝に繋げる?

そして次回は最終回。




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『平清盛』第48話>エア矢part2 - 2012.12.16 Sun

第48話『幻の都』


「その時、私には分かった
別れ別れになったかに見えた我が父義朝の道と平清盛の道は
再び一つになると
そして
それこそが私の務めであると」
by頼朝


あちこちと心が揺れ動いていた頼朝が遂に清盛の歩みを理解し
その“夢”を引き継ぐと決意した図ぅ―

ってことなんだろうけど

う~ん、やっぱこうなっちゃうのかあ…
いや、綺麗だけどね

非常に綺麗な纏め方だと思うけどね。


武士の世を作る、という忠盛の夢を
血の繋がりのない清盛が継いだのと同じ様に
友の息子である頼朝が引き継いでいく。

中二病と揶揄されるほど>いや実際、中二病に見えたけど
純粋に“夢”を追い求めてきた清盛が
それを手に入れかけたところで堕落…

それには、実父@白河院の血が邪魔をした、と
穿った見方もできるところが、また面白いし

そうして自らが弱さに囚われ
いつしか“夢”を変質させてしまった時
次にバトンを渡す番が到来した…

みたいな。


結局のところ清盛は
史実は知らんけどドラマ上は
“夢”を引き渡せるほどの息子に恵まれなかったもんな。

清盛自身の“教育”のせいとも言えるかもしれないけど。


だから、
清盛は堕落して自業自得の結果を迎える
ってのじゃなくて

清盛の夢や志は頼朝に引き継がれる
ってのは物語の終わり方として実に良いと思う。

義朝と清盛の道が一つになって生き続ける
ってのは素敵な終わり方だと思う。


たださ、
これまた史実はともかくもドラマ上は
頼朝もまた、それほどの器には見えなかったりするのが難点(^^;)

まあ、先回の維盛との対比で頼朝をデキるヤツとして提示してはいるけど。


それと、
平和ボケの私だから思うのかもしれないけど

源氏は平家を滅ぼしてしまうわけだから
所詮、勝てる者、もっと言ってしまえば征服者の
理屈であり、綺麗事…という気がしちゃうんだよなあ…

清盛は義朝を殺そうとはしなかったし
戦いを仕掛けてきたのは義朝の方だし
本当は義朝と共に“夢”を目指していきたいと願っていたわけだよね。

単純に仇討という形なら分かるし
増長する平家を懲らしめようという形でも
まあ多少引っかかる部分はないでもないけど仕方ない。

もっと言うなら
ある程度のことを成し遂げた人達をやっつけて
それをそっくり頂いちゃう
という行為も仕方ない。

ある意味、それこそが武士のやり方って感じだから。

でも、それを
「夢を引き継いだ」っちゅーのはどうなのかなあ…

なんて思っちゃう私が甘ちゃんもイイとこなんだろうけどなあ…

それとも、こんな風に思わせといて
足をすくわれる様なラストシーンが待ち構えている?


ま、いずれにしても
そういう形で平家が滅びるのは、ある意味面白いとは思う。

「驕る平家は久しからず」で自業自得みたいな括りじゃなくて
武士の世を目指していたのに武士からぬ状態になってしまった平家が
武士ならではのやり方で襲われ滅ぼされる…というところが。


だから最後の最後まで
武士の世の実現に貢献した

ってとこまで言っちゃったら穿ち過ぎ?





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『平清盛』第47話>水鳥 - 2012.12.07 Fri

第47話『宿命の敗北』


「殿が目指した武士の世は武士のままでは作れぬ世でござります」
                                    
by忠清


ようやく暗闇の中から抜け出せたのに散々な清盛の図ぅ―

水鳥の羽音を敵襲と勘違いして逃げ出す平家軍。
ナサケナイにも程がある…と
戦争を経験したことのない私だから勝手に思ってしまうけど
つまりは彼らも平和に慣れ過ぎてしまっていたのだろうね。

維盛の絵に描いた様なダメダメぶりが、それに拍車をかけてしまった。
頼朝との強烈な対比。

特に、遊女を呼ぶって何?
つまりは自分自身が元気を得る=宴会という生活を送って来たことの表れだよね。
贅沢で軟弱な生き方。

今迄、傲慢さ等を示すのに何かというと宴会のシーンを出してきたのは
この日のためだったりして?

でもって
そんな維盛を総大将に選んでしまった清盛に敗北の根源がある。

宗盛じゃあ無理だと判断したから?
頼政の件に宗盛が絡んでいた(つーか引き金になった)から?
父@重盛を失って立場の弱い維盛を思いやってのこと?
自分の血を引いているからOKという盲信から?

まあ、何よりも
清盛自身がもはや戦いに関する判断力を鈍らせてしまった
ってことなんだろうなあ…

獣の目を失ってしまったってヤツ。
つまりは清盛の中の「武士」がもはや変質してしまったってことなのだろう。


まあ、敗北を知って激怒するところまでは良いけど
忠清を処刑しようとしちゃうなんてなあ…
暗闇から生還したはずなのに、あまり変わってないじゃん。

剣を振り上げた時、頼朝や義朝の時みたいに
地面に突き刺してみせるのかと思ったのに
自分が倒れてしまうとは…

まだ病に倒れる時期には早いよね?
心の軸が折れてしまったということ?
それ程に弱り切って(あるいは腐敗して)しまっていたということ?
上記の忠清の台詞がヒビを生じさせたってこと?


源平の明暗はますます際立ってきたな。

頼朝は見逃してもらえるし。
実話か否かは分からないものの有名な話らしいし
実際、梶原景時は後に源氏に仕える様になったそうだ。

まあ、上昇気流に乗っている時は思いもかけない助けがあったりする。

義経は遂に兄の元へ。
弁慶によるコントっぽいエピは微妙だけど>こらこら
神木君の義経は清く正しく美しくって感じで文句を付け難い>ぉ


「武士とは勝つことじゃ」
と豪語していたのにアッサリ(それもナサケナイ形で)負けてしまった清盛。

「我が友の子に見せてやる」と言っていた「武士の世」が
「どの様な20年を過ごしたのであろうか」と言われてしまう結果に。

初回の様子から、頼朝は清盛の“夢”を引き継ぐ…という形で終わりそうな気が。

清盛だって義朝や信西の“夢”をも背負ってきたってわけだけど
そのどちらも清盛の方から成敗したわけじゃないよね?

頼朝が立ち上がったのが
源氏の復讐&再興のため…という理由は納得できるけど
ある程度のところまで“夢”を築き上げながらも人間的弱さに陥って緩くなってしまった…
いう理由で平家を滅ぼし、自分が取って代わるという気持ちだとしたら傲慢だよね。

その傲慢さを描くのなら良いのだけど
それを美しく描いて終わりだったら、ちょっと微妙。

…って考え過ぎ?(^^;)




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『平清盛』第46話>頼政自害 - 2012.11.30 Fri

第46話『頼朝挙兵』


「儂は最後まで測りかねておった、清盛入道が器を」
                              
by頼政


ひじゅにも測りかねておった(笑)
つまり、ひじゅにが抱いていた疑問は脚本家の算段通り?


頼政も答が出ないまま自害に終わったのだとしたら気の毒だなあ。

見えてなかった清盛の「新しい国」について初めて(?)詳細を説明してもらえ
「武士」というキーワードも使われたのに
それでも立ち上がってしまった心境は確たるものではなく依然として迷いの中だった…
なんて悲し過ぎ。


ダークサイドに落ちてしまった清盛の表現が女遊び>他は説明台詞
であるのと同じ様に
頼政の直接の動機は先回の宗盛と馬の一件みたいで
これだけだと弱いんと違う?と思ってたから
最後の最後に上記の様な台詞があって面白味と深みが増した。

源氏として、この日のために平家についていた…という解釈は
贔屓目過ぎると思うけど(笑)

清盛の今の状態はやはり一個の人間としての弱さに起因してるのだろうし
頼朝の命を助けたのも人間的“情”によるものだと言えるし
馬の件も、息子への頼政の思いも、みな“情”だから
夢がどーの一族がどーの政治がどーのの前に“情”で動き“情”で滅びるというのも
極めてドラマっぽくて面白いと言えば言える。

「あのまま平氏のもとにおれば余生は穏やかなものであろうに」
以仁王の頼政への言葉も“情”だよね。


それでも、清盛に関してはさ…

何かもうちょっと
清盛には清盛の深い考えや理想があって事を進めているのだけれど
何しろ清盛の頭の中の設計図に基づいてのものなので
清盛の器には到底届かない周囲の人々には理解されることがなく
孤独の闇に囚われていく…
という風にしてくれても良かったんだけどな>私だけ?


時忠が浮気のことを時子にバラしそうになった時
慌てまくってた清盛は可愛かった>ぉ

逆を言えば、この時点では清盛はまだ自分のやってることを分かってはいた
ってことだよね?

祇王&祇女をアッサリ捨てて仏御前に入れ込んだこと
そのために仏御前の前で祇王&祇女に芸をさせて辱めたことは
一応“伝説”として残っているらしい。
まるきり事実のままじゃないにしても近い出来事がベースにあったのかもね。

仏御前をも処刑しようとしたことまでは
伝わっている話なのかドラマオリジナルなのか知らないけど
まあ、ここを清盛の狂気の発露(もしくは頂点?)として描いているのならば
実の母親@舞子の最後と重なるシチュエーションに持っていったことは
ドラマ的に面白いと思う。

先回は唯一人庇ってくれていた盛国が唖然としていたのと
西行が居合わせたのも面白かったけど
何より頼盛の視点を入れていたところが興味深かった。


「清盛は暗闇の中から戻ってこれなかった」
その頼盛が後に頼朝に、その挙兵のことについてこう語ったとか。

頼政の疑問への答?

頼政の戦いは序曲にしか過ぎなかったけど
それは頼朝を決意させ
その頼朝により清盛は光へと引き戻された
っちゅーことで?


戻ってきても、じきに滅びちゃうんだけどさ(^^;)

でも、暗闇の中で死ぬのでなく
武士として死ぬという結末なら
それでこそ義朝から続く関係性が生きるし
頼朝が最後に清盛を賛美するシーンも生きる。




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