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2023-11

千の風>『カーネーション』最終話 - 2012.03.31 Sat

取り合えず言えることは
この最終回はオノマチ編最終回との対比。

このドラマらしい過去とのリンク。

*登場人物全員集合―
その描き方&視聴者の思い入れの深さの差は大きいけれど。
え、同じくらい深いって?>スミマセンスミマセン

*オネエな従業員が憧れの人とご対面―
恵さん+春太郎VS水野さん+源太

*幽霊(便宜上こう呼んでおく)登場―
善作父さんVS糸子本人

昨日、私としては糸子の最後を
千代母さんだけが善作父さんに気付くシーンに匹敵するものにしてほしかった…
と勝手な願望を書いたけど

制作側としては
十分にそのつもりでいたのかもな。
匹敵していたかどうかは別として>こらこらっ

…ひじゅにですが何か?



「おはようございます、死にました」by糸子



何かさ
晩年編になって「笑えない」と文句言ってきたけど
それって織り込み済みってヤツで
本当はシュールなコメディを目指していたのかも?

なんて思えた。

大真面目に演じた上に非難の矛先にされてしまった
夏木さんは最大の被害者かも?>ぉ



昨夜、劇場版『その街のこども』を観た。
勿論、渡辺あや脚本に惹かれて。
とても良かった。

泣ける泣けないで判断できるわけじゃないけど
泣けたか泣けないかというと、泣けた。
さすが渡辺あや!と思った。

では
『カーネーション』最終回は?

泣けたか泣けないかというと、泣けた。
最後の最後、『ふたりの糸子のうた』が流れてきたところで。

ああ、そうか…

晩年編なんて勝手に呼んできたけど
これって

4週間続いたアバンだったのね!?



死生観ちゅーのは
まあ色々あると思う。

まだ死んでいない人が考えるんだからね。

だから
千の風になって…みたいな死後の糸子の描き方に
文句を言う気はサラサラないけど

ただ、あれって仏教的だなという印象なので
晩年、仏壇を拝む糸子の姿を度々挟んだのはそのためかな?
と思った。

日本人にはキリスト教よりは仏教の方が馴染みがあるだろうし
幽霊が登場するのは朝ドラ“お約束”の一つだから
ここだけ見れば別に何てこともないんだけど

クリスチャンであることを公言し
聖書の言葉を座右の銘にしていた人の
“一代記”をこういう形で締めた理由は何なんだろう?
と思った。



↑思ってしまったんだからしょーがない(笑)



ジョニー再登場は嬉しくもあったんだけど
「何やその腹!?」と直子に言われていたところで
やっぱジュリーがモデルなのねと確信してしまったけど>ぉ

吉沢さんまで再登場とは!?

「お元気そうで」だの
「奇跡やったね」だの
言われているところを見ると
玉枝さんみたいに少し長く生きられたというレベルではなく
回復したってことだよね?


えーっ!?


奇跡ってそーいうことだったの?
そそそそりゃあ、全くあり得ないことじゃない…かもしれない…と思う…けど

そ…

そうか…

院長が頼りなくて
いつも逃げてばかりいたのは
今日の伏線だったのね。

つ、つまり

あれは院長の誤診だった!

きっと今日まで必死で逃げ回っていたに違いない。

つーか
病院が出てきたあたりで嫌な予感はしていたけど
まさか本当に『だん×2』化してしまうとは…

あ、だから三林京子が出演したのか…

さすが緻密な構成の『カーネーション』!



ラストで登場したお年寄りは
普通に考えれば奈津なのだろうな。

江波さんにしなかったのは
1:リアリティのため?
2:スケジュールの関係?
3:他の人物かもしれないとの余地を残すため?

1(リアリティ)に関しては
三姉妹を全く老けさせていないところからして
考えているとは言えない。
ヒロイン交代はそのためという大義名分も破綻。

2(スケジュール)は知らん>ぉ

3(余地)に関しては
まあ、「あり」かもな。

奈津以外の登場人物(サエさんとか駒子さんとか静子とか心斎橋のデパガとか…etc.)
と思うと、またそれぞれ感慨があるし
一般人=視聴者というのも、また色々考えられる。

個人的には、もしも後者なら
もっと大勢で楽しんでいる姿にしてほしかったけど。

まあ、奈津の可能性は高いんだけど
奈津だと、ちょっと悲しい。

だって
糸子は最後まで大勢の人々に囲まれていたけど
奈津は一人ぼっちで病院(老人ホーム)で朝ドラを観るのか?

まあ、糸子と対比的に描かれてきた人物(ある意味、もう一人の糸子?)
ではあるから、対照的なのは当然かもしれないけど。


はっ!

ももももしや、あれは小原糸子本人!?


亡くなったのは偽物で、糸子はひっそりと生きている…
なんちゅーオチだったら面白いかも>そうか?

最後の最後にオノマチの名前が出て終わったことだし
これが制作陣の気概だったりして?

あ、こんなことを書くとまたお叱りを…(略



終わり良ければ全て良し―

でも


で、でも…



それでも……



良くなかったらどうすれば良いんだ!?




コメントお返事、少しずつしますから勘弁ね

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母の日>『カーネーション』第150話 - 2012.03.30 Fri

「我が道を行く」ことを選択したつもりだったけど

やはりどこかで遠慮というか恐怖感(?)があって
表現を緩めたり賛否“両論”の形にして好意的解釈も入れたり…
何だか歯に衣着せっ放しだった今日この頃。

自分でも「日和ってんな」と自己嫌悪に陥っていたわけですよ(^^;)

それでも批判的なコメも付いたりしたので>別館の方
どうしたもんかと悩んだりもしたのだけど

今でも辛口だとのコメも頂き
ああ、やっぱり私は私よね!と思い直しました(笑)

ここは“私の”“感想”を書く場所なので
初心に帰ろうと思いますです

…ひじゅにですが何か?



「おっかしか?」by糸子



以前は勝さんを見送る時だけ静子に借りた口紅を塗っていた糸子。
周防さんに思いを告げる際に洋服を着て化粧をした糸子。

その後は商売の関係もあってか普通に化粧する様になったみたいで
化粧そのものに大きな意味はなくなっていたのかもしれないけど
今日、ベッドで化粧するのは単なる身だしなみではなく
以前の様に恋(の様な気持ち)を抱いていることの表現。

一度、命を取り戻したせいか
目覚めた時、娘達の姿が目に入ったせいか
恋をしている時の様に
世界の全てが美しく見える様になった。

死を意識して生はより輝くということか
彼岸が近づいてきて現世がより愛しく思えてくるのか
十分に生きてきた自分への満足感なのか
生ききった(『だん×2』)ってことなのか

…その状態に達したことはないから分からんけど

『カーネーション』の法則で臨終の瞬間は出さなかったものの
ほぼ直前の状態を見せることで
糸子の最後は穏やかで幸福なものだったのだろうと察せられる。

娘達に看取られなくても
もしかしたら孫や医者でさえも傍に居ない時に
たったひとりで迎えた最後の瞬間であったとしても。



―ということで、
半年間見つめ続けてきた糸子という女性の人生は
今日静かに終わった。




泣ける泣けないで評価することはできないけど
泣けたか泣けなかったかというと後者だった。

“人生”を描くということで
娘達を巣立たせた時とかブランドを立ち上げた時とか
華々しい部分で終わらせるのではなく寧ろ死を描くことこそが神髄…
みたいなことを脚本家さんは語っていらした様だけど>ちょっと違う?

私的には最初から“死”まで描くもんだと思っていたから
今更そんなことを力まなくても…という感じだった>スミマセンスミマセン

オノマチ編の最後があまりにもあまりにもスピーディだったから
その分、晩年編はじっくり描いてくれるのだろう…
端折っても尚あれだけの濃密なドラマを作れたのだから
時間をかけた晩年編はさぞかし見応えがあるだろう…
とは思った。

そういう意味では怖いくらいに期待していた。

確かに人々も商店街の様子も一変してしまったことは
年老いてしまった糸子の孤独感、過去との断絶、アウェーな感じ(笑)
そういったものはよく表れていたと思う。
でも、その後は…

行間を読むドラマだったけど
空間が多いドラマになっちゃったって感じで…

何つーか

噂で聞くにはモデルの小篠綾子さんは本当にバイタリティ溢れる方で
前夜まで元気イッパイだったそうだから
そんな風に年齢に囚われず疾走し続ける糸子の姿を期待していたので
こんな風に死の準備をしつつシミジミしながら静かに去って行く糸子に
勝手に違和感抱いてしまってるのかな…って気もするけど

でも、やっぱり、
そのシミジミ感がイマイチ足りなかった気もしてしまうんだいね(群馬弁


それでも、このアッサリ感は好きではある。
三姉妹の嘆きっぷりにイマイチ感情移入できなかったのかもね。

それと、やっぱり、
棺桶シーンがアカラサマ過ぎたかなあ…

ま、ここは賛否両論だと思うけど(笑)

多くの人が亡くなったけれど死に顔を直接見せたのは玉枝さんだけだった。
糸子はヒロインだから見せないわけにもいかなかったんだろうけど
玉枝さんのシーンを超えるものになっていなかったのが惜しまれる。

本当は千代母さんが善作父さんの幻を見たシーンに
匹敵するするくらいであってほしかったけど
そこは私の個人的趣味だから主張はしない(笑)


さようなら、糸子―

まだ明日があるけど(笑)





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こでまり>『カーネーション』第149話 - 2012.03.29 Thu

今日はいよいよ
岡村ちゃんのブルーレイが届く

わーいわーい嬉しいな♪

録画も溜まってるし
土曜日返却予定のレンタルDVDもまだ手付かずだし
いつ観られるのか!?という問題もあるが

…ひじゅにですが何か?



「ウチは果報者です」by糸子



ああ、また過去とのリンク。
結婚式で糸子が呟いたのと同じ台詞だ。


オープニングはウロ見なので確信はないのだけど
今日の主題歌、フルバージョンじゃなかった?

月曜日以外にフルバージョンなのは
本編がネタ不足になってきたから…というのが
朝ドラ“お約束”…

ここまで来てしまったか『カーネーション』!?

いやいや勘違いですねそうですね(^^;)



いきなりストレッチャーで運ばれる糸子―
という『ER』チックな出だし。

ああ、ピンクの電話が心配していた通り
昨日のスケジュールがハード過ぎたのか?

そそ、それとも周防さんの記憶を良い部分も悪い部分も呼び覚まされ
現在の寂しささえも思い知らされてしまったのが効いたのか?

…と思ったら、あれから既に数か月経っているのね。
それを糸子自身が回想しているという描き方が面白かった。


リアル世界と同じ3月。
窓辺に飾った雛人形を挟んでオハラ洋装店従業員一同と
他愛ないお喋りをしている最中に倒れた糸子。

クェンティン・タランティーノの特徴(業績?)の一つは
それまでは、台詞=物語を進めるためのもの 
だったのを
彼は内容とは特に関係のないお喋りシーンを入れたこと
と宇多丸さんが言っていたけど

この雛祭トークもその部類だな。

勿論、無駄なのではなく
そのお喋りの中に各人物の背景や性格等が滲み出てきて
面白いし物語に深みを与える効果もあるわけだけど。

で、この雛祭トークだけど

フミ子さん:息子ばかり
水野さん:娘はいるけど、もう大人
ピンクの電話:私生活には言及なし、でも春は好きだと皆に同調
元金券屋:興味なし&皆に加わる気もなし(?)

…あまり大した情報ではないな(^^;)
でもまあリアルと言えば言えるシーン。

これは後の方で意識を取り戻した糸子が
心の中で皆に感謝の言葉を述べるシーンの前振り。

晩年編3週間が過ぎて、新メンバー達にも多少は慣れてきたものの
まだ深い思い入れがあるとは言い難い状態。
だから一人一人を映して糸子の言葉を重ねても
正直なところ感動まで行かない>スミマセン

それを上手く回避するための>皆に少しでも思い入れを持てる様にするための
雛祭トークだったのかも?

苦心してるな渡辺。


あ、でも…
例えば恵さんなんて「母もそうでした」の一言だけで
彼の私生活&今迄の苦労が目に見えた様な気がしたっけなあ…
あの魔法は何処へ行ってしまったんだろう?>拘り過ぎ?



病院に集合する三姉妹―

「今夜が山」な割には看護士も医師も付いてないとか
ロンドンからの夜便はないはずとか
まあツッコミどころは幾つかあるけれど
母子のシーンにするために他は省略したのだろう(と思う)。

先に到着したのは直子で優子に文句を言う…ってところは
階段落ちエピと同じ。

「らしさ」を出そうとしているのだろうし
それを喜ぶ視聴者こそが正しいのかもしれない。

晩年編はこういう手法が多過ぎて
過去との繋がりとか積み重ねというよりも
ただ単に重ねることが目的みたいで逆に薄さを実感してしまう…
とヒネクレタ見方をするのは正しくない視聴者ですねそうですね。

優子&直子が病室で大はしゃぎ…というのは
実話か否か知らんけど
リアルに見たらドン引きするかもしらんけど
ドラマとしては「あり」だと思う。

不安を押し隠すための精一杯の努力であり
現実逃避であり
幼い頃から母親にあまり構ってもらえず現在は遠く離れて暮らしている
自らも年を取った娘達の一種の“赤ちゃん帰り”とも言えるし
切ないよね。

まあ、できれば
「どうなん、お母ちゃん?」と、
聡子に直接的な台詞を言わせない方が良かったかも?

話が弾んでいたのがイキナリ途切れて
「今夜が山やて」と、
ポツリ呟く様に言った方がグッと来た気がする。

あくまで、ひじゅにの「気」だけどさ(笑)

糸子が目覚めた時、3人とも爆睡していたのは
某前作を思い出させたな。

某前作とも重ねてる?

後は、まあ…
恐らく多くの人が感じたと思うけれども…
3人とも年を取った様には見えないのが難だったな笑)


「老い」にリアリティを持たせたいんじゃなかったのかよ?
と、どうしても言いたくなっちゃうなあ>シツコイ?



今回は助かったけれど
ドラマ的にはフェイントみたいなもんで
本格的な「死」に向けての前振りだよな。

何処かでチラと耳にしたところによると
小篠綾子さんは前の晩まで元気イッパイ食欲旺盛で
フグか何かの鍋に舌鼓を打っていたとか。

ドラマではどんな風に描くのかな?




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これ↓でなくて特典付の限定バージョンにしたんだけどね



花火>『カーネーション』第148話 - 2012.03.28 Wed

糸子&従業員が食べていたのはチャーハン?

必ず何かしら食べ物が登場してきた『カーネーション』。
晩年編になってからも金箔カステラ等、色々出てくる。
そこは変わらない。
そこは嬉しい。

実は以前ほど美味しそうには見えないのだけれど
それでも嬉しい。

…ひじゅにですが何か?



「ほんでも…これを見るために生きてきた様な気もする」by糸子



同い年という女性客と話している糸子―

こ、このシーン、何の意味があるの?

晩年編第1週の車椅子の女性客との対比?
あの頃はまだ糸子は彼女より娘@三林京子に近い年齢だった(様に見えた)。
今は逆。


*好意的(?)に考えるなら
一般的な人と糸子との対比。

とっくに引退し介護を必要とする人が大半になっている年齢なのに
まだまだ現役の糸子のバイタリティを表している?
つまり糸子age?

*斜め(ぇ)に考えるなら
設定年齢に近い役者と遠い役者との対比。

役者を変え特殊メイクを施しても、やはり差は出る。
つまりオノマチでは無理だったとのダメ出し?
夏木さんでも無理はあるけど頑張ってるとのアピール?
90代に入って再び役者交代をすべきだったけどできなかった言い訳?


老けメイクに批判的意見が多かった『ゲゲゲ』でさえ
文句はなかった私だから
本来なら、こんな点は気にしないのだけど
そこを強調して役者交代をし物議を醸しているドラマなので
嫌でも注目してしまう。

三姉妹は同じ役者のままで、もうイイトシなはずなのに老けてないし
彼女らに合わせた配役かと思われる周防さんの娘も
引退したはずなのに現役の後輩看護士より若く見える(^^;)

何か矛盾…



講演代理の依頼とそれに怒るピンクの電話―

優子からの頼み&突然の話ということで
後の展開=周防さんの娘と糸子が出逢い、さらに優子も出逢う
というのを考えれば、なるべく自然に見せる様に考えられた設定
と言えるかもしれない。

でも、
70代の糸子がブランド始めるのを一度は止めた優子が
元気とはいえ90代になった糸子にイキナリの頼み事するのって
ちょい不自然な気がしないでもない。
ましてや場所は東京だし…

元気過ぎる糸子に安心しきっちゃってるのかな?

自分で引き受けた講演に行けなくなっちゃうってのは
スケジュール管理がどうなのか…という気もしないでもないけど
世界を飛び回っていると、どうにもならない状況も度々あるのかな。

で、まあ
同じ様に心配する視聴者も少なくないだろうから
ピンクの電話に抗議させるシーンを入れたのかもね。

その後の、泣いている糸子に寄り添うシーンへと繋がるし。

ままままさか、本当にこれが糸子の体調に障って
最終回に向けての大きな転換となったりして?>それじゃアザトイか

携帯電話が出てきたのは時代を表すいつもの手。



周防さんの娘との出逢い―

これが実話なのかどうか知らない。
実話なら入れざるを得ないだろう。
フィクションなら賛否両論かな。

どんなに年月が経っても
思い出の中の人は当時の姿のまま。
自分は死を意識する年齢になっても
思い出の中の人は生き続けていると思いたいもの…だと思う。

実際そうだから、糸子は男やもめを招いての食事会を続けてきたわけで。

でも、周防さんの娘の出現により
周防さんの死を知らされてしまった。
逢ったことがなかった=実在感がなかった(かもしれない)
周防さんの家族の存在、今迄に彼女らが生きてきた年月を
思い知らされてしまった。

一応、娘の許しの言葉を得たことで不倫エピに綺麗な結末はついた
と言えるかもしれないけど…

糸子にとっては却って複雑なものをもたらしたと思う。

長い長い記憶を持ってる…それが年寄りの醍醐味とも言える
守り続けて闇の内に葬るはずやったもんが、うっかり開いてしまうこともある
老いぼれた身体に轟くこと、打ちのめすこと、容赦のうて…

この↑台詞は、ちょっと胸に来ましたぜ。
花火もね。


ただ、実話では不倫相手とは20年くらい同棲していたというし
子供達は同じ学校だったというし
長い長い確執があったのだろうけど

ドラマでは、ほんの短い期間だった。
周防さんは家を出ることはなかったし
店で出されたお菓子は子供達に持ち帰っていたらしいし
かなり状況は違うよね。

…いや、だからって正当化できないのは勿論だけど
娘の心模様にしても、少し違うものになりそうな気がする。
あくまでも個人的感覚ですが(^^;)


あ、それと、少し余談になるかもだけど
周防さんエピでの糸子は人間として女として、ちょい嫌な面を見せていた。
それが不倫を一見美しい純愛として描いている様に見せかけて
実はそうではないってことを示していて面白いと思った。

晩年編は糸子の内面がまた、ちょい嫌な方向に変質しているのに
それを一生懸命持ち上げて美しく感動的な物語に仕立てている印象。
不倫エピと真逆。

あ、これも個人的感覚ですので
私は違う!という人はスル―してね。

↑卑屈(笑)




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お米と着物>『カーネーション』第147話 - 2012.03.27 Tue

免許更新の期限が近づいているんだけど
行こうと思った日に限って
自分や家族が体調を崩すのはどーいうわけだ?

え?
日頃の行いが悪い?


反論できません(笑)

…ひじゅにですが何か?



「何飲む?」by糸子



劇的ビフォーアフター
ビフォーの昨日、
布団→ベッドに代えたとはいえ90過ぎてまだ二階に寝ていることに驚いた。
アフターの今日、
ベッド&仏壇の行方が気になる。

サロンの横に寝室を設けてあるってことなのだろうけどね(笑)


二階のリフォームが済んだので今度は着物のリフォーム教室を思い立つ
乗りやすいというか単純な糸子>ぇ

まあ、これは戦争中の着物→モンペ教室に重ねているんだろうね。

ハサミを入れるのを躊躇する女性が出てくるところなど、まんまだし。
モンペが洋服になったところに平和な時代になったことが象徴されている?
どうせならモンペの時の様に元に戻せる作り方があれば良かったのに>無理?

う~ん…

たまに過去のエピを思い出させるものが入るのは嬉しいことだけど
そればっかり…というのはどうなのか?>こらこら

同じくらい濃いエピなら重なってても重ならなくてもOKだけど
単に重なっているだけで薄かったり
かといって重なっていないエピはもっと軽かったり
というのが多い気が…>言っちゃった


まあ、父親が呉服屋をやっていたと語っていて
糸子の原点と繋がると共に
糸子の終焉が近づいているという雰囲気が盛り上がってきたのは
良かったと言えるかも?

でも、ヒネクレタ見方をするなら
死の直前まで前向きに生きていた明るい女性像
ではなく
死ぬ気満々の老女像
って印象になってしま…>いえいえ何でもありません

後の方の、アホボンBが将来BFに加えてほしいと言い出すシーンも
そのずっと前に訪れる糸子の死を匂わせているしな。



後半はアホボンA@譲さんの話。

着物関係でアホボンBばかり出てきたから
Aの出番も作らないと不公平>ぉ

つーか

アホボン達の中で、それなりに背景が描かれたのはAだけだよね?
曽祖父が金糸入りの生地で糸子と関わったこと
父親が糸子のBFの一人佐川満男であること>ぇ

だからアホボン達の“今”を描くのに代表となるのは、やはりA。

以前、過去と無理クリ結び付けるよりも
晩年編になってから登場した人物やエピの顛末を観る方が楽しい
と書いたけど
そういう意味では前半より後半の方が興味を持てる内容だった
と言えるけど

いかんせん思い入れのないキャラなので感動まで行かん>スミマセンスミマセン


「キラキラを剥がされて剥き出しになってしもた40男の本性は
あんたが思てるよりもっとずっと綺麗なんやで」


この言葉は良いと思う。

その前の色々は
多くの人の死を目にしてきて、一人頑張ってきた糸子だから
言えること…でもあるけど

何かどうも…
(よく言えば)経験豊かな賢人になっちゃってるのが
何だかどうにも…

あ、でも勿論
そこが良い!
という人もいると思いますです。  ←卑屈?

つーか、反論できる内容じゃないんだよね。
良い事言ってるとは思うもん。
敢えて重ねるなら
婦人会の澤田さんみた…(以下略




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