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2023-06

『JIN-仁-』最終話 - 2011.07.01 Fri

最終話
『完結~時空の果て…150年の愛と命の物語が起こす奇跡のタイムスリップの結末』


「傷つこうと泥に塗れようと這いつくばって生きねばなりませぬ」


咲の生き方があまりにも切なく、あまりにも清く、あまりにも強く、いじらしかったので
もう、これで良い!と思ってしまった。
何が良いのか、よく分からないけど(笑)

ともかく、「生きる」ということが強調された回だった。
そして、その通りに咲は生きたんだなあ…


包帯男@仁が持ち出そうとしていた薬は咲のためだったんだね。
それは感動どころなんだけど、だからこそ
恋人@未来(ミキ)の存在が、ちょっと微妙になってくるんだよなあ>私だけ?

腫瘍が胎児の形をしているのは元々胎児だったからなんだ…
まさにピノコ@『ブラックジャック』。
ペニシリンを作るエピでも『火の鳥』の1エピを彷彿とさせたし、
やはり手塚治虫へのリスペクトが伺える作品だから良い出来なのかも?>ぉ
医療物とSFの融合という点が、そもそも手塚っぽいしね。

龍馬の血を浴びたことが何かの鍵になるという予想は当たったけど
仁自身ではなく腫瘍の方に影響したのね。
細胞に記憶が宿るというのは、たまに聞くけど…実際にどうなのかな?
『ドグラマグラ』(夢野久作)を、ちょっと思い出す。
はっ、あれも“胎児の夢”…

パラレルワールドを持ち出したのは解説なのかミスリードなのか?
もし前者だったら、一番最初の包帯男は何処から来たことになるわけ?
咲の、いじらしいにも程がある手紙は別の仁に宛てたものってことになっちゃわない?


まあ、私はあまりSF脳じゃないので理解出来ないだけかもしれないけど(笑)
世界は一つしかなくて、その中の一定の時間内を仁が無限ループしている…
という方が面白い気がする。

やはり、始まりについては分からないけど(^^;)
仁は仁だし咲は咲だから。

それでも繰り返すうちに少しずつ歴史は変わっていくんだろうなあ、と思う。
大きな流れは同じ様でも、細かい部分において
前の仁と後の仁とそのまた後の仁と…
全員が寸分違わぬ行動を取れるとは限らないから。

とはいえ、龍馬の死(により血を浴びること)と咲の病気がなかったら
このループは途切れてしまうのだろうから、
この2つだけは、どうあっても阻止することは出来ないのかな…


仁が去った後、仁に関する記憶が抹消されるという結末は
ちょっと強引な気がするなあ>私だけ?

「歴史の修正力」の一言で片付いてしまいそうだけど、
今迄と傾向が違い過ぎない?

あそこまで綺麗に消しちゃうなら
仁のタイムスリップ自体を阻止すれば良いじゃん(笑)

それに、龍馬も野風も他の人々も悉く死んでしまったけど
仁が最初に助けた恭太郎が長生きしたのは何故?


…拘り過ぎ?(笑)


いや、実際のところ、咲が悲しいくらい可愛かったので
本当は全て、これで良い。

ちょっと『時をかける少女』みたいだよね。
記憶は失われても思いは残り、
その思いを抱えて残りの人生を生きていく。

咲は医学に身を捧げたのだし、野風の子供の母ともなったのだから
幸福な人生だったと思う。
でも、自分の心を占めている人がどんな人だったのかも思い出せず
その人が空けた穴は永遠に埋まらない…
それはとても切ない。


新しい未来(ミキ)である橘未来の手術を始めたところで終わったけど
以前は失敗してしまった手術を今度は成功させて、
本当の意味で仁は再出発することが出来る、ってことだよね?
タイムスリップは、そういう意味で必要なことだったのかもしれない。

いつの間にか腫瘍も執刀医も変わってしまったのも「歴史の修正力」?
それとも、今迄の出来事は腫瘍が見せた夢?
…それでは、ちょっと虚しい。

手術後、橘未来と仁の間に愛が芽生える?
元々の、未来(ミキ)とのラブストーリーに重きを置くなら
これは紆余曲折の末のハッピーエンド。
咲の存在を重視するなら、ちょっと切な過ぎる結末。
…咲はきっと、それを喜んでくれるだろうけど。

咲と未来(ミキ)どちらにしても、愛する人が重症である時に仁は時をかけたんだなあ。
自分自身も腫瘍を抱えて。





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『JIN-仁-』第10話 - 2011.06.25 Sat

第10話『最終章前編~タイムスリップの結末…』


「あいつとおいらは一緒なんだよ」


ああ、やはり龍馬は死んでしまった…

本当言えばさ、
これだけ引っ張って盛り上げて
仁のタイムスリップは、まさに龍馬を救うためだと
仁自身に言わせておいて

何だよー
結局殺されちゃったじゃないかよー

という事態になってしまったなんて…
悪くしたら蓋ショボですぜ。

―と言いたい気もするんだけどさ(笑)

人の生き死にに関しては、どうにも歴史を変えられないらしい…
ってのは散々示されてきたから
助かることを祈りつつも、どこかで覚悟していた。
仁の気持ちと同じ(^^;)


暗殺者の正体は今だに謎なわけだけれど
仁が深く関わっている以上、ドラマ的にはハッキリ描く必要があるから
東を絡め、上手いこと纏めたなって思う。

動機にしても
周囲の憶測ばかりで本当のところは分からない…という形にしつつも
とにかく龍馬のことを思ってのことだ、というのは間違いないみたい。

これは仁が関わったからこその結果。

仁の手術も
一時的に意識を取り戻し、仁と言葉を交わすことが出来たし
それで自分の生き方が無駄ではなかったと保証してもらえたわけだから
元々の歴史よりも悔いのない死となったと思う。

龍馬を安らかに死なせるために、仁は来た…とは言えるかも?


龍馬が独身のまま、それも野風への思いを抱えたままだったというのは
元の歴史でも龍馬は、お龍との間に子を生しているわけではないし
大きな意味で歴史に変化は齎さないから
「歴史の修正力」が及ぶ様な部分ではなかったんだろうな。

つーか、これは仁のタイムスリップとは関係のないドラマのオリジナル設定だよね。
それとも、野風との出逢いはやはり仁のおかげと言えるのかな?

いずれにしろ、龍馬の純粋さとか一途さとか人間味とかを強調する良い改変かと思う。


つまりは、そういう龍馬の内なるものが重要なのだろう。
勝の言葉に象徴されている。
龍馬という一人の人間は死んでしまったけど、
龍馬の夢や信念は他の人々の中に生き続ける。

ちゅーことで、
仁が二回も龍馬の血を浴びてしまったこと
その後、龍馬の声が聞こえる様になったことに
今後の展開、つーか結末の鍵があるんじゃないのかな?

―なんて思うのは私だけ?


仁友堂の危機は、仁がいない所でアッサリ解決してしまった…
って感じだけど
龍馬と同様、誰かから誰かに引き継がれていくものがある…
というのがテーマであるとすれば
寧ろ、ふさわしいエピと言えるかも?

野風が子供@安寿ちゃんに、かつての自分の思い@雪を話して聞かせるシーンも
引き継がれていく…ってことを表しているよね。

仁友堂を解散しようと言い出した仁を他の皆が諌め、
その思いの裏付けとして、亡き緒方洪庵の言葉を指し示したのも
やはり、引き継がれていく…ってことに当て嵌まるよね?

その仁友堂やペニシリンや胃洗浄等の色々な技術や使用する器具…
仁が未来から持ち込んだものは沢山ある。
それが許されているのは、やはりこの“引き継がれていく”ってことが重要だからかも?

実際、死を意識した仁は益々、皆に伝えていくことに専念していったわけだし。

―なんて、今回観て思ったけれども、
単に私の勘違い、もしくはコジツケの可能性大です(笑)


それにしても佐分利先生ったら、
頭痛で苦しむ仁をフォローしようとしたのはわかるけど
「年」って何よ、「年」って(笑)

仁が何歳の設定なのか知らないけど
寿命の短い当時では、もう結構な年齢なのかもしれないけどな。
以前、咲の父親でもおかしくない…なんて言ってたことがあるしな。

その咲も、自分のことを
「少々トウが立っておりますが」と言ってたっけな(^^;)


ちゅーことで、次回はいよいよ最終回。

最大の謎@胎児型の腫瘍の正体が解明される?
あの激しい頭痛は、歴史を大きく改変しようとした時に起こると思われてきたけど
ままままさか、ここに来て「関係なかった」なんて言わないだろーな?(笑)

あの包帯男が仁自身であることは、前シリーズで既に分かったんじゃなかったっけ?
最初は龍馬かと思わせていたけど。
何か、そこのところも血や声と関係してそうだな。

以前にも出てきた映像か否か、覚えていないのだけど
仁がタイムスリップする直前の階段のシーンで
今回はタイムスリップ前の仁ではなく、包帯を巻かれた仁の方の側から映されていた。
そこのところも鍵なのかな?なんて思った。

とはいえ、どういう形で仁はバック・トゥ・ザ・フューチャーするのだろう?




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『JIN-仁-』第9話 - 2011.06.18 Sat

第9話『坂本龍馬、暗殺』


海・・隊


「アンは暗殺のアンでございますか?」
今日も鋭い咲。

あまり理解が良過ぎても、御都合主義っぽく見えてしまってマズイんじゃ…
↑余計なお世話?


ああ、私の眞島さんが…じゃなくて大久保一蔵が
龍馬暗殺にさり気に手を貸していたとは。
つーか、皆でより固まって龍馬排除の方向に行っていたのね。

そして仁は、自分がタイムスリップしたのはまさに龍馬を救うためだったと自覚。

確かに頭痛がどんどん激しくなるのが、それを示唆しているかの様にも見えるけど…
何となく仁の思い込みの様な気がしないでもない(^^;)


その前に明るい部分に目を向けると

「忘れるんでっか」
「息継ぎせーや」
佐分利先生のボケが楽しい(笑)

考えたら『ROOKIES』の先生&生徒達が揃ったんだな>東と恭太郎と佐分利先生
あ、そのために仁は佐分利先生に同行を頼んだのか>ぇ

中岡慎太郎&龍馬は『風林火山』の信玄&勘助だ、と思って観てたけど
『龍馬伝』では亀冶郎は暗殺者だったのに、今回は逆に暗殺される側なのが面白い。

…なんてことはどーでもいいけど>どーでもいいんかい!?


中岡は殺されてしまった。
龍馬が助かるなら彼も一緒だと思い込んでいたので、そこがちょっとショック。

軍鶏鍋を勧める龍馬の言葉に応じそうなそぶりを見せたところだったのに
仁が遮るかの様にお礼を言ったりしたから、食べずに帰ってしまったわけで
何だか仁が“歴史”に力を貸してしまった様にも感じられる>ぇ


問題の日は過ぎてしまったのに、龍馬も結局のところ斬りつけられてしまった。
それも東に…

確かに龍馬のことだけを考えると、暗殺された日を無事通過することができれば
もう既に歴史を改変したことになり、暗殺もチャラになりそうな気がする。

でも、喜市君のお母さんや野風の件を見ると、
日付はあまり関係ないみたい。
要は死という事実があれば細かい事情は異なってもOKっぽい。

仁は歴史にさほど詳しくはなさそうだから
日付や方法や加害者が誰か等、どう変わろうが
元々知らないことなのだから分からないし、分からないことには意味が生じない。
坂本龍馬は暗殺された―
その一事だけが実現すれば“歴史”は守られたことになるはず。

だから「歴史の修正力」は大胆にも、東に龍馬を殺させることにしたらしい。

東は龍馬を兄の仇として狙っていたっぽい。
でも、護衛として龍馬の傍にずっといて龍馬に心酔したかに見えた。
笑顔まで浮かべていたし。

それが、あの土壇場で吹き飛んでしまった?
死ななくても龍馬は一切から手を引くと言っているので
暗殺者達の行動には意味がないと、東ならよく理解しているはずなのに…

それとも意味のない暗殺が許されるのなら、
まだ意味を持っている自分を優先させたかった?

まさか恭太郎を救おうとした、なんてのじゃないよね?
ましてや殺すつもりはなかったのに手元が狂った、なんてことはないよね?

実際の龍馬は額を、脳に達する程深く斬られたそうだけど
一日生き延びたドラマの龍馬も額をやられた。

予告では仁が手術を施していたから、何とか助かるのかな?
助かって、「坂本龍馬が死なない世界」を実現させてほしいな。


龍馬は仁を「光」と言い
ずっと仁に導かれて生きてきたのだと告白。
仁は龍馬を助けるために今の自分はいるのだと思っているし
まさに相思相愛…じゃなくて表裏一体。

龍馬の血を、それも目に浴びてしまったのは
仁にとって何か重要な意味を持つのかな?


ふと思ったんだけど
仁がタイムスリップして最初に助けたのは恭太郎だったよね?

もしも龍馬が助からなかったら「歴史の修正力」の勝利となり
恭太郎も野風みたいに結局は死んでしまう状況に戻るのかな?






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『JIN-仁-』第8話 - 2011.06.12 Sun

第8話『歴史に逆らう命の誕生…』


何と、船中九策!


重病を患いながら出産…という、ただでさえ過酷な状況にある野風に
さらにまた襲い掛かる試練は…麻酔なしでの帝王切開。

ここここれって、見てるの辛いんですけど(^^;)

映画『リターン』に出てきた手術中覚醒のことを、ふと思い出した。
手術中に意識が戻り、身体は動かせないけど痛みは感じるという
世にも恐ろしい状態のことで
経験者のほとんどがPTSDを発症するらしい。

野風の場合は自分の意志で臨むわけだから、ちょっと違うけど。
いや、だいぶ違うか。

まあ、これは喜市君のお母さんと対応するのだろうね。
やはり麻酔なしの手術をしたし、
「歴史の修正力」を仁が初めて意識させられた出来事だった。


で、その「歴史の修正力」だけど…

野風が身請けされ、その先で出産することを阻止してしまったために
未来の未来(ミキ)が生まれなくなるというパラドックスが生じたわけで、
野風の病気云々よりも出産が実現することこそが「修正」だと思うんだけど
今回のこの展開では、出産を妨げようとしている様にしか見えない。

例の頭痛も起きちゃうしさ。

父親が違うから?
でも、大きな意味で未来(ミキ)への血筋は続いていくことになる。
まるきり「なかったこと」になっちゃう方が問題じゃないのかなあ…
「なかったこと」の方が優先されるとしたら、歴史を変えることは許されてるってことになるんじゃ?

原作には未来(ミキ)は登場しないらしいから
もしかしたら野風は子供を産まないまま亡くなることになっていたのを
仁により今の様な状況になった…という流れなのかもしれない。
それなら、この出産に「歴史の修正力」が大きく働きかけてくるのは納得。

原作とドラマの間にパラドックスが生じてしまった?

…と思ってたら、咲が指摘してきた。
未来(ミキ)のことで、仁は既に歴史を変えているのだと。
だから、歴史が変えられるのだと。

う~ん、やっぱ落としどころはここにあるってことかな?
それとも、すり合わせ?

それにしても咲ったら、すっかりSF脳(笑)


野風の出産と龍馬の大政奉還を交互に映す演出は
ちょっぴりアザトイ感じがしなくもなくもなくも…だったけど

まあ、クライマックスに近づいてる感はあり、緊張感は高まったな。

先回、仁の青い考えに龍馬の内面が影響されるのが興味深いと思ったんだけど
考えたら龍馬って元々、武力で捻じ伏せる方法を避けるが故に大政奉還を推し進めたんだよね?
もう歴史(だけじゃないけど)に弱い私なので困るわ(笑)

つまり、仁が龍馬の心を動かしたのは事実だけれど
それで歴史を違う方向へ導いたのではなく、元々の歴史に軌道修正したことになる。

仁が出現したことそのもので既に色々な変化は生じてしまっているから
歴史の大きな流れだけは変わらない様、仁自身も「修正力」に使われてるってこと?

あ゛~、タイムパラドックスって好きなんだけど
頭悪いから考えれば考えるほど分からなくなる(笑)


龍馬の有名な写真に仁も写ったこと
船中八策に、仁が教えた保険に関する一策が加えられたこと
これは凄いよね。

仁自身が未来に戻れるかどうかは知らないけど
物語の最後には未来に視点が移って
仁でも他の誰かでも良いから、
この2つの変化を当たり前の歴史として眺めているシーンが入ると面白いな。

ともあれ今回は
野風と咲の迫力ある演技が良かった(^^)






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『JIN-仁-』第7話 - 2011.06.05 Sun

第7話『永遠の愛と別れ』


長芋の中より出でたる虫たちの江戸の芋にもすくいたるかな


「歴史の修正力」という言葉が連呼されている今シリーズ。
この力と仁との戦いのクライマックスが龍馬暗殺になるのかも…
と思われる展開になってきたけど、その前に
実在者@龍馬から、この物語のオリジナル・キャラ@野風に視点は移る。

仁のタイムスリップにより最も大きな影響を受けたのは
彼の治療を受けた誰かではなく、実は咲なんだと思う。
で、二番目はやはり野風だろう。
だから、彼女に対し「歴史の修正力」は行使されなければならない。

だから、仁の手術により命を救われただけでなく、
全く新しい人生を歩み出していたはずの野風が
今になってガンの転移が分かり余命宣告を受けることになったのも納得。


余命は2年。
仁が江戸に来てから2年経ったところだから、
もしかしたら元々の歴史では、まさにこの年に野風は亡くなっていたのかもしれない。
つまり、彼女の命は2年延びただけだったのかも?

元々の歴史では、病を抱えたまま身請けされ
相手の子供を産んでから亡くなったのだろうと思われる。

仁に出逢った今の野風は、自由になったとはいっても結局は上手く行かず
仁のために再び苦界に身を沈めようとしたところをルロンに救われた。
ある意味、花魁→身請けと似たパターン>コジツケ?

そして今、彼女はルロンの子供を妊娠中。
時間が少し延びて、環境が変わって、相手の男性も別人になっただけで
病を隠して出産しようとしているのも、その後に死が待っているのも同じ。


でも、まるきり同じじゃないところに救いがあるよね。
短い期間とはいえ頑張って生きてきたんだし
妾ではなく正妻になれたんだし
それにやっぱり、ルロンと一緒にいると安らげるという彼女の言葉は嘘ではないと思うな。
仁に対する思いとは違うけれど、それも一つの愛だと思うな。

↑結構ここに拘っている私(笑)

まあ、咲が推理する様に
何としても子供を産むという決意は大きな意味では仁のためかもしれない…
それが彼女ならではの愛の示し方なのかもしれない…

でも、何より母親としての決意なのだと思うな。
「2年も…」
と喜ぶ姿に表れていると思う。


それにしても、咲ってば
コーヒーやシャンペンを飲む姿がてんで可愛い上に
野風の心も龍馬の歌も解読してみせる賢さも発揮。

前者なんてSF読み込んでるなあ!って感じ(笑)

野風の子供も自分が取り上げると言ってるし
そうすると、医者としてもさらに一歩踏み出すことになるし
やっぱ、仁によってどんどん変わっていく。

「歴史の修正力」は咲に大きく及ぶことになるのだろうか?
ちょっと心配。

ももももしかして

野風が結局のところは未来の未来(ミキ)へと繋がる子孫を生み出し
早くに亡くなってしまう様に
龍馬の暗殺も多少の違いが生じるかもしれないけど結果的に遂行され
歴史が大幅に変わることはない…
という結末だったりして?

でも、野風も龍馬も少しの外的変化と共に多くの内的変化を遂げた様に
個々の人々の心には仁の足跡は大きく残った…
という結論だったりして?

で、その結実がという人間…
なんて感動どころになったりして?

↑ちょっと妄想してみました(笑)






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